遙たちは家に戻って、食卓を囲っていた。今日の晩御飯は麻婆豆腐と卵焼きと豚汁のようだ。

しかも驚くべきことに全て炎火が作ったのである。家事全般ができないように見えるのに実は得意だったらしい。

「なんだ、お前家事得意だったのか。」

 遙もどうやら炎火がそれ系のことは全くできないと思っていたのであろう。本当に意外そうな顔をしている。

「失礼ですわね。私だって女の子ですもの。これくらいできますわ。」

 その隣でうらやましそうな目で那雪姫が炎火を見ていた。

「すごいですね。私もここまではできませんよ。」

 それからは三人とも今までのことを忘れてただの友達として話しながら夕食をとった。三人とも食べ終わっても暫く話し続けていた。

「遙君も部活に入ったらどうなんです?結局今まで入ってはいなかったでしょう?」

 ふと話題が遙の部活のことになった。遙は生徒会の手伝いというかたちだったため、正式な生徒会役員というわけでもなく、

かといって部活に入っているというわけでもない。いつもふらっと生徒会室にやってきては那雪姫と話しているか、

生徒会で手伝いをしているだけで基本的には帰宅部というものだった。

「入ってもいいんだけど面白い部活なんかないじゃないか。おまけに他の部活にはいったら那雪姫と一緒にいられる時間が減るし。

それにあそこでわいわいやってる方が、運動するよりは建設的だし。」

「でも、これからどうなるんでしょうね。このあたりは高校といえば麦山高校ですし、近くには高校がなかった気がするんですけど。」

 那雪姫がふと転校先のことを口にした。そのとたん。

「はいはーい。久しぶり〜、はるちゃん。あ、なゆちゃんも久しぶり〜。あれ?隣にいるのは鷹真奈美のところのほのちゃんかな?」

 いきなり現れた和はいきなり早口で話し出す。いきなりのことに遙たちも驚いている。

「ん?これは何?もしかして、ほのちゃんも?うっわ〜。

はるちゃん、手がはや〜い♪でもいっとくけど、何人囲っても子供はできないよ?」

 あらんばかりの誤解を連発して自ら顔をあかめている和。さすがの遙も黙っていられなかったのか、

「ちょっとまて、母さん!!なんかものすごい誤解をかましてるみたいだけど、俺らはそんな関係じゃないからな!!」

「あら、あなたがその気なら、私は炎火がいてもかまいませんよ。」

 大声でまくし立てる遙の声に隠れてはいたものの、那雪姫はとんでもないことを口走っていた。

「へっ?」

 その那雪姫の言葉が聞こえていたのだろうか、炎火が素っ頓狂な声を上げる。

遙は気づいていないみたいだが、和はちゃんと気がついているようだ。

「だってさ。はるちゃん。いいじゃない。こんないい奥さんもって。愛人もってもいいみたいよ。うらやまし〜ね、このこのぉ。」

「なっ・・・ば、馬鹿言ってるんじゃない!俺は那雪姫一筋だ!!」

 顔を真っ赤にして声を荒げる遙。しかし、そんな遙をからかうのが楽しいのか、和はからかい続ける。

「そんなこといっちゃって〜♪その割には美味しそうに食べてたじゃない。ほのちゃんの作った夕ご飯。

あれはどう見てもただ美味しいものを食べてるって感じじゃなかったな〜♪

なんか、恋人の作ったご飯を食べてるような感じだった気がするけどな〜♪」

「こ、このっ・・・!!!」

 さすがに我慢の限界だったのか和に詰め寄る遙。が、そこは遙の母親。遙の扱い方をよく知っていた。

「あれ〜?怒ってるってことは図星ってことかなぁ〜?昔からはるちゃんは図星を指されるとすぐに怒っちゃうんだからぁ〜。」

「うぐっ・・・・。」

 どうやら軍配は和の方に上がったようだ。遙はしぶしぶながら席につく。

「でもさぁ、実のとこどうなの?はるちゃんがなゆちゃん以外の女の子を家に招くってことはいままでなかったじゃない。

こっちに来るまでにも仲のいい女の子がいたけど、家には連れてこなかったし・・・。やっぱり気があるんじゃないの?」

 和はしつこくも事の真相を聞きだそうとしている。それほど遙をからかうのが面白いのだろうか?

いや、和の表情からはそのような意図は読み取れない。

「鷹真奈美は今家がないんだよ。正確には家出中ってとこ・・・でいいのか?」

「どうなんでしょう?でも、戻る気がありませんから独り立ちというところですわね。」

 炎火の今いる状態がいまいちはっきりしないが、独り立ちというのも微妙に違う気がする。

「で、転校先が決まるまではこのまま家の開いてる部屋を貸そうかと。」

 遙が炎火をここにつれてきた理由を和に話したが、やはり和は納得していない。

「う〜ん。そんなはずないんだけどなぁ。さっきの夕飯のときの表情もそうだし、

ちょっと前のここを貸すっていう話のときにはるちゃんがほのちゃんを見てた表情からも、

どう考えてもただの友達を見てるような感じじゃなかったんだよねぇ。どちらかっていうと恋する乙女って言うか・・・」

「ちょっと待て!!何でここを貸すときのことしってるんだよ!!って言うかいつから俺らのこと見てた!!

それと恋する乙女ってなんだよ!乙女って!!俺は男だ!!」

 遙の最初の疑問の部分は問い詰めるに値するが、二つ目はツッコミどころが違う気がする。

が、和はそんな遙を完全に無視して、諭すように続ける。

「だめねえ、はるちゃん。恋っていうのは本人の気づかないうちにしちゃってるものなんだよ?

第一、なゆちゃんとは恋を通り過ぎてそっこーで愛しあっちゃうような仲になっちゃったから実感としてないんじゃない?

少なくともはるちゃんは今、確実にほのちゃんに恋してるよ。断言できる。」

 そういわれて遙はふと炎火の方を見るするとちょうど炎火も遙のほうも見ていたため視線があってしまった。

そんなこといわれたために無意識のうちに意識してしまったのだろうか、二人は顔を赤らめて、互いに顔を背ける。

「で?何で俺が炎火に恋してるって言うんだ?根拠でもあるのか?」

 遙はうっすらと紅い顔で和に問い詰める。

「親だからね。はるちゃんの考えてることはお見通しよ♪」

 いい加減だが、それでいて説得力のある根拠である。

「まあ、あとははるちゃんしだいよ♪ほのちゃんは自覚してるみたいだし。」

 和の言葉に顔を赤らめてうつむく炎火。どうやら、出鱈目を言っているようではないようだ。

「で?本当は何しにきたんだ?まさか用件がこれだけってことじゃないだろう?」

 遙がそういって和に本題に入るように促す。

「そうそう。みんなの転校先が決まったよ。残念ながらちょっとバラバラになっちゃうけど。」

「で?どこに転校するようになったんだ?」

 そういって遙がどこに転校するのかを聞く。

「えっとね・・・まずアンナちゃんが國崎高校。これは青森だね。」

 その言葉に目を点にする遙たち。まさかそんなところにいくことになろうとは思っていなかったようだ。

「で、灑薙麗ちゃんが鳳鵠高校。これは岡山だね。」

 ここまでの話を聞くだけでどうやら全国に散らばってしまったらしいことは明らかである。

「そしてクリスちゃんは南白町高校の数学教師。これは大阪だね。あと、闇音ちゃんは琉球高校。

ま、言わずもがな、沖縄だね。そして最後にはるちゃんとなゆちゃんとほのちゃんだけど、

三人は・・・いや、正確には四人になるのかな?あ、もしかしなくても五人になるか。

えっと・・・まあ、はるちゃんたちは一緒の高校に行って貰うわ。」

 遙と那雪姫が同じ高校になるとは予想していたのだろうが、まさか自分までという表情をしている炎火。

「えっと、みんなには聖メルス女学園ね。ちなみに場所は東京よ。」

 その言葉にみなが目を点にしている。そして一番に口を開いたのは那雪姫だった。

「えっと・・・女学園なんですよね?そこ・・・・?」

 その質問に不思議そうに首をかしげながら和がそうだと答える。

「俺、男なんだけど。」

 遙が顔を赤らめて一言。

「仕方ないじゃない。三人・・・いや、四人・・・でもない。五人かな?それだけ一気に入れる高校はそこしかなかったんだから。

だからはるちゃんは女装して通って頂戴ね。あ、神格になってるから性別を変えるなんて朝飯前だったね。」

 どうやら、みんなで通えるようにという和の配慮のようだが、さすがに女装、

もとい性別を女に変えて通えというのに遙は少なからず嫌悪感を持っているようだ。

「お、俺に女になれと・・・?」

「あ、可愛いかもしれませんね。」

 那雪姫の感覚も少し標準とずれているようだ。本来なら自分の夫が女になって女学園に通うような真似、許しそうにないものだが。

「ちょっと見てみたい気もしますわ。」

 そういって微笑む炎火。遙はその表情を見るとばつが悪そうにそっぽを向き、和のほうを見る。

「そういえば、さっきから四人だの五人だの言ってたけど何のことだ?」

 さすがは遙、どうでもいいようなところまでしっかりと聞いているのは抜け目がない。

「えっと、実際そこには今のところ、四人で通ってもらうことになるんだ。入っといで、琉羽(るう)ちゃん。」

 和がそういうとロビーのドアが開き、一人の少年とも少女ともつかない10歳ぐらいの子供が入ってきた。

遙はその子をじっと見ていたが、ふとあることに気づく。

「あれ?この子、なんか那雪姫に似てないか?いや、似てるって言うよりも目元なんかそっくりなんだけど・・・。」

 那雪姫も何かに気がついたのか、遙に告げる。

「でも、口元はあなたにそっくりじゃないですか?」

 そういってじろじろ見ている二人に琉羽は首をかしげていたが、何かを認識したのか、いきなり那雪姫に抱きついてとんでもないことを言った。

「お母さん♪」

 その一言に和以外の三人は凍りついた。あまりに固まっているので琉羽は不思議に思ったのか遙に向かってもとんでもないことを言った。

「?どうしたの?お父さん?」

 この言葉で完全に那雪姫と炎火の思考はフリーズした。一方、遙は思考をフリーズさせながらも、和に何のかをたずねる。

「紛れもなく二人の子供だよ。名前は九重琉羽。で、一緒に高校に行ってもらう子だよ。」

「ちょっと待て。何で俺と那雪姫の子なんだ?俺らしたの最近なんだけど。っていうか、九重の男は基本的に種無しじゃなかったのか?」

 そう。九重の家に生まれた男は自らの子をなすことができないのである。理由ははっきりとしていないのだが。

「そうだよ。だから二人の遺伝子を髪の毛から取って創ったの。だから紛れもなく二人の子供なんだよ。」

 そういわれて改めて琉羽を見る二人。そういわれれば琉羽が二人にそっくりなのは説明がいく。

その事実を先に認めたのはなんと遙のほうだった。

「そっか。子供か。」

 そういう遙の顔はいままでにないぐらいに穏やかなものだった。そう。遙は自分の子供がほしかったのだ。

九重の男は自分の子をもてないというのが遙の悩みなのである。

たとえ二人の行為の結果の子でなくても、琉羽は確実に自分の子であるということが遙は嬉しいのだ。

那雪姫はその光景を見て二人に近づくと琉羽の頭をなででしゃがみ、琉羽によろしくねといって抱き寄せた。

「うん!」

 琉羽は力強く頷くと那雪姫を抱き返した。炎火はそばでその光景を見ていたが、表情には少し曇ったものがあった。

「うらやましい?」

 和はその炎火の表情を見逃さず、傍によってそう囁いた。

「・・・・ええ。なんというか・・・・割って入れませんわ。たとえ那雪姫がいいといっても・・・。」

 和はその曇ったままの表情の炎火に告げる。

「そんなに心配することないよ。遅かれ早かれ、はるちゃんはほのちゃんを求めるから。

ほのちゃんはそれに答えてあげればいいんだよ。大丈夫だって。はるちゃんは今はわかってないんだよ。

自分がほのちゃんに抱いている感情が恋だっていうことに。でも、すぐに気づくよ。だって、はるちゃんは九重の子なんだから。」

 最後の九重の子なんだからというのがよくわからないが、炎火は少し微笑んだ。

「本当に私を必要とするんでしょうか?」

 炎火のその弱気な発言に和がすぐに修正を入れる。

「ほのちゃんははるちゃんが必要なんでしょう?なら、はるちゃんもほのちゃんが必要になるわ。

大丈夫だってば。もっと自分に自信をもとうよ。」

 そういって炎火の頭をなでる和。炎火は気が楽になったのか、和に礼を言うと遙たち三人の輪の中にはいっていった。

「そうそう。遅かれ早かれ・・・じゃないね。この事件が終わるまでに全部この話にもけりがついちゃうか。

ま、なんにせよ準備は早い方がいいか。」

 そういって手のひらに乗っている一本の髪の毛を見ていった。そう。それは紛れもなく炎火の髪の毛であった。

しかし、和はどうしてそれほどまでの確信を持っているのだろうか。どう考えても親だからというような範疇を超えているように見える。

和はその髪の毛を大事そうに持ってきたビニール袋に入れてポケットにしまうと遙たちに言った。

「あ、ちなみに学校に行き始めるのは来月からだから。あと一週間ちょいしかないよ。

だからそれまでにこの事件の始末、つけてね。」

 その言葉に答えたのは遙ではなく炎火であった。和はその返事に満足したのか、その場から消えるようにしていなくなった。



「そういえば、琉羽。お前、俺らの子供なんだけど、なんか俺らから継承したのってあるのか?」

 遙は琉羽との話の中でそんなことを聞いた。

「うんと・・・。ある程度ならお父さんとも闘えるかも。」

 その言葉に那雪姫がそうでしょうねといって頷く。まあ、一族一位九重の中でも桁外れの力を持ち、

最強と呼ばれる遙と二位とはいえ遙に肉薄する実力を持つといわれる那雪姫の子であるから当たり前といえば当たり前だが。

「じゃあ、ちょっとやってみるか。」

 そういって朔夜を手に持つ遙。が、普段は話さない朔夜が突然遙に話しかけた。

「おい、ご主人様。まさかこのままの妾で琉羽ちゃんと戦うわけじゃないだろうね?」

 その声は遙に確認を取る口調というよりも正気か?と聞きたいような口調だった。

「なんだ?まずいのか?」

「はあ・・・よく考えたらどうなの?琉羽ちゃんはご主人様と奥さんの子なんでしょう?

それに最後に母親と会ったのがあの事件のとき。ってことは少なくともこの子は神格になったご主人様と奥さんの血を引いてるわけだ。

そんな化け物同士の子相手に真の姿でもない妾で戦うなんて愚の骨頂じゃない。」

 遙はそういわれてもう一度琉羽を見て朔夜に告げる。

「だな。ちょいと見誤っちまった。おい、朔夜。その真の姿とやらに戻ってみろ。」

「あー・・・良いんだけど・・・ご主人様耐え切れるかな・・・・?」

 朔夜の声は心底から遙を心配していることが読み取れた。が、覚悟を決めたのか、

「ん。わかった。やってみる。でも、ご主人様が耐え切れる保障ははっきり言ってないからね。それでもいいなら。」

 その決意をこめた朔夜の口調に遙も真剣に答える。

「ああ。かまわんよ。第一ここでくたばっていられないからな。」

 その言葉を聴いて満足したのか、朔夜は遙に外にでるようにいう。那雪姫たちは先に近くにある広場に行くようだ。

めいめいに靴を履くと外にでた。遙は庭先で一人になると朔夜に始めるように告げる。

「いくよ。」

 朔夜がそういったとたん、朔夜全体を暗闇が包んだ。遙はそれをじっと見ていたが、突然としてひざを折ると左手を地に着いた。

「ぐお・・・・。」

 遙がここまで苦悶の表情を浮かべたのはおそらく生まれてこの方今回が初めてであろう。

あまりの痛みに遙は反射的に左手で右手を押さえた。しかし、だんだんとその左手の感覚もなくなり、

ついには前つんのめりになるような形で額を地面につけた。

「があ・・・・。」

 そのまま横にたおれたが、それがいけなかったのか、体から急速に力が抜けていくのが遙にはわかった。

しかし、遙はその程度で終わるわけがなかった。全身を貫くような激痛と、全く力の入らない四肢に鞭を撃って何とか四つん這いになる。

朔夜は依然として暗闇が包んでいて一体どうなっているのかがわからない状態だった。

遙は四つん這いのまま壁まで這って行き、壁を左手で持ちながら何とか立ち上がる。

「くそがぁ!!!」

 遙は気合とともに朔夜を持つ右腕を力いっぱい暗闇を振り払うように振りぬいた。

すると手に新しい姿の、いや、真の姿の朔夜が姿を表していた。

真の姿の朔夜は今までの日本刀のフォルムではなく、真っ赤な刀身をし、刃幅が70センチ。

柄はまともな形だが、刀身に施された装飾はまがまがしいと一目でわかり、切っ先はスパナの形をしていて、

数ヶ所に目のように黒い珠が埋め込まれていた。大きさは以前の大きさを超え、2,5メートルはあろう。

全体としては剣の非常にでかいものとして捕らえてもいいが、これほど大きいものはないだろう。大きさに関しては非常識である。

「これがお前の真の姿ってか?」

 息も絶え絶えに遙が朔夜に確認を取る。

「そうよ。どう?」

 どう?ときかれて遙が返事に困る。さすがに遙にしても非常識のレベルに入るらしい。

「どう・・・・って・・・・。なんか、魔剣って全体で表現してるな。

いや、確かに大きさの割りに、重さは全く感じないし、前に比べりゃあとんでもないほどの力を持ってるのもわかるが・・・・。

ここまできたら『朔夜』っていうよりも『裂躯闇』って感じだな。」

 そういって言葉を濁す遙。が、朔夜はこのフォルムが気に入っているようだ。

久しぶりにお気に入りの姿になれたーなどとのんきなことを言っている。

「まあとにかくだ。みんなの待ってるところにいくか。」

 遙はそういって魔剣『裂躯闇』を肩にかけ那雪姫たちが待つ広場に向かった。






あとがき


ということで、第七話をお届けします。

(フィーネ)八月に更新してから結構時間経ってるんだけどなんでかなあ?

だってネットできなかったんだもん。仕方ないだろ。

(フィーラ)でも、友達の家だとできたんじゃないの?

仕事が忙しいんだから、そうそう行けないって。せっかくの休日なんだから、しっかりと休ませてやらないと。

(フィーネ)そう言われると反論の使用がないわね。

でも、ちゃんとこうして更新したんだからいいじゃないか。

(フィーラ)ちょくちょく更新することができるしね。

まて。俺の書くスピードが追いつかんて。前みたいに書きだめもないし。

(フィーネ)書くべし!!!

わかってる!!書くから、その日本刀をしまえ!!っていうか、なんでフィーアも持ってるの!!

(フィーラ)えっと・・・。久しぶりに?

(フィーネ)殺っちゃえ〜♪

待てー!!!

(フィーネ&フィーラ)重ねかまいたち!!

きゃああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!

(フィーラ)久しぶりにすっきり♪

(フィーネ)じゃあ、第八話で〜♪


怪盗Xさん、投稿ありがとう〜。
美姫 「次回は、更に進化した魔剣での戦いね。くぅ〜、私の血が騒ぐわ」
こらこら、物騒な事を言うなよ。
美姫 「まあまあ」
って、お前が言うな、お前が。
美姫 「それよりも、炎火と遥の仲が…」
ああ、どうなるのか楽しみだな。
美姫 「怪盗Xさん、次回を待ってますね〜」
待ってまーす。



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