はじめに

本編再構成物です。

ですが、すでにレンと晶のルートは通っています。

美由希ルートの「お前は俺の〜」発言もすでにしてあります。

時間軸は本編開始と同時期です。

恭也は誰とも付き合っていません。

上記の設定が嫌な方は戻ってください。

これを見て気分を害されても一切責任持てません。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


とらいあんぐるハート3 〜神の影〜

第2章 「学校へ行こう!」


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいまー」

「あ、おかえりー!! はー、二人とも、無事ね」

 

美由希の声で恭也たちの帰りが告げられると、それに応えたのは桃子だった。

桜花から聞いていても、自分の眼で確かめて安心したのだろう。

 

「まったくもう・・・・・・親にあんまり心配かけるもんじゃないわよー」

「・・・・・・若干反省」

「えへへ・・・・・・ごめんなさい」

 

笑いながらも桃子からは、無事に帰ってきたよかった的なオーラが発せられており、それを感じた恭也は少し罪悪感を覚える。

まあ、真に罪悪感を覚えるべきは桜花なのだが、当の本人はどこ吹く風と気にしていない。

その元凶たる桜花とは、高町家前で既に別れている。

二人は元々住んでいた場所から海鳴にやってきており、歩いて五分とかからない高町家近辺の家に引っ越して住んでいる。

 

「ああ、美由希はシャワー使うんでしょ? 行ってきなさい、準備とかしといてあげるから」

「あ、うん、ごめん・・・お願い!」

 

慌てた様子で、美由希はぱたぱたと、風呂場のほうへ向かっていった。

 

「・・・・・あれ、かーさんは、そういえば何で仕事着じゃないんだ?」

 

普段の桃子なら、この時間は仕事着のはずであり、普段着ではない。

そのことを桃子に尋ねる恭也だが、桃子はそんな恭也を呆れたような目で見ながら

 

「・・・・・・あのね、今日は美由紀とレンちゃん、瑛ちゃんの入学式だもの。 そりゃ当然、桃子さんも行くわよ、ビデオも用意したしね」

「・・・・・・操作、できるのか?」

「ゆうべ、ちゃんとなのはに教わったから大丈夫よ」

 

任せなさい、と胸を張る桃子はふと思い出す。

 

「ああ、なのはと言えば・・・・・・あんたたちが帰ってこなくて一番心配してたの、なのはなのよ。 帰ったら、一番に顔見せてあげなさいね」

 

ついでに一番怒ってたのはアリサちゃんだから、後で説教くらいは覚悟なさい、と付け足す。

それを聞いた恭也は血の気が引いていくのを自覚していた。

高町家の居候、アリサ・ローウェルの説教はかなり長い。

その上、敬語で容赦なく斬り捨てるので、精神的疲労度はかなり高い。

 

(・・・・・・とりあえず桜花さんは巻き込もう)

 

心に固くそう誓う恭也だった。

まあ、恭也が気付かなかったのもあるが、桜花も気付いていながら伝えなかったから、同罪といえば同罪かもしれない。

どっちにしろそれは八つ当たりに近いだろう。

 

「・・・・・・まあ、とりあえずは始業式が終わったらすぐに帰ってくるが」

 

とりあえず、アリサの説教のことは頭の隅に追いやった恭也は、椅子に座って、ポットから急須にお湯を注ぐ。

 

「ん? 恭也は? 時間、大丈夫なの?」

「いや、あんまり大丈夫じゃない」

 

それならなぜ、椅子に座ってのんびりお茶を飲もうとしているのか。

こういったところもアリサの説教が長くなる要因かもしれない。

 

「じゃあ、くつろいでないでさっさと着替えてらっしゃい!」

「む、了解」

 

一杯くらい飲みたかったな、なんてことを考えながら恭也は自室へ向かっていった。

 

 

 

 

 

フィアッセの車で風芽丘学園へ向かう恭也たちは、途中で追いついた桜花と瑛を拾おうとしたが、二人を乗せると定員オーバーになるため、桜花のみ走ることとなった。

 

「くっ・・・・・・こんな形で報復してくるなんて!!」

 

桜花が忌々しげな顔をして、そう吐き捨てたのがやけに印象的だった、と後に桃子は語った。

しかも彼女は在校生ではなく転校生なので、遅刻はまずい。

まずいのだが、この状況を招いたのは桜花自身なので自業自得といえばそれまでなのだが。

 

「こうなったら形振り構ってられません! 全開で行かせて貰います!!」

 

ちらっとバックミラーを見た恭也が見たものは、戦闘時のそれに匹敵するくらいの速度で走っている桜花の姿だった。

というか、疲れは残ってないのか?

一応学校までの道順が分かっているのが唯一の救いだろう。

まあ、恭也たちから見れば自業自得なのであるのだが。

何せ、彼女が教えてくれていたら、こんなに慌てる必要はなかったのだから。

 

 

 

結構ギリギリだが、なんとか時間前までに、恭也たちは風芽丘学園に到着できた。

 

「あー、ぎりぎりセーフね」

「あ、危なかった・・・」

「桜花ちゃんは大丈夫かしら」

 

校門前に止まったフィアッセの車から降りながら、各々が呟く。

車で割とギリギリなのだから、走らざるをえなかった桜花は絶望的―――だと普通は思うだろう。

 

「それに関しての心配は無用だ」

「ええ、まったくその通りです」

 

見ろ、とばかりに恭也は車の後方を示す。

瑛は見なくても分かるとばかりに、風芽丘学園の方へ視線を向ける。

瑛を除いたフィアッセ以下全員が恭也が示した方向を見る、と

 

「・・・・・・あ、あはは」

 

それは誰の乾いた笑いだったのか―――少なくとも恭也と瑛の二人は候補からはずされるが―――桜花が凄まじい勢いで走ってきた。

通行人にぶつかることなく、信号が赤でもお構いなし。

恭也たちの到着から数分で、桜花も風芽丘学園に到着した。

 

「―――はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・つ、疲れました」

 

呼吸こそ乱れているものの、桜花は汗一つ掻いていない。

山篭りから帰ってきてすぐに、これだけの芸当をやる桜花はかなり並外れている。

いや、恭也が今の状態で同じことをやっても、これは不可能だ。

よっぽど置いていかれたのが悔しかったのだろうか?

 

閑話休題

 

「フィアッセ、ありがとね。 入学式終わったら、すぐにお店に戻るから、それまで店長代理、よろしくね」

「YES! がんばります!! じゃ、またね、恭也、美由希、瑛」

 

無事に恭也たちを送り届けたフィアッセは、爽やかに桜花を無視して、笑顔のまま車に乗り込もうとする。

 

「ああっ!? そんな爽やかに無視しないでください!!」

「ふふっ♪ ごめんね、桜花。 またね♪」

「・・・・・・血ですか!? ティオレさんの血なんですね!!」

 

桜花の叫びに共感する部分があった恭也たちだが、あえてその話題には触れず、

 

「ありがとー! フィアッセ」

「助かった」

「お仕事、頑張ってください」

 

桜花の発言を聞かなかったことにした。

 

「うん♪」

「スルーしないでください!」

 

無視された桜花の叫びも虚しく、フィアッセは車に乗り込み、軽いエンジン音を立てて走り去っていった。

 

「・・・・・・はぁ。 とりあえず私は職員室に行かないといけないんで」

 

落ち込んだと思ったらすぐに立ち直り、アデュ〜、と桜花は校舎へ向かって、走り去っていった。

 

「・・・・・・元気ね〜、桜花ちゃん」

「そだね。 じゃあ恭ちゃんも、また後で」

「・・・失礼します」

 

入学式へ向かう桃子と美由希、瑛と別れて恭也は校舎の中へ向かっていった。

 

 

 

 

 

何事もなく始業式が終わり、恭也は海中のレンや晶のクラスを回り終えると、自分のクラス―――3年G組のHRが始まる少し前だった。

同じクラスには、中学時代からの腐れ縁の赤星勇吾や藤代奈津美がいる。

恭也は、始業式が始まる前に選んだ席に座る。

 

「あ〜、席に着け」

 

担任が入ってきたことで、席を離れていた生徒が自分の仮の席に戻る。

淡々と担任が、始業式にありがちな連絡事項を伝え、

 

「―――最後に転校生を紹介する。 神影、入って来い」

 

その声と共に一人の女子生徒が入ってくる。

クラスの男子生徒、女子生徒を問わずにほぅ、と感嘆の息が漏れる。

入ってきた女子生徒は、同性をも魅了するくらいの美貌を誇っていた。

これに恭也は完全に意表をつかれ、彼にしては珍しく驚きの表情を露にする。

そして入ってきた女子生徒―――桜花は恭也の表情を見て心の中でガッツポーズをした。

恭也が気付かなかったのは無理もない。

桜花は、職員室から担任に呼ばれて教室に入るまでの間、気配を完全に絶っていた。

恭也でさえ臨戦態勢でなければ捕らえられないくらいのレベルで、だ。

そのため、担任も一緒に教室に向かうとき、桜花の存在感の無さに何度も後ろを振り返って桜花の姿を確認している。

悪戯が成功した子供のように桜花は上機嫌だ。

 

「はじめまして、神影桜花です。 家庭の都合でこちらに引っ越してきました。 よろしくお願いします」

 

桜花は、にこにこと満面の笑顔でお辞儀をする。

 

「神影の席は高町の後ろだ。 どうせ来週に席替えするから一時的だがな」

「わかりました」

 

クラス中の注目を集めながら、桜花は恭也の後ろの席に座る。

 

「じゃあ、連絡事項は以上だ」

 

担任のその言葉は最後にHRは終わりを告げた。

 

 

 

「・・・・・・あ〜、疲れました、精神的に」

「・・・まあ、そうでしょうね」

 

転入生に対する、恒例の質問攻めを乗り切り、恭也は桜花を伴って下駄箱へ向かって歩く。

恭也としてはここで桜花を逃すわけにはいかないのだ!

アリサの怒りを分散させるためにも!

 

「あ、恭ちゃん」

「姉上」

 

一年生のホームルームも終わったようで、下駄箱へ向かう途中で美由希と瑛に出くわす。

 

「あ・・・学校で『恭ちゃん』は、さすがにちょっとまずいかな?」

「・・・別に、構わないだろう」

「そう? 恭ちゃんがそう言ってくれるなら、私も別にいいんだけど」

「・・・・・・お」

 

人数が倍に増えたところで、刀袋を手に階段を下りてきた勇吾が、美由希を見て微笑む。

 

「美由希ちゃん、久し振り」

「あ、こんにちは!」

 

ぺこり、と挨拶しながらお辞儀をする美由希。

 

「・・・そっちの子は?」

「・・・・・・(チラッ)」

 

しゃべっていいものか、恭也と桜花のほうを見る瑛。

 

「大丈夫だ。 赤星は大体のことを知っている」

 

それに対し恭也の目が「テロのことまで」と語っているのを桜花と瑛は理解する。

 

「・・・だ、そうです。 赤星さん、この子は私の妹で瑛っていいます」

「神影瑛です。よろしく」

「赤星勇吾です。こちらこそ、よろしく」

 

瑛が手を出して勇吾も手を出し、互いに握手を交わしたとき、勇吾がそれに気付く。

 

「竹刀だこ?」

「赤星さんは知っているらしいので言いますが、私たちの家は御神の分家の一つです」

「え・・・ってことは」

「はい、私たちも御神の剣士です」

 

オフレコでお願いします、と人差し指を唇を当てながら桜花は微笑む。

 

「・・・赤星先輩も剣をやるんですか?」

 

瑛が勇吾の刀袋を見て尋ねる。

 

「ああ。 君たちには敵いそうにないけどね」

「逆に劣っていたら困るんですけどね」

 

苦笑しながら言う勇吾に桜花は笑顔でそう答える。

 

「それもそうだね、と美由希ちゃんに瑛ちゃん、入学おめでとう。 新しい制服、可愛いね」

「あ、ありがとうございます―」

「・・・どうも」

 

爽やかな笑顔で褒められて美由希は頬を染め、瑛は無表情ながらも満更でもなさそうだ。

 

「・・・・・・なにを社交辞令に頬など染めている」

「・・・・・・・・・なんだ、社交辞令なんかじゃないぞ。 美由希ちゃん、可愛いじゃないか」

「・・・成程、恭也さんとは違ったタイプのプレイボ―イですね」

 

桜花のそのコメントは実に的を射ていた。

もっとも、本人達は無自覚だが・・・・・・

 

 

 

 

 

晶たちと合流し、校庭で勇吾と別れた恭也たちは、お昼御飯を食べるために翠屋に向かっていた。

 

「赤星さんは、剣道だけじゃなくて剣術もやっているみたいですけど」

「ああ。 草間一刀流っていう流派の道場に通ってる」

 

校庭の剣舞を見た桜花が、剣道だけでは決して身につかないような動きをしていた勇吾のことを尋ねると、恭也の返答は予想通りだった。

 

「それにあいつのほうがパワーは上だ」

「でしょうね」

 

純粋に力比べをやれば、まず勝てはしないだろう。

しかし御神の真髄は、高い機動力による高速戦である。

どんな強い攻撃も、当たらなければ意味がないのだ。

 

「あー!!」

 

住宅のバス停に差し掛かったとき、真っ白な制服に身を包んだ少女たちの中から不意に、大きな声が聞こえた。

 

「・・・・・・おにーちゃん! おねーちゃん!!」

 

人ごみの中からひょこ、と小さな人影が現れる。

 

「・・・・・・・・・なの「なのちゃ〜ん!!」・・・」

 

美由希が名前を呼ぶ前に、桜花が高町家の末っ子、高町なのはに突撃する。

 

「え? 桜花さ――にゃう!?」

「お持ち帰り〜♪」

 

そのままなのはを抱えると走り出・・・そうとして足に何かが引っかかり、転ぶ。

桜花が下敷きになったのでなのはは無傷だ。

 

「ちょっ、恭也さん! なにするんですか!?」

 

足に絡まった鋼糸を即座に小刀で切断してなのはを抱えて立ち上がる。

 

「勝手に人の妹を連れ去らないでください」

「ちぇっ・・・」

 

渋々なのはを開放する桜花。

 

「あ、あはは、ただいま、なのは」

「あ、うん! おかえり―!!」

 

駆け寄ってきたなのはを抱き上げる美由希。

 

「おにーちゃんも、おかえり」

「・・・・・・ああ」

 

恭也を見上げて、ふにゃ、と微笑む笑顔が桜花にジャストミートする。

 

「なの「ふっ・・・」あう!?」

 

再び突撃を敢行しようとした桜花の足を、瑛が引っ掛ける。

 

「あ、あはは・・・・・・」

「相変わらずですなー、桜花さん」

 

予想通りといえば予想通りの桜花の行動に、苦笑するしかない晶とレン。

 

「あ、なのちゃん。 今日のお昼は、翠屋で、みんなでごはんだって」

「あ、ほんと?」

「あぁーーー!!」

 

晶がなのはにお昼の予定を話した直後、少女の怒声らしき声が響いた。

 

「・・・・・・・・・きたか」

「あ、アリサ〜」

 

その声を聞いた恭也は、これからやってくる説教タイムを思い、こっそりため息をつく。

対する桜花は、全く気にせずに、向かってくるアリサに手を振っていた。

なのはより遅れて、恭也たちの元へやってきたアリサは、恭也さえびびる様な闘気を纏って歩いてきた。

 

「なにため息ついてるんですか、恭也兄さん!! どれだけ、なのはやみんなを心配させたと思ってるんですか!!」

「・・・む」

 

こっそりついたはずのため息は、ばっちりアリサに気付かれていた。

 

「そうですよ、恭也さん。 朝起きたら日付を確認するくらいのことはしなければ―――」

「桜花さん! あなたも同罪です!! わざとギリギリまで粘らないでください!!」

 

何気にアリサに加勢していた桜花にも、矛先を向けるアリサ。

場を弁えてはいるものの、限界を知っていながらその境界を平気で跨いでいく桜花には、数え切れないほどハラハラさせられたり悪戯されたことがある。

 

例えば、どうやったのか美由希の料理を見た目だけよくして恭也に食べさせようとしたり(恭也は御神の剣士の本能でそれを食べることは回避した) 、アリサが寝てる間に部屋に侵入すると脛ギロチンを起き上がったら起動するようにセットしたり(その後、アリサによってしっかり報復されていたが)など上げればキリがない。

桜花が中学生のころから始まったそれは、現在になっても収まっておらず・・・いや、レベルアップしている。

長期の休みで高町家に遊びに来たときに猛威を振るったそれらは、程度の低いものから、下手をすれば洒落にならないものまで、多種多様である。

特にティオレと組むと、上限がなくなってしまうため、ティオレ来日の際+桜花が滞在しているときの高町家は、臨戦態勢に入る。

如何にして二人の接触を避けるか・・・もしくは事前に予測して対処するか。

桜花に対する一番の対抗策としては、さらりと流すか無視するかしないと被害は免れない。

かといって無視しすぎると拗ねて何をするか分かったものではない。

第三者から見れば面白いことこの上ないが、当事者たちにとっては非常に迷惑―――いや、困った人種といえよう・・・・・・日常生活においては。

ちなみに時としてティオレは、桜花にも牙を剥くため、桜花とて一概に安心しきるのは危険である。

 

閑話休題

 

「だいたい、桜花さんだけならともかく、瑛さんや美由希姉さんを巻き込むことはやめてください」

「恭也さんは?」

「「無問題」」

「・・・まて」

 

アリサだけではなく瑛も恭也に対しては良いと明言する。

聞き捨てならなかった恭也は口を挟むが

 

「これから授業中に一度も寝ないのでしたら撤回も考慮します」

 

この一言で沈黙してしまった。

 

「では、恭也さんが授業中に寝てしまったら、私が起こすということで」

 

賛同するアリサ。

この時、桜花とアリサの間に盟約が結ばれた。

それを聞いた恭也はサーッ、と血の気が引くのを感じ取っていた。

顔を青くして項垂れる恭也に、なのは以下美由希、晶、レンは乾いた笑いを浮かべるだけだった。

 

 

 

恭也の予想に反して、説教はそんなに長くはなかった(ただし、精神ダメージは大して変わらなかったが)。

大所帯となった一行は翠屋へ直行、お昼御飯を済ませた(ただし、桜花と瑛はお金を払うと主張し、譲らなかった)。

恭也、美由希、桜花、瑛はさすがに疲れたのか、それぞれ家に帰って風呂に入ると布団を敷き、そのまま夢の世界へ旅立っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


あとがき(改訂版)

七彩です。

コツコツと少しずつ修正。

ああ、未熟・・・・・・orz

こんな文章でも読んでもらえたら幸いです。

ではでは。

 

 

 

 

 

人物紹介

アリサ・ローウェル 12歳

IQ200を超える天才で現在は高町家に居候中。

二年前に複数の男に暴行されそうになったところを恭也と桜花に助けられた(その男達は精神崩壊して再起不能とかなんとか)。

その後、桃子たちの提案により孤児院から高町家に移る。

ただ、養女ではなくあくまで居候である。

現在の目標は恭也に彼女を作らせないことである(15歳になったら攻勢に移るらしい)。

ちなみに知人の呼び方は、桃子母さん、恭也兄さん、フィー姉さん、美由希姉さん、桜花さん、瑛さんとここまで敬語とさんづけで、レン、晶、なのはの三人は年が近いので、呼び捨て&ため口である。

 

 


はい、前回のバトルと打って変わり、今回は日常。
美姫 「ほのぼのとしてて良いわね〜」
アリサが中々いい味だな〜。
美姫 「私は桜花ちゃんのキャラが良いわ」
確かに、いいキャラだ。
美姫 「多分、一番の被害者は、妹の瑛と恭也なんでしょうね」
あははは〜。
さて、次回はどんなお話が待っているのか。
美姫 「次回も楽しみにしてますね〜」
ではでは。



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