Side:ネロ


編入とは言っても、既に訓練校に入学してる連中の所に入るんじゃなく、訓練校の新規応募生何かと一緒に入るって事らしい。
どうやら、余りの人不足に1年に1度の新入生の入学じゃ間に合わないらしい……どっちかって言うと車の教習に近いってなのはは言っていたな。

まぁ、既に訓練始めてる奴等の所に放り込まれるよりは、スタート地点が同じ奴が一緒の方が気が楽ってのは正直な気持ちだ。
んで、只今俺と同期生の連中が訓練所の講堂とやらに集められて入校会とやらが行われてるんだが……

「……今直ぐこの場から、全速力で出て行きたい気分だぜ……」

「だ、ダメですよ?まだお話の途中ですし、今出て行ったら変に教官に目を付けられて面倒な事になりかねません。」

「分かっちゃ居るんだが……この手の長い話はどうにも眠くなってきてな…」

ポータブルミュージックプレイヤーでも持ってくればよかったな?……アレでジャズミュージックでも聞いてれば少なくとも眠くなる事だけは無かった筈だ。
眠くならない代わりに、お偉いさんの言ってる事が微塵も頭にゃ入らねぇだろうけどな。

つーか、さっさと終われよ?
俺以外の連中もそろそろ長話にウンザリしてるってのが分からないのか、あのハゲ?
俺に注意して来た、青毛の子だってギリギリだと思うぜ?……明らかに顔に退屈臭が浮かんでるしな?……バスター喰らわせて強制終了させるか?


『以上で私の話を終わります。諸君も目一杯励んで立派な局員を目指してください。
 あ〜〜〜……それと、確か今期の入校生の中には『アノ』高町二等空尉の推薦で入校した人が居たねぇ?』



オイ、余計な事言うなよ。
なのはは相当な有名人なんだろ?……其れの推薦受けた奴が居るなんてバラされたら面倒な事この上ないだろ!本気で頭悪いのかコイツ?


『え〜〜〜と……あぁ、有った有った!高町なのは二等空尉推薦のネロ君、前に出て来てくれるかな?』


Shit……初日から行き成り厄介ごとか?……このハゲ、本気でバスターでタコ殴りにしてやろうかな…












リリカルなのは×Devil May Cry  黒き騎士と白き魔導師 Mission4
『訓練校へ〜The Academy〜』











…………正直に言う、入校式だけで滅茶苦茶疲れた……。
無視しても仕方ねぇから、言われた通りにしたら質問やら何やらドンだけ出て来たかも覚えてねぇ……マスコミに押しかけられた気分だ。
まさかテンションがマックスの時のダンテの相手をするよりも精神的に疲れる事が有るとは思わなかった……今日は此れだけだから、少し休むか。


「あ、あの……」

「ん?…あぁ、アンタはさっきの……」

俺の居眠りを阻止してくれた青毛の……


「ギンガ・ナカジマです。」


其れともう1人……赤毛のアンタは…?


「私はヴィッツ・シュナイゼル。君の右隣に座ってたんだけど、分からなかったかなぁ?」

「そうだったか?……一々隣に誰が座ってたとか覚えてる性質でもないんだが……何か用か?」

「何か用かって……ネロさん見てないんですか?」


見てないって何をだ?入校式とやらは終わったんだろ?……他に何かあるのか?流石に精神的にどっしり疲れたから、休みたい気分なんだがな。
大体、一斉に質問してくるなよ……俺はジャパンのショートクタイシじゃないんだ、一度に聞き分け何て出来る訳ないだろ。
あと、しつこく右腕の事聞きやがって……俺の右腕が如何だろうとテメェ等には関係ないだろってんだ、寧ろほっとけ余計な世話だ。


「とは言っても、其れだけ物凄い腕じゃ注目されるのも無理はないと思うなぁ?」

「だとしてもだ、初対面の奴に興味本位で根掘り葉掘り聞かれるのは良い気分じゃない……分かるだろ?」

「確かに、彼是色々と相手の事を考えずに自分の知りたい事だけを矢継ぎ早に質問するって言うのは良くないですね。」


そう言う事だ。……それで?俺に何か用があったんだろ?


「えぇ、此れから1年間、私とヴィッツさんとネロさんでチームになりますからよろしくお願いしますね?」

「What's?俺とアンタ達がチームだって?何がどうなってそうなるんだ?」

「やっぱり聞いてなかったんだ……入校式でも言ってたけど、訓練校って個人訓練だけじゃないんだよ?
 卒業して現場に出たら、チームで動く場面だって出て来るから、其れも踏まえて卒業までの1年間は決められたチームで過ごすって事、OK?」


OK、チーム分けにしても普通なら同性でチーム組ませるんだろうが、人数的に同性3人組から外れたって所だろ?
碌に聞いちゃいなかったが、入校生は42人で男13人の女29人だったからな?3人ずつで組んだら男1人と女2人が余るって訳だ。
で、その余ったのが俺達って事で良いんだろ?

だが、そうなると部屋は如何なる?さっさと休みたいから自分の部屋番号位は確認したが、男女同室ってのは流石にないよな?


「其れは大丈夫です。
 どうやら特殊部屋みたいで、入り口は一つですけど、更に中で1人部屋と2人部屋に分かれてるらしいので。」

「じゃあ俺が1人部屋だな。」

こんな状況を想定はしていたって事か……だったら最初から男部屋と女部屋に完全に分け造ればいいと思うんだが――言っても意味ないか。
まぁ、取り敢えずアンタ等がチームってんなら異論はないぜ?色々質問攻めにしてこなかったのはアンタ達位なもんだからな。

此処を出たらどうなるかは分からないが、1年間はよろしく頼むぜ?


「はい、此方こそ。」

「宜しくね〜〜……って、そうだネロさん――少し気を付けた方が良いかもしれない。」


An?何だよ藪から棒に。


「ネロさんは高町二等空尉の推薦……今の今まで誰1人として推薦する事がなかった人からの推薦入校だから其れを妬む人って居ると思うんだ。
 訓練校って、私みたいに願書出して来る人と、インターミドルみたいな大会とかを見て局の人が推薦或はスカウトするってのが大概なのね?
 だけど、高町空尉がその権限を有する尉官以上になってから、今まで只の1人も推薦された人って居ないんだよ…大会の優勝者ですら。
 その高町空尉が初めて推薦したのが素性不明のネロさん……因縁つけてくる相手は居ると思うから。」

「All right.肝に銘じておくぜ………尤も、早速来たみたいだけどな?」

何か用か?あんまりジロジロ見られるのは好きじゃないんだ、用があるならハッキリ言えよ、その顔にくっ付いてる口は飾りじゃないんだろ?


「少し付き合って貰うわよ?」

「拒否権はないぜ『推薦生』君?」


やれやれ……如何やら『厄日』ってやつみたいだな?
いいぜ、付き合ってやるよ。…そう言う事だから、2人は先に部屋に戻っていてくれ――誰かに言う必要はないぜ、直ぐに終わるからな。


「あ、ネロさん!!」


ったく、少しばかり痛い目に遭わせてやるか。事あるごとに因縁つけられるってのも面倒な事この上ないからな。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・



で、連れてこられたのは講堂の裏手……成程ここなら滅多に人は来そうにないから、気に入らない奴を集団で襲うには持って来いって訳か。
それで、一体何の用なんだ?少なくとも俺自身は、お前等にこんな所に連れて来られるようなことをした覚えはないんだけどな?


「アンタ……高町空尉に何て言って取り入ったのよ?
 あの高町空尉……なのは様の推薦を受けられる人間なんて今まで居なかったのよ!?」

「そうだぜ?俺等だって、魔道格闘技の大会で上位の成績だってのに御声すらかからなかった。
 だってのに、お前みたいな名前も聞いた事ないような奴が推薦されるなんてどんなコネ使ったんだよ!気に入らねぇ!!」


……馬鹿かコイツ等?

お前等がなのはに推薦されなかったのは、単純になのはのお眼鏡に適わなかっただけの事だろ?
生憎と、全くの偶然だが俺はなのはと共闘する機会があってな、そこで俺の力をなのはが認めてくれただけの事だ、文句があるならなのはに言えよ。


「コイツ……なのは様を呼び捨てにしてんじゃないわよ馴れ馴れしい!
 良い?あの人は本当に凄い人なのよ?管理局屈指のエース・オブ・エース、近く最高司令官まで上り詰めるって噂まであるわ……それを!!」

「お前等がなのはを如何見てるかは知らないし興味もないが、俺に言わせれば『凄い力』を持ってる只の女の子だ。
 ハッキリ言うが、お前等馬鹿だろ?なのはは自分の能力が評価されるのは嬉しいけど、変に特別視されるのは嫌だって言ってたぜ?」

「な!お前、なのはさんと話まで……ゆ、許せねえ!!
 こうなったら勝負しろ!なのはさんが推薦したって言うその力を見せて貰おうじゃねぇか!!」


面倒な奴等だな……若しかして、俺と初めて会った時のダンテもこんな気分だったのか?……猛省だな。
だが、本当にやるのか?


――ザクゥ!!


「「「「「「!!!」」」」」」

「やるってんなら俺だって手加減はしないぜ?……其れに、休もうとしてたのを邪魔されて少しばかり苛ついてるんでな…」

レッドクイーンを地面に突き刺し、右腕に魔力を込めて派手に光らせてやる……この程度でビビるなら喧嘩吹っかけて来るなよbabes.(間抜け共。)


「な、舐めんなよ!6vs1で勝てると思ってんか!うりゃぁぁぁぁぁ!!」

Too easy……Eat this!(ちょろいな……喰らえ!)


――ゴスゥゥゥ!!


「げほあぁぁ!?」


ボディブロー一閃……流石に右腕だから大幅に手加減してやったが……オイ、これ以上やるって言うならこのまま腕を振り抜くぜ?
止めるか続けるかはお前次第だが、この腕を振り抜いてお前の背骨を打ち折らない約束は出来ないぞ?……さて、如何する?


「はい、其処まで!」

「ケンカはだめ!」

「オメェもその辺で許してやれ。」

「なのはに久遠……」

グッドタイミングってのはこんな事を言うんだろうな?
多分少し前から来てたんだろうが、なのはが来てくれたんなら面倒な事をしないで丸く収めてくれそうだ。








――――――








Side:なのは


今日は訓練校で今年の第3期生の入校式で挨拶を頼まれてたのに、イキナリ武装隊の方から応援要請が来るから出損なっちゃった。
折角、要点をまとめたすっきりとした挨拶を考えてたのに……。

で、思ったより早く武装隊の方の仕事が終わったから訓練校の方にくーちゃんとヴィータちゃんと一緒に来てみたら、ネロ君が数人に連れて行かれて…

多分、私の推薦て言うのに嫉妬した子達だと思って後を付けて話を聞いてたらビンゴ。
ネロ君も面倒だったのか、殺気向けて退くように促したのに、其れを無視して攻撃して……敢え無く返り討ち。
右腕のボディブローのカウンターだけど、可也手加減してるよね?…本気で打ったら、多分身体を貫通するだろうしね――だからここで止めた。

「彼方達がネロ君を連れて行くところから見てたし、話の内容も聞いたよ……そんなに私の推薦を受けたネロ君が妬ましいの?」

「だ、だって!な、納得できないですよ!私達には目もくれなかった貴女が……こんな……!!」


「ネロ?お前がそうなのか?」

「そうだが…アンタは?」

「ヴィータだ。聞いたぜ?シグナムに勝ったんだってな?
 アイツ『良い戦いが出来た』って言ってたけど覚悟しとけよ?如何やらお前はアイツの中で『強い奴』に認定されたみたいだからなぁ?
 下手したら此処に『特別訓練だ』とか言って、お前と戦うために来るかも知れねぇぞ?」

「其れは勘弁してほしい…」


あらら…ヴィータちゃん、無意識だろうけどナイスアシスト。
聞いた通り、彼はシグナムさんに勝てるだけの実力の持ち主だよ?……だから私も推薦した(本当は違うけどね)……何か異論は?


「聞いただけじゃ納得できないです!目の前で実力を!!」


1人がカウンターで完全KOされても未だ分からないのかなぁ?…ん〜〜〜……如何したら納得して……ん?…何だろうこの感じ?
とっても嫌な感じが……そうだ、ネロ君と初めて会った時に感じたあの感覚!!……まさか!!


「ちぃ……昼間から出て来るなよ……」


――ガシャァァァァァァァァァァァァァァァアァァァァアァァン!!!


魔法陣が現れて……出て来たのは等身大の人形?……ネロ君此れって――悪魔、だよね?


「あぁ……マリオネット――人形を依代にした下級悪魔……言っちまえば雑魚だが、数で襲って来るから面倒極まりない連中だ。
 序に言うと、雑魚とは言え其処に居る奴等じゃ太刀打ちできない……コイツは俺が片付けるから、なのははそいつ等を護ってやってくれ。
 鬱陶しくて面倒な連中だが、悪魔にやられたなんてのは胸糞悪くて仕方ないからな。」

「OK、悪魔に関してはネロ君の方が私達よりも経験豊富だもんね。」

くーちゃん、ヴィータちゃん、この子達を。


「わかった。」

「いや、アイツ1人で……大丈夫か、シグナムとタメ張るような奴だからな。」


そう言う事♪
……それと、此れは良い機会かな?……君達もネロ君が今から行う戦いを良く見ててごらん?ネロ君の強さが分かる筈だよ…


It's begining……Cry out bad!(始めるぜ……泣き叫びな!)


始まった……出て来た悪魔の数はおよそ20――ネロ君の実力なら2分て言うところかな?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・



覇あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…Finish!!………Hoo…Too easy.(トドメだ!!………フー…楽勝だな。)


最後に残った、火を吐く人形を巨大な魔力の右腕で殴りとばして撃滅……1分12秒で20体近い相手を軽々倒しちゃった……凄いね。
…アレがネロ君の実力だよ?君達の中で、アレだけの数を相手に此れだけ短時間で倒す事が出来る人は…居ないよね?


「無理…です…」

「しかも、息一つ乱れてねぇだと?……悔しいけど、貴女が推薦した理由が良く分かりました……」


分かれば良いよ。
其れにネロ君だって最初から今みたいに強かったわけじゃないと思うよ?……もちろん私もね。

「最初から凄い人なんて何処にも居ないよ?……だから沢山練習して強くなるんでしょ?
 そして彼方達だって、自分の力を更に伸ばし、その力を社会の為に使いたいから管理局入局を目指して訓練校に入ったんでしょう?
 だったらやるべき事は、他人を妬む事じゃなくて自分を磨く事――其れを努々忘れちゃダメだよ?分かった?」

「「「「「はい……」」」」」


分かったら戻ろうか?この伸びちゃった子は、適当な理由付けて医務室に運んでおくからね。
でも、金輪際こんな事はしないでね?今回はネロ君も手を出したから双方お咎め無しにするけど、次はないからね?


「「「「「………」」」」」


此れだけ言っておけば大丈夫かな?
お疲れ様ネロ君……ゴメンね、私が推薦したせいで面倒な事になったみたいで……


「別になのはのせいじゃない……入校式で俺がなのはの推薦だって言う事を見事にバラしてくれたあのハゲのせいだ全部。
 アイツが余計な事言わなけりゃ、アイツ等だって俺に因縁つける事もなかっただろうし、俺が質問攻めに遭う事もなかったんだからな…!」

「訓練校のハゲ……校長じゃんかよ…」

「ハゲ口軽い…」

「確かに軽いよねぇ……って言うか、常識的に考えたら私の推薦とか普通は言わないよね……」

自慢するわけじゃないけど『高町なのは』のネームバリューは相当にあるみたいだから――其れの推薦だ何て言ったらどうなるか想像できないかな?
其れとも漸く出て来た私の推薦て言うのを知らしめたかったのか……理解に苦しむの。

「其れにしても何で悪魔が……」

「さぁな?アイツ等が何時何処に現れるか何て大凡分かるもんじゃない。特に今出て来たような下級の奴等はな。
 現れる頻度だってまちまちだ。1週間連続で出て来る事も有れば、何カ月、下手したら数年も姿を見せない事も珍しくない。
 初めて会った時のなのはの反応からするに、悪魔を見た事はなかったんだろうが……それは『此れまで見なかった』だけの事だろうし。
 そもそもミッドチルダみたいな大都会に悪魔が出ること自体が珍しいんだぜ?アイツ等はスラムみたいな負の力が大きな場所を好むからな。」

「って言う事は、今回は偶々?」

「多分な…」


なら良いんだけど……まぁ、ネロ君の言う事を信じようかな♪
取り敢えずネロ君も戻って良いよ?疲れたと思うし、明日から訓練が始まるから、今日はゆっくり休んでね?


「そうさせてもらう……今の戦闘よりも、入校式での質問攻めの方が堪えてるからな……シャワー浴びてゆっくり休ませてもらうよ。」


なはは……そうして下さい。初日からお疲れ様――さて、この子を医務室に運ぼうか。








――――――








Side:???


ひ〜っひっひっひ!コイツは面白いモンを見つけたぜ!
アーカムの奴がくたばっちまったせいで、俺も途方に暮れて魔界で適当に生きてたが……少しばかり出来た綻び通って来てみりゃ大当たり!

試しにマリオネットとブラッディマリー、其れにフェティッシュをけし掛けてみたが、やるじゃないかあの悪魔の坊や!惚れっ惚れしちゃうね!
まるで、あの時の悪魔の坊や――ダンテにそっくりだぜ!

いや、どっちかって言うとバージルの方に似てるか?まぁ、どっちにしても楽しめそうだ!
それに、悪魔の坊やと親しげな栗毛のお嬢ちゃんも中々に面白そうだねぇ?躊躇わないで綻び通って来た甲斐があるってモンだ〜〜!!


ジェスター、ワクワクして来たよ〜〜ん?
あんまり頻繁にちょかい出すと怪しまれるだろうけど……怪しまれない程度に遊ぶなら問題ないよなぁ?

次は何を呼んでやろうかな?
あ!いっそのこと上級の連中がこっちに出て来れるように、綻びを大きくするのも楽しそう〜〜!ジェスター悪戯大好きだからな〜〜!


精々楽しませてくれよ?悪魔の坊やと栗毛のお嬢ちゃん!いひゃひゃひゃひゃひゃひゃ〜〜〜〜〜!!!















 To Be Continued… 




なのはに妖狐の使い魔がいたな。
美姫 「いたわね。流石、使い魔も規格外ね」
さて、話の方は訓練校に通うという形になったみたいだけれど。
美姫 「まあ、絡んでくる連中というのはやっぱり居るようね」
しかも、最初の一撃で実力差を認めないとはな。
美姫 「下手したら大事になるのにね」
だよな。まあ、そこは不幸中の幸いというか、悪魔の出現でこれ以上のいざこざは起こらなかったが。
美姫 「でも、悪魔がこっちにも出てきたりと」
ああ。別の問題は起こっているみたいだがな。
美姫 「ジェスターの登場により、どう物語が進んでいくのか」
次回も楽しみにしてます。
美姫 「待ってますね〜」
ではでは。



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