第十三話「ネロ・カオスとの戦い 後編」






 
 自然公園
「はぁはぁ。如何やら此処みたいね」
 遠坂とルヴィアが問題の公園に到着した。
「本当に此処から気配がしたのでしょうね」
「途中で気配が途切れたんだから分からないわよ」

「あんた達、此処は危険よ」
 遠坂とルヴィアに声をかけるアテネ。
「そう言う貴女は、知っているんでしょうね」
「知っているわよ」
「知っていて居るなんてバカじゃないの?」
 アテネの事をバカと言うルヴィア。
「此の人たちを殺しても宜しいですか?」
 二人を殺して良いかと眼を赤くして言うアンゼロット。
「赤い瞳……。吸血鬼」
「では、此の吸血鬼を倒せば任務完了ですわね」 
「サッサと終わらせるわよルヴィア」
「戦っても良いけど、貴女達なら5秒も掛からず殺せるよ。其れでも戦う?」
 軽く殺気を向けるアテネ。
「さくらちゃんなら、貴女達を殺さず無力化出来るけど……」
「さくらって私の知っている桜と同じ名前……」
 遠坂凛の妹の桜ではないのは当たり前である。
「あんさん等、話す時間があったら真祖の姫さんを助けんかい!!」
「何ですの。此のライオンみたいなのは」
「ライオンみたいやなぁい。ワイは、クロウ・リードが創ったさくらカードの守護者のケルベロスや」
 ケルベロスの台詞を聞いて固まる遠坂とルヴィア。
「クロウ・リードってあのクロウ・リードですか?」
「他に居るわけないやろ」
「ケロちゃん!! ネロを倒す事に集中して」
「ワイらは急がしいんや。姉ちゃんらは邪魔にならんよう何処かへ行っといてや」
「何ですってぇ」
 そんな時、さくらのマントの魔方陣に目が留まる。
「あの魔方陣、何処かで見たような……」
 ルヴィアが持てる知識をフル動員して答えを探す。
「答えを出そうとしても簡単には導き出せないよ」
 さくらが振り返って言う。
「遠坂凛さん、ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトさん」
 名前を言い当てられて驚く遠坂とルヴィア。
「なんで私達の名前を知っていますの。アトラスの錬金術師でもないのに……」
「そうよ。その魔方陣も目立つ為のものなんでしょ」
 何故か口撃の息があう。 
「そんなことより、早くアイツを倒して倫敦に戻りましょう」
「そうですわね」
「貴女達、時計塔で大暴れして罰で此処に来たのでしょ」
 さくらに言い当てられる二人。
「時計塔にも所属していない貴女が私たちの事を知っているのですか!?」
「知っているよ。貴女達がゼルレッチと言うヒトからとんでもない事を命じられる事も……」
 さくらは、此の二人の未来に起こる事を知っているようだ。
「其処の生きのいい黒髪の娘、ネロからアルクちゃんを助けるのを手伝いなさい!!」
 そう言ってアテネは、遠坂凛をネロの前に投げ飛ばした。
「ちょ、イキナリ投げ飛ばすな!!」
 投げ飛ばされながら毒づく凛。
 投げ飛ばされた凛は、浮遊の魔術で落下速度を殺して着地する。


「ほう……人間か」
「おっとっととっ」
 何とか着地する凛。
「魔術師も居たか……。丁度いい。体を裂かれたばかりで養分が足りないのでな」
 ネロの獣が志貴と凛を襲う。
「こ……のぉ―――」
 志貴は、ナイフで……。
「Anfang!!」
 凛は、魔術で獣を撃破していく。
「放せよ……」
 志貴は、息が上がっている。
 ボーンっとネロにガントが命中する。
「小娘、何をした?」
 ネロは、何もなかったかのように聞いてくる。
「お前の相手は、この……俺だ」
 志貴は、フラフラしながら立ち上がる。
「お前ら二人が私の相手をすると……?」
「……そうだ」
「私だけじゃないわ」
「ネロ、私たち相手に無事で居られるかしら?」
 ネロの前には、さくら、ケルベロス、ユエ 、アテネたち真祖が現れる。
「遠坂凛!! 早くこっちに来なさい」
「流石にこの人数を相手にするのは骨が折れる」
「アルクェイドを放せと言っているんだ!!」
「あっ、バカ」
 単身ネロに突っ込む志貴にバカと言うアテネ。

「私に刃向かう、その思い上がり……。興が削がれた責任を取ってもらうぞ……人間」
 新たにネロから出された混沌が志貴へ襲い掛かる。
 志貴は、迫り来る獣達をナイフ一本で解体していく。
 ナイフを掻い潜って志貴の足に噛み付く猛獣。
 あと少しの所で鋭い角を持つ猛獣に体を貫かれる。
「契約しよう。貴様は、生きたまま少しずつ溶かすように租借すると」
 鋭い角を持つ猛獣は、志貴にダメージを与えるように投げ飛ばした。
 投げ飛ばされた志貴に猛獣達が群がる。
「世話のかかる小僧や。だから単身で突っ込むなゆうたんや」
 結果が判っていたように言うケルベロス。
「此処で助けても結果は変わらないけど……アテネさん」
 此処で志貴を助けても結果はかわらないと言うさくら。
「さっちゃん。空想具現化マーブル・ファタズム、何時でもいける?」
「はっ、はい。いけます」
「それじゃあ、いくわよ」
「「「「星の息吹よ!!」」」」
 アテネ達、真祖が空想具現化マーブル・ファタズムを発動させる。
 真祖たちが具現化した鎖が志貴に群がる獣達を引き裂く。
「圧倒的過ぎる……」
 アテネ達の攻撃力の高さを驚くルヴィア。

「あ……ははははっ。ハハハハハハハハハハハハハハッ」
 志貴が壊れた。
「貴様……。其処の真祖達の力を借りて脱出したか」
「……くくくくっ。俺をぶっ殺したいんだな、化け物」
 更に壊れていく志貴。
「……いいだろう。さあ、殺しあおう。ネロ・カオス」

「後は、手を出さなくても良いよ」
「“クロウの後嗣”であるさくらちゃんが言うんだから間違いなさそうだね」 
「“クロウの後嗣”……」
「若しかして、大師父が言っていた魔術師て」
 遠坂は、ガタガタ震えだす。
「混沌の残骸を燃やしておいたほうが良いみたいだね」
「私が空想具現化マーブル・ファタズムで消しても良いけど燃やしてしまえば復活できないよね」

 志貴は、今までとは違う動きで獣を解体する。
 今までと違うのは、獣に見える点を突いていることだ。
 すると不思議な事に点を突かれた獣は灰になって消えていった。
「……貴様。何をした……」
 志貴は、何も語らない。
「良かろう。貴様を我が障害と認識する」


「貴女、そんなカードで何をすると言うのですか?」
 ルヴィアがさくらに聞く。
「大人しく見ていれば、わかるよ」
 さくらは、ルヴィアが吼えるのを他所に呪文を唱える。
「混沌たちを焼き尽くせ!! ファイアリー」
 さくらは、ファイアリーのカードを空に投げ杖で発動させた。
 するとカードから火の精霊が出てきてネロの使い魔たち、混沌の獣達へ襲い掛かった。
 今まで感じた事の無い魔力の大きさに恐怖を感じる。
「なんですの? 此の出鱈目な魔力は……」


「之は……。むせるほどの血のにおい……」
 シエルは鉄塔の上で言う。
「遠くは……ない! 其れに此の巨大な魔力」
 シエルは、ジャンプをしつつ公園へ向かう。
 そしてシエルが見たものは、ネロの使い魔が炎に焼かれる光景だった。
 其れを掻い潜るように志貴は、ネロに接近する。


「魔術師め我とその男との殺し合いの邪魔をするな」
 そう言って、一体の猛獣を放つ。
 だが其れもファイアリーによって一瞬で蒸発してしまう。
(姫君ですら滅ぼす事が出来なかった私達が、ことごとく消滅していく)
 ネロは、原因を考える。
(何故だ―――。何故だ。何故だ。何故だ!?)
 ネロは、アルクェイドを捕らえている混沌を自らに戻す。
(何故私が密度を高めなければならぬ!? 何故人間に対して渾身で行かねばならぬ!?)
「待っていろ。魔術師の小娘と奴をくびり殺した後、今度こそ貴様をあの真祖どもと一緒に取り込む」
「……そう。期待しないで待っているわよ」

「殺す!! 我が内なる系統樹には貴様らの域を凌駕した生命があると知れ―――」
 そう言うと今までよりも大きい化け物を出した。
 その化け物の足を斬りおとす志貴。
 その勢いのまま、死の点を一突き化け物を灰にした。
 ネロは、新たな化け物を放つ。
 逆に志貴は、その化け物を足場にし、一気にネロとの間合いをつめネロの体を斬る。

「何? 何なのだ、これは」
 ネロは、切断された腕を見て言う。
「何故、再生しない!?」
(アレは……魔術師でもなければ埋葬者でもないというのに、何故切られただけで私が滅びなければならん! クロウの後嗣の小娘ならいざ知らず……)
 クロウの後嗣なら滅ぼされても分かるというネロ。


「地面が熔けてガラス状になっていますわ」
「ガラス状なんてまだ良いほうや。さくらが本気やったらここら一帯、溶岩にかわっとる」
 其れを聞いたルヴィアと遠坂は、更にガタガタ震える。
「溶岩って、いったい何処までも規格外の化け物よ。まだ、聖杯戦争の方がマシに思えるわ」
「何を震えていますの遠坂凛」
「そう言うルヴィアは如何なのよ」
「あんさん等、その程度で震えてたら身体がもたへんで。さくらがその気になったら世界を消すことだって出来るんや」
 その一言がトドメだった。
「せ、せ、世界を消すって……」
「もう、イヤぁ」
 その場から逃げ出そうとする遠坂とルヴィア。
「貴女達は、戦う為に来たのじゃないの?」
「戦う意志がないのなら戦場に立たないで下さる」
「戦う意志がないものが居れば足手まといだ!!」
 真祖たちに心の傷を負わされる。
「その子は、足手まといにならないの? 見たところ魔力を持っていないじゃない!!」
 遠坂は知世は、如何なのか聞いた。
「知世ちゃんは、いいのよ。知世ちゃんは、魔力を持っていないけど結構役に立っているの」
「お聞きしますが、何に役立っていると言いますの」
「知世ちゃんは、こう見えても優れた観察眼を持っているのよ。貴女達は持っている?」
 グサッっと目に見えない刃が突き刺さる。
 如何やら、反論できないようだ。


「後退!? この私が人間に対して後退するだと!?」
 志貴に恐怖を抱いたネロが後ずさりする。
「ク……フハハハハハハハハハハハ」
 ネロが壊れたように笑い出す。
(有り得ぬ!! 有り得ぬ!! 私を殺すか人間―――!!)


「アルクちゃん大丈夫?」
 アテネがアルクェイドに聞いた。
「なんなら、肩貸してあげるよ」
「要らないわよ」
 そう言って背後の樹に体を預けるように立つ。
「苦しませてから殺そうとするから、そう言う目に遭うのよんろ。志貴は私を一度、殺しているんだから」
 ネロは、混沌解放して志貴へ攻撃する。
(我が名は、ネロ。朽ちず蠢く吸血種の中において尚、不死身と称された混沌! 死などとうの昔に超越した。だが貴様は何だ? 何なのだ!?)
 その時、ネロの体を何かが拘束する。
 さくらカード、ウッドだ。
「またしても、邪魔をするか!? クロウの後嗣!!」
 ウッドに囚われたネロを志貴のナイフが捉えた。
「く……ぉ」
(オマエに何百という命があろうが関係ない。俺が殺すのは、ネロ・カオスという‘存在’そのもの―――)
 志貴のナイフは、ネロの死の点を刺している。
(その世界を抹殺する!!)
 直後、ネロの体は灰に変わっていく。
「……まさか、な。―――お前が、お前が私の‘死’か……」
 ネロの体はどんどん崩れていく。
「へ、蛇の娘よ……」
 ネロが、さつきを呼ぶ。
「お前なら、わ、私が辿り着けなかったその先にいけるだろう……。真祖となった今では、必要のない話かもな」
「おじさん……」 
「我が、混沌の残骸を使い魔にするがいい……」
 其れだけを言い残すとネロは、完全に灰になった。
 死徒二十七祖第十位、ネロ・カオスは此処に消滅した。

 疲れ果てた志貴は、地面に座った。
 志貴は、肩で息をしている。
「はあ……はあ……」
 ズキッっと頭痛を感じた志貴はメガネをかけた。
 メガネを掛け終えると大の字に倒れた。
「つか……れたな」
「し、志貴君?」
 目を閉じた志貴にアルクェイドがビンタを喰らわせる。
「う……」
「駄目よ志貴。そんな傷で眠ったらもう起きれないわよ」
「志貴君、死んじゃ駄目!!」
 眠い目を開ける志貴。
「あ……アル……クェイド……。生きて……たのか」
「あの娘達のおかげでね」
 アルクェイドは、さくらたちのほうを見て言う。
「そ……うか。よかった……」
 再び目を閉じる志貴。
「‘点’ってやつが。……視えたよ」
「そう、ヤッパリ視えていたのね。それじゃ志貴は―――」
 其処で志貴の反応がなくなる。
「志貴……?」
「志貴君……?」
 呼んでも反応がない。
「志貴君、死んじゃぁ駄目!!」
 ドスッ!!
 志貴を起こそうとしたさつきの拳が志貴の腹部に激しく沈み込んだ。
「ぅぐぅっ!!」
 志貴は、目を大きく見開いて両手で腹部を抱えて苦しむ。
 真祖に成ったさつきの一撃をダメージを受けて弱っている志貴が耐えられるはずもない。
 内臓に可也のダメージを受けた事は、顔色を見れば分かる。
「な……んのつもり……だ。俺を殺す……つもりかぁ」
「私じゃないわよ。この娘がやったのよ」
 アルクェイドが志貴に言う。
「せめてその傷を治療しなさい。そのまま寝たら死んじゃうわよ」
 志貴は、まだ腹部を抱えて苦しんでいる。
「志貴起きなさい。傷を塞がないと本当に死んじゃうよ?」
「志貴君?」
「……治療……なんか……できるか」
 志貴は、ダメージが大きすぎて身動き取れないようだ。
「出来るもん……なら好きにしてくれ」
「え。いいの、私が治しちゃって? そう言うことなら早く言ってくれればよかったのに」
 アルクェイドは、嬉しそうに言う。
「志貴君は、直るの?」
 さつきが心配そうに覗き込む。
「人の使い魔を受け入れるのはイヤだけど……。……っと之なら私が少し後押しするだけで……よっ……と」
 志貴を治療するアルクェイドを茂みから見るシエル。
「どう? ネロの残骸は方向性のない命の種だから、志貴の体にもすんなり寄生してくれるでしょ?」
「志貴君、寝ちゃったの?」
「さて……っと、話を聞かせてもらえるかしら? “蛇の娘”さん」
 アルクェイドは、さつきに殺意を向ける。
「話をする前にアレを片付けちゃっていいですか?」
「片付けるって、ネロの残骸? 放っておけば自然に消滅するからその必要はないわよ」
「じゃあ、私が使い魔にしてもいいんだね」
 そう言って、ネロの残骸を集めるさつき。
 集まった残骸は、さつきの影へと消えた。
「貴女には悪いけど、此処で消えてもらうわ。“蛇の娘”と分かった以上生かしておくわけにはいかないのよ」
「アルクちゃん、さっちゃんは“蛇の娘”かもしれないけど今じゃ真祖に成っているのよ」
 アテネがアルクェイドに言う。
「さっちゃんは、ロアに血を吸われた直後から支配を逃れているのよ。しかも、一滴も血を飲んでいないだから」
「真祖って、冗談はやめてよね。死徒が真祖に成れるわけないじゃない。其れは、貴女も知っている事じゃない? アテネ・クライシス・ブリュンスタッド!!」
「アルクちゃん、“真祖創生”って知っている?」
「“真祖創生”って、クロウ・リードが創ったって言う魔術でしょ」
「そう。アルクちゃんも知っていると思うけど魔術じゃなく秘術よ」
「そう言えば昔、クロウが言っていたわね。‘“真祖創生”は、秘術中の秘術です’って」
「其れよりその子、何時まで放っておく気? そのままだと風引いちゃうよ」
「あわわっ」
「アルクちゃん明日、うちに来て。詳しく話すから」
「其れもそうだね。じゃあねぇ」
 アルクェイドは、志貴を担ぎ上げると公園から去っていった。
 さくらやアテネ達も家路に向かった。



 公園に残された遠坂とルヴィア。
「何とかなりましたわね」
 ルヴィアと遠坂は、ボロボロ状態だった。
「お互いに服がボロボロね。こんな格好でホテルに行ったら警察のお世話になる事確定ね」
 二人の服は胸元が破れ胸があらわになっているのだ。
「あの人たちは、去ってしまいましたし……」
 服の事を心配する。
「オーギュスト!! 一寸服を今から言う場所に持ってきて」
 電話で連絡するルヴィア。
 電話の相手は、彼女の執事のようだ。
 彼女達が、服を着替えてその場を去ったのは明け方近くだったとか……。






 ケロちゃんにおまかせ
「こにゃにゃちわ〜元祖ケロちゃんにおまかせの時間やでぇ」
「終に決着がついたネロと戦い。それにしても壮絶な戦いやったわ」
 思い出のように語る。
「あの姉ちゃん達、ガンド撃ちまくっとたわ。アレだけ撃っていながらネロに当たらんとはノーコンやったんやろうか? 当たってもネロに大したダメージを当てられてへんかったな。まあ、普通の死徒やったら一発でおわっとる。相手が死徒二十七祖やったさかい。しゃあないか!! まあ、金髪の姉ちゃんも似たようなもんや。魔力の無駄遣いちゅうんが分からんのか?」
 言いたい放題言うケルベロスに怒りの炎を燃やす凛とルヴィアがケルベロスに迫る。
「一度、的に当てる基礎からやり直したほうが周りの為や。一般人に被害が出なかったのが不思議なくらいや」

「おっと、もう終いの時間か。ロアとの戦いは、ネロとの戦い以上の長さになるから楽しみにしててや。ほな!!」



凛たちも現場に来たけれど。
美姫 「あまり活躍の場はなかったわね」
まあ、あの面子の中じゃ仕方ないのかも。
美姫 「ともあれ、ネロはどうにかなったわね」
だな。アルクェイドはちょっと事態を把握しきれてはいなかったが。
美姫 「その辺りは次回以降に説明してもらえそうだしね」
そうなると、ここから共同戦線、となるのかな。
美姫 「さて、どうなるかしらね」
それでは、この辺で。



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