第59話「激闘タタリの夜」






 
「カットカットカットカットッカット!! リテイク!!」
 カットを連呼するタタリ。
「そんなにカットしたいのなら理容室でも開くが良い」
「まだ真祖の登場シーンではない。舞台袖に下がりたまえ」
 さつきの出番はまだだと言うタタリ。
「下がるのは妾ではない」
「な、なんだ!? 思考が……」
 さつきが紅い月を具現化すると黒い塊が消え人型現れた。
「我が身が実体を!? しかもこの肉体カタチは」
 タタリが本来の姿を現した。
「……有りえぬ。二度もこの身ワラキアズェピアに戻るだと!?」
 ズェピアが自分の体に起こった異変を調べる。
「このような理不尽起き得よう筈がない!! 貴様が後天的に成った真祖の王族であろうと現象と化した私を存在に戻すなど……」
「戯け。潔く逝けズェピア」
 ズェピアを見下して言うさつき。
「次元の魔女に対価を払って異世界に渡ろうが、その身が第六と成る事はない」
 ズェピアは、第六へ至る事は出来ないようだ。
「奇跡の果てを知れ! その姿こそ汝の果てよ!!!」
「貴様何をした!?」
「解らぬか下郎。ならば仰げ、頭上に輝く紅い月を!!!」
 頭上にはさつきが具現化した紅い月が輝いていた。
「これは……私が『ワラキアの夜』となった夜の―――」
「この後は説明せずとも良いな……」
 ワラキアへの説明を省くさつき。
「カット! ちゃんと説明したまえ」
 説明を要求する。
「では、改めて説明してやろう……」
 改めて説明を始めるさつき。
「これは……私が『ワラキアの夜』となった夜の―――」
「思い出したか、自らを現象とする為に紅い月より汲み取った力……その猶予は再び紅い月が現われる刻までであろう」
「この世界に紅い月は存在しないはず。私の駆動式は終わらない。永遠にタタリである筈だ」
「式が終われば汝は元の姿に戻ろう?」
「……?」
「千年もの長き式の果てに正解に辿り着かねばワラキアの夜は死徒に戻る―――それが元の世界で汝とアルトルージュが交わした契約ではなかったか?」
「まて。では、これは―――」
「そう。これが汝のくだらぬ旅の結末よ。嬉しかろう?」
 エバって言うさつき。
「本来なら来るはずのない最期を此処に具現してやったのだからな」
「ばかな! 時間旅行ですら魔法の域だというのに―――ましてや異世界から千年後の月を持ってくるなど……!!」
「此処は私の世界。汝と同様、一夜限りの世界ではあるが故に私に用意できぬモノはない。ワラキア風に言うなら汝も私も一夜限りの嘘に依る支配者。より優れた空想を具現する者があれば劣った空想が妄想と堕つるは必定!!」
「―――では、私の望みは……」
「叶わぬ。汝の駆動式の終焉は人間の終焉―――」
 ワラキアに目に見えぬ刃が刺さり続ける。
「無人の荒野に君臨するも良いが結果の出た生を行うもくつうであろう。これ以上、汝の無策に我が力を使うこともなし」
 これ以上、付き合いきれないようだ。
「ここでその存在を終えよワラキア。なにより汝の立てる劇は不快」
 限界に達したワラキアが壊れる。
「―――ハハハハハハハハハハ!!!」
 ワラキアが壊れた。
「……その結果が無限の時を経て辿り着いた結末がこれだというのか!?」
「そのとおり。たとえ幾千幾万の時を重ねようとも所詮は叶わぬ見果てぬ夢よ。次元の魔女やクロウ・リードもいっておらんかったか?」
 ワラキアは過去にクロウ・リードとも逢っていたらしい。
「もはやタタリとして徒に彷徨う意義もない。元より汝は人々の口の端に上る噂にすぎぬ。噂の一ツ二ツが消えようとも何の支障もなかろう?」
 ただ呆然と見つめる弓子たち。
「今宵がワラキアの夜の終焉よ!!!」
「ハハハハハそうかそうか。そうか至れぬか。何千年タタリを続けようと貴様に至れぬといのか、紅い月よ!!!」
 タタリから血があふれ出す。
「だが! 滅びぬ! 私は滅びぬぞ、たとえ今宵が私の果てだとしても貴様を仕留めれば嘘も消えよう。元よりこの方法で至れぬとあらば真冬の夜の夢もこれまで。貴様を飲みつくしその力を持って次の手段を講じよう!!!」
 ワラキアの魔力が膨れ上がる。
「我が名はワラキアの夜。現象となった不滅の存在だ!!!」
 ワラキアは語り続ける。
「既にある五ツの法に加え、我更なる神秘へ到達せん」
 ワラキアに黒い霧が集まる。
「人の身で至れぬ? 人ならざる身で叶わぬ? 然り。其れは神々の領域たれば……」
 ぶっ壊れるワラキア。
「キ……キキキキキキ!!!! 魂魄ノ華、爛ト枯レ、杯ノ蜜ハ腐乱ト成熟ヲ謳イ、例外ナク全テニ配給。嗚呼、是即無価値ニ候 ……。蛮脳ハ改革シ衆生コレニ賛同スルコト一千年! 学ビ食シ生カシ殺シ称エル事サラニ一千、麗シキカナ。毒素、遂ニ四肢ヲ侵シ汝ラヲ畜生へ進化進化進化、進化セシメン!!! カカカカカカ……カ・カ、カット!! カットカットカットカットカット!! リテイク!!!」
 長いセリフを言うタタリ。
「我、紅い月の血を持って第六へ至らん!!!」
 さつきへ襲い掛かるタタリ。
「キ―――――――――!!! キイイイイイイイ!!!」
「妾に正面から突っ込んでくるとは愚かな……」
 突っ込んでくるタタリを片手で受け止め地面にたたき付けた。
 叩きつけられた箇所にクレーターが出来る。
「何故動ける!? 真祖の姫は動けなかったのに……」
 驚きを隠せないワラキア。

「スターライトブリカー!!」
 至近距離でワラキアに撃つなのは。
 なのは最凶の一撃をマントで弾く。
「リテイク!!! やり直したまえ!!!」
 なのはに駄目だしをする。
 ワラキアは爪を振り上げる。
 すると竜巻が発生しなのはを切り刻む。
 何故か、この世界に居ないはずの秋葉、アルクェイド、ネロが現われなのはに攻撃する。
 何も出来ずに大ダメージを受ける。
 タタリのナイト・オン・ザ・ブラッドライアーだ。
「なのは!!」
 なのはのバリアジャケットは裂け血が吹き出る。
 なのはは、飛行魔法を再起動できずに谷底へ堕ちていった。
 なのはを助けに行こうとするフェイト。
「奈落の底に落ちた役者に次の出番はない。谷底で永遠に来ない再演を待つがいい」
 助けに行こうとするフェイトにも爪で襲うタタリ。


 そしてクロノは……。
「だから、アレは事故だって……」
 クロノは、タタリなのは達と戦っていた。
 クロノの悪夢……。
 其れは、なのはたちからのO・HA・NA・SHだ。
 クロノは、最悪の悪夢を呼び出してしまったのだ。
 タタリなのはたちは、攻撃の手を止めない。
「今は僕と戦って居る時ではないだろう!?」
「だって、私達の敵はクロノくんだから」
 クロノは、ゾッとする。
≪Blaze Cannon.≫
 タタリなのはへブレイズキャノンを撃つ。
 ブレイズキャノンがタタリなのはに直撃する。
「少しは頭が冷えたか? なのは!!」
「酷いよクロノくん」
「ノーダメージ……」
「もう一度、悪夢を見せてあげる」
 タタリなのはが、タタリフェイトが、タタリさつきが、タタリすずかがクロノに襲い掛かる。
 クロノにとっては、あの時の再現である。

 *第10話「クロノ・ハラオウン、海鳴の地で死すなの?」


 あの時の記憶が蘇る。
「まさかと思うが……」
 その直後、タタリなのはたちはクロノに肉体的攻撃を加えた。
 クロノは、回避も出来ずにタタリなのは達の一方的な殺戮を受けた。



「次は誰が退場するのかな?」
「私だ!」
「なら、さっきの小娘と同様に退場してもらおう」
 次は、フェイトを退場させるようだ。
「同じ方法では観客が喜ばない。別の方法で退場してもらおう」
 タタリは別の業を使う。
「キャスト!!!」
 悪性情報で編まれたなのはがフェイトを襲う。
 レプリカント・コーディネイターだ。
 悪性なのはが、連続でフェイトにスターライトブレイカーを撃つ。
 立て続けに撃たれては、バリアも持たない。
 あっという間にシールドも砕かれその身に受け続け意識を失いなのはと同じように谷底へ堕ちていった。
「フェイトッ!!」
 アリシアが飛び掛る。
「では、君も退場したまえ」
 アリシアは、爪を伸ばし裂きかける。
「動きは良い。だが……」
 タタリは爪でアリシアの胸を裂いた。
 裂かれたアリシアの胸からは血飛沫が飛ぶ。
 それも無視して戦う。
「その再生能力、吸血鬼か……」
 アリシアは、答えない。
「なら、手加減無用で退場してもらう」
 既にアリシアの胸の傷は回復していた。
 吸血鬼として復活しただけある。
「カット!!」
 最初は互角だったがあっという間に押され始める。
 死徒二十七祖には敵わない。
「ヴァルディッシュ!!」
≪Yes, sir.≫
「そんなオモチャで私と踊る積もりかね?」
 デバイスのことを知らないワラキア。


 弓子はギバルテスと……すずかは、ホアンと戦っていた。
 すずかの場合は戯れていた。


 そしてクロノは、タタリなのは達に遊ばれていた。
「クロノくん、その程度なの?」
「それでよく執務官を勤められるね」
「いっそのこと執務官を止めたら?」
「死ぬが良い!!」
 タタリなのは達はクロノを取り囲んで一方的な攻撃を続ける。
 バリアジャケットは、既にボロボロである。
 空へ逃げても飛行魔法で追いかけてくる。
「空に逃げても無駄だよ」
「堕ちよ!!」
 一気にクロノの上に移動するタタリさつき。
 そしてクロノを蹴落とした。
 蹴落とされたクロノは地面にクレーターを作ってめり込む。
 そんなクロノの腹ににタタリさつきの膝が極まる。
 クロノの口から血と胃液が溢れる。
「その程度か? つまらぬ……」
「なら、死んで」
 地面にめり込んだクロノは動けない。
「うがぁっ!!」
 起き上がろうにも起き上がれない。
 腹に鈍痛が襲ってくるため力が入らないのだ。
「今すぐに楽にしてあげるね」
 何とか起き上がるクロノ。
 だが足はガクガク震えている。
「まだ起き上がれるだけの力があるんだ」
 クロノは、根性で立ち上がった。
 襲ってくる痛みに耐えながら策を練る。
 そこへ、アレが現われ頭上に落ちてくる。
 そうタライである。
 グワァンといい音を立ててクロノの頭に直撃する。
「誰だ!? せっかく策を練っているのに!!」
「いい音したね」
「うん」
「執務官辞めてお笑い芸人になったら!?」
 タタリなのは達に芸人になれと言われる始末……。


 クロノにタライが直撃して笑う人たちが居た。
 リンディ、エイミィ、プレシアである。
「執務官の坊や、最高だわ」
「笑っている場合じゃありませんよ」
「あの子達、本物じゃないわね」
「どういう事ですか? 本物じゃないって……」
「アレは、何者かによって呼び出された偽者」
 タタリなのは達が具現化した原因がクロノだとは思わない人たち。
「聞こえた!?」
『あぁ』
「クロノくん、そのなのはちゃん達を遠慮なくぶっ飛ばしちゃって」
 無茶な注文をつけるエイミィ。
『無茶を言うな!! こっちは大ダメージを受けていてまともに動けないんだぞ!』
「仕方ないわね。私も現場に出るわ」
 前線に出ると言うプレシア。
 それだけクロノの戦いは情けなかった。
 それもあるが、本当はアリシアが心配なのだ。


「なのは、覚悟はいいか?」
 クロノは怒りの炎を燃やす。
 怒りをタタリなのは達にぶっつける。
 何者かに落とされたタライの恨みをタタリなのはたちに転化する。
「スティンガーブレイドエクスキューションシフトッ!!」
 クロノの魔法がタタリなのは達に命中し爆発が起こる。
「どうだ!?」
 爆発の煙が晴れるとタタリなのは達が現われる。
「酷いよクロノくん。私達を傷物にした責任はとってよね」
「責任って……」
 反応が遅れるクロノ。
 クロノの後ろから魔法が放たれタタリフェイトを消滅させた。
「情けないわね貴方……」
「プレシア・テスタロッサ……」
「その程度の相手に苦戦するなんて」
 プレシアは、たった一撃でクロノが苦戦したタタリなのは達の一人、タタリフェイトを消滅させたのだった。
 吸血鬼として復活しただけあって魔法の威力も上がっている。
 クロノは、たった一人で自分と同等とそれ以上の相手、計4人と戦っていたのだから苦戦は当然だ。
「私とクロノくんの戦いの邪魔をするなんて酷いよ」
「偽者は、大人しく消えなさい」
 プレシアの魔法がタタリなのはを飲み込む。
 タタリなのはも一瞬で消滅した。
 だが、消滅させたはずのタタリなのはとタタリフェイトが再び現れる。
「どうやら、大元を叩くしかなさそうね」
 そして、またもクロノに落ちてくるタライ……。
 またしてもタライの直撃を受ける。
「つくづくタライに好かれているわね貴方……」
「好かれてなどいない!! 勝手に落ちて来るんだ!!」
「それを好かれていると言うのよ」
 絶対に好かれたくないと思うクロノ。




「う゛っ」
 アリシアはタタリによって腹を貫かれた。
「ごふっ」
 口と腹から血が溢れる。
 人間なら失血死してもおかしくない量だ。
 吸血鬼でも失血は大変である。
 失血したら動けなくなる。
「つまらない! 次で幕だ」
 アリシアとの戦いに飽きたようだ。
「ネズミよ回せ! 秒針をサカシマに! 誕生をサカシマに! 世界をサカシマに! 回せ回せ回せ回せ回せ回せ回せ!!!」
 高速回転でアリシアを切り刻んでいく。
 タタリのナイトルーラー・ザ・ブラッドディーラーでだ。
 切り刻まれ血飛沫が飛ぶ。
 アリシアもまた谷底へ落ちて行った。
「キャスト!!!」
 アリサも引き裂かれ谷底へ落ちていった。
 反応できなかったと言っていい。
「之こそ悲劇!」
 タタリの望む悲劇になりつつある。
 タタリによって4人も戦闘不能になっている。
「如何した!? 動けないのか? 真祖」
「そんなに動いてほしいか?」
「演じられぬ役者に用はない。退場したまえ」
 タタリは侮っていた。
「その身では至れぬと知るがよい」
 さつきは、紅い月を具現化した状態でタタリを攻撃する。
 まさか、攻撃できるとは思っていないタタリ。
 その一撃は、タタリを吹っ飛ばす。
 勢いよく転がり意味不明な奇声を上げるタタリ。
 そんなタタリに追い討ちを掛けるさつき。
 タタリは、ガードがやっとって状態だ。
 いやガードも役に立たない。



「何度っても無駄ですよ」
 ホアンは、何度も復活していた。
「やっぱり大本を叩かないと駄目だね」
 すずかもタタリを叩かないと駄目だと気づく。
「逃げるのですか?」
「逃げるんじゃないよ。私が直接手を下すまでもないだけ……」
 そう言って吸血猫軍団を呼ぶ。
「猫では私には通用しません。逆に猫たちが死にますよ」
 ホアンは、知らない。
 猫たちが普通の猫ではないと言う事を……。
 すずかが血を与え吸血鬼化させた猫だ。
 猫たちは紅い目を光らせている。
 夜だから余計に紅く見える。
「殺しても良いんですね」
「貴方に殺せるのなら……」
 すずかのセリフを合図に吸血猫軍団とタタリホアンの戦いが始まる。
 吸血猫達は小ささとスピードを生かし鋭い爪でタタリホアンへ攻撃する。
 それに数も多いので交わしきれない。
 タタリホアンの身体が吸血猫軍団によって刻まれていく。


 完全に戦力外の姉原美鎖と坂崎嘉穂。
「私達、完全に蚊帳の外なのでは……」
「私、病み上がりの上アミュレットも無いし、相手が吸血鬼じゃ……」
「それを言ったら森下も」
 そうはいってもタタリの悪性情報をタライに変換していた。
 その変換されたタライが別の場所で戦っているクロノに何度も直撃していたのである。



 そしてまたクロノに……。
 グアァァァンッ!!
 タライが直撃した。
 プレシアが合流してからも何度もタライに直撃されていた。
 プレシアの場合はあえて直撃することを言わないようである。

 クロノにタライが直撃するのを面白がっている人も居る。
「それにしても、こんな魔法がこの世界にあるなんて思いませんでした」
「そうね。今度、勧誘しようかしら?」
 リンディの悪い癖が出る。
「あのタライ、この娘が召喚したみたいなんです」
 空間スクリーンにこよみが映っている。
「なのはちゃんの流れ弾当たる直前の映像を見てください」
 問題の映像を見せるエイミィ。
 映像には、なのはの流れ弾が当たる直前で消えていた。
 次の瞬間には、クロノの頭上に現われ、クロノの頭に直撃した。
「魔法を無効化し尚且つ召喚する魔導師なんて聞いたこと無いわ」
「そうなんですよ」
 エイミィもどういう原理かわからなかった。
 その間も、映像の記録は怠らない。
「後で編集してなのはちゃん達に見せてあげよう」
 エイミィの陰謀は、それだけでは無かった。
 アースラクルーにも撒くつもりのようだ。


 タタリの夜は続く。
 夜は、まだまだ長い。
 果たして、タタリを倒せるのであろうか?


 次回予告

 すずか「続くタタリの夜」
 クロノ「フェレット、君も戦え」
 ユーノ「だから、ぼくぁフェレットじゃない!! クロノなんかタライに押しつぶされちゃえば良いんだ!!」
 弓子「剣と化せ我がコード!!」
 こよみ「えぇぇいっ!!」
 なのは「ちょっとO・HA・NA・SHしようか」
 すずか「次回『魔法少女リリカルなのは〜吸血姫が奏でる物語〜』第60話『復活!! 白い悪魔』」
 さつき、すずか「「称えよ紅き月よ!!」」



タタリも運の尽きかと思ったけれど。
美姫 「粘るわね」
決着は次回以降に持ち越しか。にしても……。
美姫 「クロノは災難続きね」
何故かクロノの頭上に現れるんだな。こんな調子でタタリの元に辿り着けるのかな。
美姫 「それじゃあ、この辺で」
ではでは。



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