はじめに
本編再構成物です。
ですが、すでにレンと晶のルートは通っています。
美由希ルートの「お前は俺の〜」発言もすでにしてあります。
時間軸は本編開始と同時期です。
恭也は誰とも付き合っていません。
上記の設定が嫌な方は戻ってください。
これを見て気分を害されても一切責任持てません。
とらいあんぐるハート3 〜神の影〜
第1章 「新たなる始まり」
4月6日(木) 稲神山渓流地帯上流 AM6:11
誰もいないであろうこの時期と時間の森の中に、なにかがぶつかり合う音が響き渡る。
その場所では、第三者から見れば殺し合いをしているようにしか見えない戦い―――本人たちは鍛錬と称する―――が行われていた。
「・・・はぁ〜、よくあれだけ動けるね〜」
「・・・・・・姉上と恭也さんの体力は尋常じゃありませんから」
苦笑しながらその戦いを見物しているのは、先に打ち終えた二人の美少女―――高町美由希と神影瑛である。
そして二人の視線の先には小太刀サイズの木刀を二本ずつ持ちながら、激しく打ち合っている青年と女性がいる。
青年―――高町恭也が右の木刀で放った突きを女性―――神影桜花は右の木刀で捌き、左の木刀で胴を薙ぐ。
それを恭也は同じく左の木刀で防ぎ、右足で鳩尾を狙い蹴り込む。
桜花は咄嗟に後退しかわす。
それを見越していた恭也は、ほとんど時間差なしで桜花との間合いを詰めて―――
御神流 奥義之弐 『虎乱』
右の木刀で一刀での乱撃術である『虎乱』を放つ。
それを二刀を使って全て捌ききり、後退する桜花。
尚も追いかける恭也だが、桜花が右腕を振ったので、その場で急停止してしゃがみこむ。
刹那、恭也の首のあった空間にヒュッ、と風を切る音と共に鋼糸が通過し、恭也は向かってきた三本の飛針を叩き落す。
その間に距離をとった桜花は、恭也の体勢が整わないうちに攻勢に転ずる。
体を捻って右手を後ろに下げ、美由希を上回る速度で恭也との間合いを詰めて―――
御神流 奥義之参 『射抜』
強烈な踏み込みと共に刃が奔る。
「くっ・・・!!」
それを恭也はなんとか捌いて―――
御神流 奥義之六 『薙旋』
自らが最も得意とする奥義で反撃する。
御神流 奥義之六 『薙旋』
桜花もそれを受けるのではなく、『射抜』から派生させた『薙旋』を、恭也より僅かに遅れて放つ。
木刀で放ったため、お互いに本来の威力と速度が出なかったが、互いに四撃全てを打ち合って離れる。
離れる際に桜花が投げた飛針を恭也は全て叩き落す。
再び間合いを詰める桜花。
恭也はその桜花を飛針で牽制する。
それを叩き落すのではなく全て避けた桜花は右の木刀で恭也の胴を薙ぐ。
右の木刀で防ぎつつ恭也は左側に回りながら死角から左の木刀を振る。
見えていないはずのそれを察知した桜花は、咄嗟に右肩から恭也に体当たりをして、恭也の左の攻撃を潰す。
「くっ・・・」
さらにその体勢から身を捻って、振り向き様に左の木刀の逆手に持って、恭也目掛けて突き出す。
が、それを予測していた恭也は、体当たりをくらった瞬間に後方へ跳ぶ。
刹那、恭也のいた空間を桜花の突きが通過する。
桜花が追撃をしなかったので、再び距離が開き今度は膠着状態になる。
睨み合いが続く中、先に動いたの恭也だった。
飛針を二本投げながら距離を詰めてくる。
桜花は、それを左に避けてかわしたが、予め読んでいたのか、避けた先に三本の飛針が飛んでくる。
「っ・・・・・・」
『神速』に入る以外にかわすことができないと判断した二本を叩き落し、残りの一本を避ける。
さらに左からしゃがんでかわせる高さに鋼糸が奔る。
さすがに木刀では鋼糸を切断するのは難しいので、やむなくしゃがんでかわす桜花。
既に剣の間合いに入っている恭也は、左の木刀を桜花に突き出す。
今度は右に跳ぶ桜花だが、恭也の太刀筋がそのまま桜花を追うように横薙ぎに変化する。
それを左の木刀で受け止める桜花だが、それとほぼ同時に来た恭也の蹴り込みを、受けている左の木刀に力を込めて体を後方に移動させてかわそうとする。
「っ!?」
しかしそれこそ恭也の狙いであり、桜花が力を入れると同時に左腕の力を抜く。
それによって桜花の行為は無効化されてその場に一瞬停滞、左腿に蹴りをくらってしまう。
さらに右の木刀で桜花目掛けて刺突を放つ恭也だが、右足が地面についていた桜花は右足の力のみで後方へ跳び、間合いの少し外に出る。
ただ、お返しとばかりに恭也の左足に左の木刀で打撃を与えていたが・・・・・・
着地と同時に痛む左足に鞭を打って、桜花は間合いを詰めて『神速』支配の領域に入り―――
御神流 奥義之伍 『花菱』
手数で攻める。
一方、遅れて『神速』支配の領域に入って恭也が目にしたのは眼前に迫る桜花の姿であった。
御神流 奥義之伍 『花菱』
桜花の『花菱』を『花菱』で返す恭也だが、スピードは桜花に劣っているので徐々に手数で圧倒され始める。
やがて対応できなくなった一太刀が恭也の右肩に入る、と同時に両者ともに『神速』支配の領域から出る。
小太刀の間合いで打ち合っていた両者だが、恭也がさらにその距離を詰めつつ左の小太刀で刺突を放つ。
それは右に避けつつ捌いた桜花だが、そのすぐあとに『神速』支配の領域に入った恭也の放った左中段回し蹴りを避けきれず、くらってしまう。
蹴りによって体勢の崩れた桜花の隙を見逃さず恭也は
御神流 奥義之六 『薙旋』
追撃する。
恭也が『薙旋』を放つ前に間一髪、『神速』支配の領域に入れた桜花はなんとか捌こうとするものの捌ききれず、四撃目を右肩に攻撃をくらってしまう。
間合いから離脱するために力が入らない左足を無視して、右足だけで後方へ飛ぶ。
「っ!?」
離れつつ顔を上げて桜花が見たものは、右の木刀を引いて『射抜』の体勢で突っ込んでくる恭也だった。
色の落ちたゆっくりと進む世界で恭也と桜花だけ通常通りに動き、
御神流 奥義之参 『射抜』
御神流 奥義之肆 『雷徹』
地面に着地後すぐに、恭也の『射抜』を最も得意とする『雷徹』で迎撃する桜花。
「っ!?」
突き出された木刀を粉砕するが、崩れた体勢で無理に打った『雷徹』の後である上に、先の左足への打撃のダメージも抜けていないため、桜花は地面に左膝をつく。
その隙を恭也が逃すはずもなく、残った左の木刀を桜花の首に添える。
それと同時に二人とも『神速』支配の領域から出る。
「・・・・・・降参です」
桜花のその言葉をきっかけに奥義合戦―――いや、春の山篭りは終了した。
「ふぅ・・・・・」
鍛錬後、桜花は汗を流すためにちょっとしたシャワーにもなる滝にやってきた。
汗を掻いた服のままで滝の中に入り、そのまま禊に近い状態で滝に打たれるままに立っている。
薄紫色のセミロングの髪が桜花の肌に張り付き、何ともいえない艶っぽさを出す。
流石に透けないものの濡れた服が桜花の体に張り付いて、否が応でもそのスタイルが強調される。
「・・・・・・・・・姉妹でこの差は不公平です」
いつの間にかやってきた瑛は姉の体を見てため息をつく。
二人とも容姿端麗な綺麗系の美女と美少女だがスタイルに差があった。
桜花は170cm、B88W59H88のモデルのようなプロポーション。
瑛は黒髪のロングヘアで163cm、B79W55H82のスレンダーである。
戦闘者としては瑛の方が向いているのだろうが、やはりそこは女の子、スタイルの良さには憧れるというもの。
ちなみに桜花と瑛の年の差は3つ。
だが桜花が瑛の年の時のバストは82cmであった。
そのことが瑛を不安にさせている。
閑話休題
「ふっふ〜ん♪ 恨むんなら、自分の女性ホルモンを恨みなさい♪ ・・・で、用件は?」
「くっ・・・・・・と、そうでした。 姉上、ご飯です」
悔しそうに歯噛みしながらも、瑛は恭也からの伝言を伝える。
思ったより時間が経っていたらしい。
桜花が濡れた服を脱ぐと、瑛が「うっ・・・」と呻き声を上げる。
「・・・・・・ああ、父上、世の中は理不尽でいっぱいです」
「大丈夫だよ。 そういうのがいいって人もいるから」
そう言いながら桜花は、用意していたタオルで体を拭くと新しい服に着替える。
流石に春先での水浴びは結構冷えるらしく、桜花は少し身を震わせると濡れた服の水気を取って、恭也たちのいるほうへ向かう。
フォローになってない言葉を聞いて少々凹んだものの、瑛は桜花が忘れ物してないか確認し、その場をあとにした。
「・・・・・・桜花さん遅いな、何かあったのか?」
「はぁ、恭ちゃんだもんね」
「・・・・・・? まあいい。 とりあえず、触るなよ」
「・・・酷いよ、恭ちゃん」
会話をしながら手伝おうとした美由希の手を制する恭也。
今は合宿最後の食事を作っている最中であるが、もしそれに美由希の手が入ろうものなら、明日の入学式に間に合うかどうか怪しくなる―――というか欠席は確実だ。
恭也はまだ始業式だからなんとかなるが(なるのか?)、美由希と瑛は流石に入学式を休むわけにはいかない。
桜花も始業式だが、転校生なので早く学校に行くに越したことはない。
そんな事情とは関係無しに、恭也は―――というか恭也に限らず知っている人は美由紀の手の入った料理を食べたくないだけだが。
別に美由希は味音痴というわけではないのに、なぜか作る料理は素材の原形を留めない劇薬以上のものになる。
アレはいかなる存在であろうとノーダメージとはいくまい。
「おまたせしました〜」
「任務完遂しました」
そこへ桜花たちが戻ってくる。
「っ!? 恭也さん、まさか・・・・・・」
恭也の近く(正確には調理中の料理の近く)にいる美由希を見た桜花が、深刻な表情で恭也に問いかける。
「大丈夫です。 美由希の手は入っていません」
不安そうな桜花を安心させるように、かなり真剣な表情で美由希の介入を阻止したことを伝える恭也。
「ぐっじょぶ、です」
そんな恭也の働きを称えるかのごとく、無表情ながらもサムズアップする瑛。
「・・・・・・みんな酷いよ」
「「「酷いのはお前(あなた)の料理だ(です)!」」」
「ふぅ・・・」
「「「「ごちそうさま(でした)」」」」
飯盒で炊いたご飯に川で釣った焼き魚、高町、神影両家から持ってきた梅干や沢庵等の朝食が終わる。
「そろそろ・・・・・・・・・かな」
「・・・? なにがです、姉―――」
ピリリリリリ、ピリリリリリ
瑛が桜花に尋ね終わる前に小さなベルの音が鳴る。
「あ、私の携帯だ」
美由希は立ち上がるとテントの脇に出してある自分のバッグの中に手を突っ込む。
「あ、家からだ」
美由紀が手に取った携帯の液晶画面には、見慣れた番号―――高町家の番号が表示されていた。
「はい、もしも―――」
《なにやってんですかーーー!!》
美由希の言葉は、いきなり聞こえてきた怒鳴り声に掻き消された。
《いったいどこで何やってんですか、あなたたちは!! 今日が何日だかわかってる!? 初っ端から遅刻する気ですかぁ!!》
周囲に響き渡る、少女の幼さを残しながらも迫力のある怒声に、桜花以外の面々が呆気に取られる。
特に美由希は、耳元で聞いたのがまずかったのか、フリーズしている。
「・・・もしもし、アリサ? 桜花だけど、今日の日付は勿論分かってるよ? 今は稲神山山中の渓流地帯で朝ごはんが終わったところ」
何事もなかったかのように電話の相手―――アリサ・ローウェルに対応する桜花。
言葉を言い終えたところで、桜花は電話を自分の耳から離す。
と、同時に
《桜花さんーーー!! 恭也兄さんたちだけならともかく、あなたがいながらこの様はいったいなんですかーーー!!》
再び響く怒声。
怒りで我を忘れているのに、アリサの言葉遣いは多少汚くなっているが、平時とあまり変わりない。
ただ大声で怒鳴っている辺り、とてもお嬢様学校の聖祥に通っているとは思えなかった。
閑話休題
「たまにはこんなスパイスもいいかなぁ、と思っちゃったり♪」
《しないでくださいーーー!! っていうかわざとですか!! こんなと―――桃子母さん? あ、ちょっと・・・・・・》
またも耳から電話を遠ざけていた桜花は、相手が代わったと思って再び電話を耳に当てる。
《桜花ちゃん? 桃子だけど・・・》
予想通り電話の相手が、アリサから居候の多い高町家のお母さん―――高町桃子に代わる。
「はい、どうしました?」
《その分だと状況は桜花ちゃん理解しているみたいだけど、とりあえず皆は無事?》
「ええ、私以下山篭り参加者は至って元気ですよ」
《ふぅ・・・とりあえず恭也に代わってもらえるかしら》
桜花は恭也に携帯を渡す。
それでようやく我に返った恭也は、桜花から電話を受け取る。
その間に桜花は、フリーズした美由希の再起動と瑛を正気に戻すために奔走する。
「・・・・・・もしもし、どうかしたのか、か―さん」
《恭也? どうかしたのじゃないでしょ? 昨日戻ってこなかったから、みんな心配してたのよ》
「・・・・・・は? 昨日?」
《・・・やっぱり。 とりあえず、時計か何かで、今日の日付を確認なさい》
言われるがままに恭也は、愛用のクリップ時計で日付を確認する。
―――――『4月7日』―――――
「・・・・・・・・・」
ついでに時刻を確認すると現在、AM7:09。
「・・・・・・急いで帰る」
《はぁ、気をつけて帰ってくるのよ!》
「わかってる」
《あ、駅に着く少し前に、店に電話して! 車、出してもらうから》
「・・・わかった、助かる」
電話を切って周りを見ると片付けの大半が終了していた。
美由希と瑛は着替え終えて荷造りをしているし、桜花はゴミの始末をし終えて、お茶を飲みながら寛いでいる。
「恭也さん、急いでくださいね〜♪」
恭也は釈然としない何かを感じながらも、服を着替えて自分の荷物を纏め始めた。
数分もしないうちに、全員が自分の荷物を纏め終えて、帰り支度が完了する。
「美由希、忘れ物はないな」
美由希は、練習以外ではいつもかけている眼鏡をかけてあたりを見回し
「うん! オッケ―!」
「瑛、忘れ物は?」
「お―るなっしんぐ」
「恭也さん、こちらは完了です」
「了解」
全員の準備が完了したことを確認すると、四人は少し急ぐように山を下りていった。
稲神山のふもとから、電車を二回乗り換えて約一時間、恭也たちは海鳴駅に着く。
と、恭也たちの前で見慣れた白い車が止まる。
「恭也、美由希、桜花に瑛、お帰り―♪」
車から降りて恭也たちを出迎えたのは、恭也の姉的存在でふたつ年上のフィアッセ・クリステラだった。
「あ、フィアッセ・・・!」
「ご無沙汰で〜す♪」
「・・・・・・お久しぶりです」
「うん♪ 久しぶり。 それと、みんなお疲れさま―」
軽いノリで再会の挨拶をする桜花に、きちんと45度のお辞儀で挨拶をする瑛。
フィアッセも笑顔で再会を喜ぶ。
「あはは・・・ごめんね、フィアッセ。 お仕事中なのに」
「・・・お手数かけてすみません」
「いいよ、いいよ。 ほら、荷物、トランクに積んで。 急がないと間に合わないよ」
確かに間に合いそうなのに、ここで時間を浪費して遅刻では洒落にならない。
恭也たちはすばやく荷物をしまうと、助手席に恭也、後部座席真ん中に美由希、右を桜花で左が瑛と座り込む。
それを確認したフィアッセは車を走らせる。
フィアッセの車は、するすると裏道を通って高町家へと向かう。
ちなみに桜花たちの住んでいる家も高町家の近所にある。
歩いて五分とかからない。
「昨日は、ちょっと心配しちゃったけど・・・・・・でも、みんな無事に帰ってきてくれて、よかった」
「・・・・・・うっかりしてた」
「・・・・・・朝も夜も、なかったからねぇ・・・・・・」
「予想通りの時間に電話がかかってきたので満足でした♪」
「・・・面目ありません」
四者の答えは様々で、特に、分かっていたのに連絡を入れなかった桜花は、性質が悪かった。
「あ、あはは・・・桜花は相変わらずだね〜。 まあ、帰ってきたら、お話ゆっくり、聞かせてね♪」
そんなことを話しながら車は、高町家へと到着した。
あとがき(改訂版)
七彩です。
ところどころを修正しました。
ああ、変更点多いな(汗
精進します・・・・・・
ではでは。
人物紹介(オリジナルキャラクター)
神影桜花 18歳
身長:170センチ 体重:極秘♪
B88W58H86
流派:永全不動八門一派 御神真刀流小太刀二刀術、及び、神影真刀流妖魔滅刀術、他
御神三家の一つ『神影』の次期当主候補で現神影流の当代。
力では恭也に敵わないが、速さは美由希をも上回っており、技は恭也とほぼ互角の実力者。
士郎が他界してしまったため、恭也に伝えられなかった奥義を教えたのは桜花である(もちろん『閃』は除く)。
神影の中でもトップクラスの霊力を持ち、制御力も並外れている。
ただ、それを他の退魔士(特に神咲)から隠すために、左手の中指に霊力殺しの指輪をつけている。
悪戯好きの困ったちゃんで限界を理解していながら、たまに平気で踏み越える節がある。
基本的に人をからかうのが好きだが、たまに自身もからかわれる(ただし、この場合は本人がわざとやっている節があるとかないとか)。
薄紫色のセミロングヘアに大人っぽさを纏った怜悧な美貌、恭也と同じく黒の服を好む。
基本的にお洒落には無頓着だが、悪戯が絡むとその限りではなくなる。
神影瑛 15歳
身長:163センチ 体重:秘密
B79W55H82
流派:永全不動八門一派 御神真刀流小太刀二刀術、及び、神影真刀流妖魔滅刀術
御神三家の『神影』の当主の次女で桜花の妹。
腕力こそ美由希より上だが速さで劣り、技はほぼ互角の美由希のライバル的存在。
桜花にこそ劣るものの霊力はかなり高い。
瑛も霊力殺しの指輪で、霊力を封じている(ちなみに瑛は右手の中指に指輪をつけている)。
無愛想、無表情、趣味:盆栽、とここまでは恭也と同じだが無口ではない。
姉の暴走を止めるストッパー役であり、気苦労が絶えない。
腰まで届く黒い髪のロングヘア、幼さが残る美少女で、桜花と違いそれなりにお洒落はする。
初投稿ありがとうございます〜。
美姫 「ございます〜」
桜花と瑛という二人のキャラが加わって、どんなお話になって行くのか…。
美姫 「非常に楽しみにしてます」
本当に、次回も楽しみだ。
美姫 「次回も待ってますね〜」
ではでは。