Side:なのは


もう、本当にウザったいなぁ?
魔界の最深部に住んでる悪魔だか何だか知らないけど、ハッキリ言って邪魔な事この上ないの!って言うか、弱いくせに邪魔しやがるんじゃねえの!
確かにミッドの市街に現れた悪魔と比べれば、強いかもしれないよ?其れこそ、ファントムみたいな上級悪魔を除けば相当な強さである事は認めてあげてもいいかもだよ。

だけど、そんなモノは、私とネロの前では雑魚に毛が生えた程度の物でしかないの!!

「私達はヴィヴィオが居る所まで急いでるんだから邪魔をしないで!!
 大人しく道を開けやがれなの!!!ディバイィィィィィィィン……バスタァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!

『Divine Buster.』



――ドガバァァァァァァァァッァァァァァァッァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!



『『『『『『『『『『グギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!』』』』』』』』』』




よし、撃滅完了!!私とネロの首を取りたいなら、最低でもスバルやノーヴェクラスの力を身につけてからにしやがれなの!!
――取るに足らない三流雑魚にやられてやる心算は毛頭ないからね?……って言うか、そんなのは絶対にあり得ない事だし。

ネロ、そっちは如何?



「言われるまでも無く余裕だぜ……このノーバディでラストだからな?………Catch this!!(ぶっ潰れろ!!)



――グシャァ!!



うわ……ノーバディをバスターで叩き付けて、更には其のまま押しつぶしちゃったの……悪魔との戦いで、凄惨な現場にも大分慣れて来たとは思ってたんたけど、ノーバデ
ィが消えゆく様は、慣れたと思ってもグロ過ぎだよ此れ。

普通に消えないで、血飛沫まき散らしながら身体が崩れてくって、B級ホラーそのモノだよ!!……で、大丈夫なのネロは?



「あぁクソ!ばっちいな!次元斬でトドメ刺したやればよかったぜ!!」

「あ……狙って、バスターで止めを刺した訳じゃないんだ?」

「当たり前だ!だ〜〜〜れが、あんな気持ち悪いモンを好き好んで触るかってんだ!
 ブルーローズの攻撃はあんまし効かねぇし、レッドクイーンの攻撃だと簡単に避けやがって面倒だから、バスターでぶっ殺しただけだ。そうじゃなったら触りたくもないぜ。」



なはは……その気持ちは、何となく分かる気がするの。
ともあれ、此れでエントランスの敵は全滅させた訳だから、この勢いのまま先に進むとしようか?マダマダ行けるでしょ、ネロ?



「当然だ――つーか、ヴィヴィオを助けてクソッ垂れをブッ飛ばすまで、俺のエンジンは止まりそうにねぇからな?――お前もそうだろ、なのは?」

「うん、勿論!!」

私のハートのエンジンは、ニトロを投入されたかの如く、もう止まらないからね――ラスボス叩きのめしてヴィヴィオを助けるまではノンストップなの!!















リリカルなのは×Devil May Cry  黒き騎士と白き魔導師 Mission92
『邪悪の三賢者〜The Trismagia〜』












Side:ドゥーエ


腐った脳味噌をぶち殺したと思ったら、其れが変形して悪魔になりましたって、冗談にしたって性質が悪いわね。冗談じゃなくて現実だから、尚の事性質が悪いんだけど。
しかも、この悪魔は上級クラスの大悪魔――其れこそ、ファントムやベリアルなんて問題にもならない位の力を持ってる超大悪魔と言っても過言じゃない……レディが一緒
に来てくれたのは助かったわね。

だけど、不思議と負ける気がしないのよ?
多分、最高評議会のトップを暗殺するって言う任務を負ってたからだと思うんだけど、裏の任務を受けた以上は其れを果たすのが暗殺者の務めだから、そのせいで負ける
気が全然しないのかもしれないわね。

まぁ、その辺は如何でも良いわ……貴方達は、今此処で私とレディに殺される運命なのだから!!



「さぁて、掛かってきなさいカビの生えた骨董品。
 アンタ達がドレだけ強い悪魔なのはかは知らないけど、100年単位で眠ってた奴じゃ、今この時を現役バリバリで動いてる戦士の敵じゃないって事を教えてあげるわ。」

「最強の暗殺術と、究極の銃撃が合わさったらドレだけの強さを醸し出すのか……その身をもって知って貰おうじゃない。」

『『『小娘が……その軽口を後悔するが良い!!』』』



後悔ねぇ?……させられるならさせて見なさいって――アンタ達みたいな、偉そうなだけのお爺様には、絶対に不可能だと思うわよ?
私はレティ提督の懐刀で、裏の仕事人のアサシンだし、レディは現役バリバリの凄腕のデビルハンターなのよ?
――まぁ、確かに数の上では2対3だから、私達の方が不利と言えなくもないけど、ハッキリ言って数の差なんて正直意味は無いのよ?ハンデにもならないわよねレディ?



「Of course.(勿論よ。)
 って言うか、デビルハントに於いて、敵の方が多いなんて言うのは当たり前の事だから、此れ位はマジで如何とでもなるのよね。
 まぁ、ちょっとだけ文句を言わせて貰うとするなら、楽勝なミッションだと思ってついて来たら、しわくちゃの骨董品お爺ちゃんが、サプライズなダンスの相手として現れてく
 れたって言う事くらいかしらね?……私は老け専じゃないんだけどね?」

「其れは私もだって。
 暗殺するにしても、意味不明な脳味噌や、生き汚いしわくちゃの老人よりも、野心にあふれた若いイケメンの方が殺り甲斐も有るって感じだしね?」


『『『何の話をしているのだ、小娘共………』』』



ん〜〜〜?……そうねぇ?分かり易く言うなら『取り敢えずメンドクサイから、大人しくぶっ殺されてろ、このクソジジイ』って所かしら?
って、ごめんなさ〜い、余りにも彼方達がムカつく面してる物だから、思わず本音が出ちゃったわ。そう、こんな事を言う心算は全く無かったんだけど、勢いで出ちゃった♪



「って言うか、四の五の言わずに私達にぶっ殺されなさい。
 このミッションをクリアした場合にはレティ提督から特別ボーナスが出るって事だったんだから……私の為に札束になれ爺共。10万ドル相当の報酬は、見過ごせない!」

「……その、清々しいまでのマネーライクは、いっそ尊敬するわよレディ……」

でもまぁ、確かにお金は有って困るモノじゃないし、私としてもアンリミテッドストマックの妹が3人も居るから、主に食費方面で家計が圧迫されてる事を考えると、特別報酬っ
て言うのは有り難いから……うん、アンタ等大人しく札束に成れや。



『『『我等を札束扱いとは……その侮辱は万死に値するぞ小娘ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!』』』



そうは言われても事実だしね?
でもまぁ、やる気だって言うなら文句はないわよ?
アンタ達を打っ倒す事が出来なきゃ、ミッションクリアじゃないし、特別報酬も無い……何よりも、仕損じたとなったら『暗殺者』の名が廃るから、きっちり殺ってあげるわ!!

先ずは、此れは挨拶代わり――クレセントスラッシャー!!



――ズバァァァァァッァァァァァ!!



「此れも挨拶代わりよ!!打っ飛べ!!!」



――ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!



OK、良いタイミングよレディ!私の攻撃が終わった直後に着弾するように撃つとは、やるじゃない?
――今のは、可成り効いたと思う。一撃KOには至らなかったかも知れないけど、大ダメージは確実よ!



『『『貴様等……本気で死にたいらしいな?』』』

「まさか、死にたくなんて無いわよ?」

「そうそう、寧ろ此れから人生を謳歌するところだしね?……って言うか死ぬべきは貴方達の方でしょう?
 カビの生えた老害は、潔く退場して、未来を担う次世代に世界を明け渡すべきだと思うわよ?――まぁ、答えを聞くよりも、力尽くで明け渡して貰うけどね!喰らえ!!」

『『『ダガー如きで、我等を倒す心算か?笑止!!』』』



悪いけど、其れは只のダガーじゃないのよ?
そのダガーは、敵に刺さるすると同時に爆発する魔力爆弾――言うなれば、ダガー型小型爆弾て言う所かしら?刺さった場所で爆発する破壊力は、マリーと技術部スタッ
フの折り紙付きよ!!



『『『グアァァアッァァァァァァァァァァァァ!!……ぐぬ……スパーダに封じられていた間に、ダガーがこの様な武器になっているとは…!!
  もう1人の娘も、弓矢とはまるで違う飛び道具を使っておるようだし……良かろう、我等の真の力を見せてやる!!そして、後悔の中で死ぬが良い!』』』




――ヴォン!!



「――!これは……」

「景色が……変わった?」

さっきまでの、脳味噌共が居た部屋じゃない――床は有るけど、それ以外は何もない空間?
其れこそ壁も天井もなくて、不気味な光が彼方此方で渦を巻いてる……特殊な結界って言うよりも、完全な異空間と言った方が正しいかもしれないけど――此れは彼方達
がやったのかしら?



『『『如何にも。あの部屋では、我等が自由に動くには些か狭かったのでな?故にこうして広い空間に移動させて貰った。
  あぁ、安心するが良い、我等を倒すか貴様等が死ぬかのどちらかの条件が満たされれば、この空間は解除される。
  ……つまり貴様等は、二度と外の世界を拝む事は出来ぬと言う訳だ!なぜならば、此処で死ぬのだからな!!』』』


「だから、死なないって言ってんでしょ!!!お喋りする暇が有ったらさっさとかかってきなさい!!」



――ドゴォォォォォォォォォォォォン!!!!



かかってきなさいと言っておきながら、自分から攻撃しちゃうのねレディ……あ、いや別に問題は無いわよね?此れは試合じゃなくて『死合い』な訳なんだから。
やらなきゃやられる状況なんだから、隙あらば攻撃は基本よね。



『『『グガァァァァァァァァァ!……小娘がぁ!!!』』』



――ゴォォォォォォォォォ!!カキィィィイィン!!ガシャァァァァァァァァァァァン!!




っと、コイツ等も口で言うだけあって、中々の攻撃をしてくるじゃない?
赤いのが炎のブレスを放ち、青黒いのが冷気のブレスで、白いのが雷撃……夫々が、異なる属性を持って居るみたいね?組み合わせ的にも、全部喰らったらヤバいわ。
凍らされたのを、炎で解凍されて、びしょ濡れになった所に雷喰らったら感電して大ダメージは確実。って言うか、私の場合は本気で身体使い物にならなくなるしね。

だけど、まぁヤバい攻撃は、喰らわなければ良いだけの話だわ――今の攻撃を見る限り、避けるのはあまり難しくはないみたいだし。



『『『此れで終わると思うなよ小娘共!!』』』



――キュゴォォォォォォォォォ!!




「「!!!」」


な、3体が1体に纏まったですって!?
しかも、其れだけじゃなく、さっきよりも魔力が大きくなってる!!まさか、1体になる事で加算されたんじゃなくて、乗算されたとでも言うの!?……其れは予想外だわ。



『塵となれ!!』

「ちぃ!!」



――ガキィィィィン!!!



く……さっきの3属性攻撃とは違って、1体になって放って来た無属性攻撃はハンパじゃないわね?ギリギリでバリアを張って防ぐ事が出来たけど、それでも完全に防げた
訳じゃないからね……私のバリアジャケットも、レディの服も所々擦り切れてるし、顔や腕にも小さな傷が刻まれてる訳だし。

だけど、逆に安心したわ。此れなら殺し甲斐も有るって言うモノだからね。



『ほざくな小娘が!!』

「セリフが単調よ、もっとボキャブラリーを身につけて来なさい!!」

付け加えて言うなら攻撃の多様性もね!
1体に纏まった方が良いと考えて、攻撃して来るのは悪くないけど、幾ら強力な攻撃であっても、単調な攻撃パターンでは、直ぐに見破られてしまうわよ?



「吹き飛べ!!!」

『ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁっぁぁぁ!!』



レディはその攻撃の隙をついて、カリーナ=アンの一撃をブチかましてくれた訳だしね。
そして、そのお蔭で、私も――



――ザクゥ!!



『ギヤァァァァァァァァァァぁぁッぁ!!!き、貴様何時の間に!?』

「今さっき。レディが一発ブチかました直後にね。
 まぁ、ネロやなのはだったら正面から挑むんだろうけど、生憎と私は暗殺者――闇と陰に潜んで敵の命を葬る、裏の仕事人なのよ?此れ位は余裕だわ!!」

『貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!八つ裂きにしてくれる!!!』



――ヴィン!




っと、此れは魔力で出来た刃かしら?しかも8本も?――まさか此れって!!



『死ね!!!』



――ドシュゥゥゥゥゥゥ!!



やっぱり来たわね、魔力刃の空間乱舞!!
私のバリアで防ぐ事は可能だけど、何度も同じ攻撃を受け続けたら、バリアだって持ち堪えられないわよ!?……此れは、攻勢転じて防戦になりそうだわ。



――ガガガガガガガガガガガガ!!!



とは言え、私のバリアじゃそんなに長くはもたないから、あまり時間は稼げない……だったら!!!

「レディ、バリアを解除すると同時に仕掛けるわ。
 相手は絶対に此方を狙って来る筈だから、バリアを解けば絶対に最大級の攻撃を押しかけて来る筈……其処を捉えるわ!!」

「悪くない作戦だけど、成功率はドレくらいなのかしら?」



上手く行けば100%、失敗したらそこで終わりのAll or Nothingな感じなんだけど…1か0かって言うのは悪くないでしょ?寧ろそっちの方が、私達は合ってるんじゃない?
それに、この作戦は、私の身体を利用してる部分が大きいから、きっと成功するわ!!――さて、返答は?



「OK、乗らせて貰うわ。貴女の覚悟も見せて貰ったからね。」

「なら行くわよ……ミッションスタート!!」



――ヴィン!!



『!?バリアを解除しただと!!!』

「アンタをぶち殺す為にね!!」

『ぐぬ……だが、其れは愚の骨頂だ!!貴様から始末してやる!!』



よし、予想通り魔力刃は全て私に向かって来たわね?
其れを適当に躱しつつ、そして1発だけ喰らう!!――勝利の為ならば、こんな事くらいは大した事じゃないけれどね。



――ズバァァァアァァッァァア!!!



「く……あぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁ!!!!」

『馬鹿な!自らの腕を犠牲にしたダト!?』



生憎と、私は戦闘機人だから、脳と心臓が無事であれば、身体が幾ら壊れたって修理が利く訳よ……そうは言っても、流石に腕を切り落とされるのは流石に痛かったわ。
だけど、まさかの事態に、思考が停止したのは事実だから……今がチャンスよレディ!!



「左腕1本分の働きはさせてもらうわドゥーエ。
 経費がかさむからあんまり使いたくないんだけど、今回は出血大サービスよ!!経費はダンテに請求するわ!!」

「いや、其れは幾ら何でも理不尽じゃないのかしら?」

「気にしちゃダメよ♪」



――ドガバゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!



ダンテがお財布MustDieになりそうな気がするけど、レディの広範囲ハンドグレネード攻撃で、魔力刃は全て吹き飛ばされたし、此れが最大の好機なのは間違いない!!
これで終わらせるわ、老害共!!



『ほざくな!!……いや、何処に行った!?何処だ……何処に居る!!!』



――ズン……!



『あが!?……き、貴様は!?』


「私は此処にいるわ、余所見をしないでほしいわね……周囲への警戒を怠るのは愚の骨頂よ。」

理解が追いついていないみたいだから説明してあげるわ。
まず私は態と彼方達の攻撃を喰らって左腕を斬り飛ばし、彼方達に一瞬の虚を与えた。そして、その一瞬を突いてレディが攻撃して空間内の魔力刃を一掃し、その隙を突
いて貴様達を貫かせて貰っただけの事だ。

左腕を犠牲にはしたけれど、その代償が最高評議会の完全解体に繋がるのならば、寧ろ低コストだったと思うわ。――そして、此れで終わりよ!!

「砕け散れ、デストロイゲイン!!!



――ドガァァァァァァァァアァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!



『そんな………そんな、馬鹿なぁぁぁぁあっぁぁぁぁぁ!!この私が、高々人間如きに負けるとは!!そんな、そんな事はあってはならないのだ!!』



知るかそんなモン……勝ったのは私とレディよ!!!!……だから、大人しく吹き飛びなさい!!!アンタ達には、其れがお似合いよ!!――大人しく死んでなさい!!



『この屈辱は忘れんぞ……必ずや復讐してくれる……我は死なぬ!!!必ずや、貴様等とスパーダに復讐してくれる!!
 ドレだけの時が経とうとも絶対に!!――貴様等は絶対に殺す!!その血を根絶やしにしてくれる!!全て皆、残らず灰にしてやる!!その時を楽しみにしていろ!』



――ヴァン!!!



言いたい事言った挙げ句に再封印されちゃったか……まぁ、アンタみたいのは封印されてるのが世の為人の為だからね。……二度と封印が解けないようにしてやるわ!



「其れは良いけど、貴女は大丈夫なのドゥーエ?
 幾ら作り替えが効くとは言っても、片腕を犠牲にしたなんて言うのは、代償が大きすぎないかしら?」



大丈夫よレディ。さっきも言ったけど、アタシ達の身体は作り替えが効くから、腕一本くらいは直ぐに治るし……何よりも、なのはとネロは私達よりも、ずっと辛い現場に行っ
てる訳なんだから、こんなところで音を上げられるもんですか!!

取り敢えず、脳味噌共はぶち殺したから、そっちは任せるわよネロ、なのは!!――必ずヴィヴィオを奪還して来なさい?……其れが約束よ――








――――――








Side:ネロ


はぁ、はぁ……だ、大丈夫かなのは?



「だだだ、大丈夫だよネロ……まさか、あの局面でダンテさん(DMC4)が出てくるとは思わなかったの……まさか、倒すのに、バインドの3重掛けとダブルディバインバスタ
 ー、果てはブレイカーまで使う事になるとは思わなったけどね。」



ったくアグナスの野郎余計な所で凝りやがって……悪魔の出現率と、耐久力を考えると、そろそろ一番の中心部に大量に現れたって驚きはしないが、何を考えてやがる?
再現されたオッサンに手間取った以外は、特に苦も無く、エレベーターで再中心部にやって来た訳なんだが……やっぱりコイツが待ち構えて居やがったか。



「此れは……若しかして、これが『神』なの?」

「大正解だぜなのは――コイツはアグナスの野郎が作り出した、最強最悪の人造悪魔の『神』だぜ!!今はまだ、完全起動には至っていないみたいだが、コイツが起動し
 たら其れこそ、世界の終わりが訪れちまう!!割とマジでな!!」

だから、先ずはこのバカでかい『神』という名の人形を攻略してやろうじゃねぇか!!



「確かに、こんな趣味の悪い人形は、速攻で吹き飛ばすに限るよね!!其れに此れを壊せば、ヴィヴィオが戻ってくるかも知れないから……此処は、全力全壊だね!!」

「聞くまでも無かったみたいだな。」

あぁ、そうだよ。全力全壊だよ!!
悪いが、ヴィヴィオを助け出す為には、俺もなのはも手段は択ばねぇ………先ずは、その悪趣味な『神』をぶっ壊させてもらうから、精々覚悟を決めておきやがれだぜ!!













 To Be Continued… 




ドゥーエたちは最高評議会を倒せたようだな。
美姫 「みたいね」
予想外の抵抗があったけれど、何とかなって良かった。
美姫 「なのはたちの方は色々と仕掛けがあるみたいね」
まあ、この二人は名指しで呼ばれているからな。
美姫 「それでも着実に進んでいるわね」
ああ。無事にヴィヴィオを助け出して欲しいな。
美姫 「次回も楽しみにしていますね」
次回も待っています。



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