「ふう、流石に昨日はきつかったなあ。」
体内の石のおかげで身体に疲れは残っていないが流石に精神的な疲労は大きい。
「とりあえず、昨日の事、遠坂に話しておいた方がいいよな?」
呟いて自問する。あのバーサーカーははっきり言って規格外だ。例え遠坂がどれほど優秀な魔術師であのアーチャーが強力なサーヴァントだったとしても最低でも苦戦は免れないだろう。正直、俺自身再戦しなければならないと考えると頭が痛くなる程だ。できれば、彼女には死んで欲しくない。その危険性を少しでも減らす為には話して置いた方がいいだろう。
「それから、できれば、イリヤも殺さないようにしてくれって頼んでおこう。」
自分を殺そうとした相手ではあるが、俺はなんとなく彼女を傷つけたくなかった。それに、そうでなくても被害は少ない方がいい。全てを救えなくても出来る限り多くの人は救いたい。傷つけられたからって安易に傷つけたくない。先輩ライダーである五代さんの言葉を思い出す。『みんなが笑顔でいるために!』『そうだよ、奇麗事だよ。だからほんとにしたいんじゃないか。だって、ほんとはみんなそれがいいんだもん。』今の所、俺が一番共感できる言葉だ。彼以外にも今まであった先輩ライダーのみんなはそれぞれ信念を持っていた。俺も自分自身を手に入れた時、本当の意味で仮面ライダーの仲間入りが出来る気がする。そんな事を考えながら俺は学校にたどりついた。
昼休み、俺が予定通り遠坂に話をしに、そのクラスに向かおうとした時だった。
「おい、衛宮、ちょっと待てよ。」
「んっ?なんだ、慎二?」
教室をでようとした俺を友人の慎二に呼びとめた。慎二の奴は最近おかしい。昔の奴は傲慢すぎる所もあるが、いい所もある奴だった。しかし、最近はちょっとその辺が行き過ぎているように見える。
「ちょっと、話しがあるんだ。付き合えよ。」
「いや、俺、ちょっと用があるんだけど、後じゃあ駄目か?」
「僕が呼んでるんだぜ、そんなの放って置けよ。」
と、そんな事を言ってきた。その態度に俺は内心で溜息をつくも、仕方なく付き合う事にした。
「わかった。それで、用はなんだ。」
「ああ、ここじゃあ、まずいんでちょっと連いてきてくれ。」
そう言って、俺は慎二に連れられ弓道場へと移動した。実は俺は1年の時、弓道部で慎二は現役の部員だったりする。精神鍛錬の一貫として入部していたのだが、1年の冬頃から、死徒退治を中心として正義の味方としての活動を模索し始めたので忙しくなり退部したのだ。
「それで、こんなとこまでつれてきて一体何なんだ、慎二?」
「ああ、衛宮、お前の腹の中にあるもの俺によこせよ。」
「!!・・・・・・・一体何の事だ!?」
まさか、慎二は俺の力の秘密の事を知っているのか!?だとしたら、慎二は・・・・・
「とぼけるなよ。知ってるんだぜ。それは、おまえみたいな落ちこぼれ魔術師じゃなくて僕のような特別な存在が持つべきものだ。」
「魔術師・・・・慎二、お前も・・・・・。」
「そうさ、僕は魔術師さ。そして、聖杯戦争のマスターでもある。こいよ、ライダー。」
慎二の呼び声に答え、一人の男が現われる。男は一見すれば極普通と言った印象を受ける。確かに鍛えられた感じはあるが、バーサーカーは愚か、ランサーやアーチャーと比べてさえも特にプレッシャーは感じない。だが、男がサーヴァント、英雄の霊である以上、油断などできる筈もない。
「さあ、おとなしくよこしな。」
「断る。」
この石は俺の命そのものであるし、恩人から託された大切なものだ。例え誰であろうと絶対に譲る訳にはいかない。
「馬鹿な奴だなあ。おまえ、おい、ライダーこいつから石を奪え。」
「わかった。」
男が答え、構え、いやポーズをとった。それを見た時、俺は激しい動揺を覚える。それは俺にとって見慣れたものに似ていたから。
「ライダー(肉体を変化させし)・・・・・・・・・・・ベルト(風車を持つベルト)」
男が宝具の真名を開放し、男の腰につけられたベルトが回転する。
「ライダー変身!!」
男の身体から光が発せられる。そして、その光が消えた時、男の姿は俺がよく知るものに変わっていた。
「仮面・・・・・ライダー・・・・・・・。」
その姿は俺と同じ仮面ライダー、いや、あの人を俺と同列にするなどおこがましいにも程がある。新聞の片隅に乗っていたぼやけた写真でしか見た事がない姿。仮面ライダーという伝説をつくりあげた最初の戦士、仮面ライダーのリーダー的存在。その本名を本郷猛と言い、もう一つの名を仮面ライダー一号と言う。
「俺もこういう事は本懐では無いが、マスターの命令だ。君の中にある石を奪わせてもらう。」
本郷さんの発したその言葉で半ば呆然としてしまっていた俺は正気に戻る。如何に相手が偉大な先輩であっても今は敵。ならば、俺は戦わなければならない。
「トレース(変)・・・・・・・・・・・・・・・・オン(身)!!」
俺の姿が俺の命の恩人がかって仮面ライダーとして戦っていた時の姿を模したものに変わる。今の俺では俺としての確固たる姿を形成する事も、恩人の人がその状態から進化した姿を形成する事もできない。借り物の姿、だが、たとえ紛い物であろうとも、仮面ライダーを名乗る限り例え相手が誰でも負ける訳に行かない。
「ライダー・・・・・」
「ライダー・・・・・」
俺と本郷さんは構えを取り、そして同時に飛び出した。
「パーンチ!!」
「パーンチ!!」
拳と拳がぶつかる。力は互角。
「たあ!!」
「とお!!」
互いに技を繰り出し、競り合う。その時だった、本郷さんが変身によって強化された聴覚でしか聞き取れない小さな声で囁いてきた。
「衛宮君、話がある・・・。このまま戦う振りをしながら聞いてくれ。」
「話?」
その言葉に俺は訝しがりながらも本郷さんの言葉を信じ、言われた通りにする事にした。
「そうだ、俺の本当のマスターはあの慎二という少年ではない。桜という彼の妹だ。」
「桜が!!」
本郷さんの衝撃的な言葉に俺は叫びそうになりながら、俺はなんとか声を抑え問い返す。後輩の既に1年近く付き合いがあり、家族同然に過ごしている桜が聖杯戦争のマスター、ひいては魔術師である事にショックを受ける。
「そうだ。君は俺の事を知っているようだからこれも知っているだろうが、俺は身体を改造されている。自らの意思に関係なくな。」
「はい・・・。」
ライダーの先輩である村雨さんから聞いた話だとライダーと言われるうちの11人が肉体を改造しているらしい。その中には自らの意思で応じたものもいるが、無理やり改造されたものもいて、本郷さんもその一人であるらしい。
「そして、俺は彼女の身体が触媒になって召還されたんだ。つまり、彼女も身体を無理やり改造されている。俺とは違い科学的ではなく、魔術的な改造だがな。」
「そんな・・・・・。一体誰がそんな事を!!」
俺はその言葉に先ほど以上のショックを受けた。俺は1年以上彼女と過ごしていながらそんな事にも傷つけなかった。何が正義の味方だ。俺は、曲がりなみにも正義の味方をやっているつもりで実は身近にいる大切な人すら救えていなかったのだ。それに愕然とし、同時にそんな事を桜にした奴に強い怒りを覚える。
「間霧臓硯、桜と慎二の祖父で、悪質な魔術師で慎二と桜ちゃんを裏で操っていると言っても過言ではない。そして、詳しい事情は説明している暇がないが、このままでは彼女はもっと酷い事をされる事になる。だが、今ならまだ、助けられる。俺の手術技術と君の中にある石の力を使えば、元通りとはいえないまでもかなり近い状態に彼女の身体を戻し救う事ができる。」
「本当ですか!?」
彼女は今まで苦しんでいた分、せめてこれからは幸せにならないといけない筈だ。彼女を救えるというならば、その為に俺は何でもする、そう決意を固めた。
「ああ、君は石の力をどの位コントロールできる?それから魔術での解析は得意な方か?」
「その力を魔術回路の代りにして魔力を形成したり、直接光を放射したり、そのぐらいです・・・。後、解析は割りと得意なほうけど。それじゃあ、無理ですか!?」
俺は意気込む。今の俺の力で桜が助けられるのかどうか気が気ではない。だが、本郷さんは小さく頷いてくれた。
「ああ、それなら何とかなるだろう。だが、今、あの子は心臓に爆弾を埋め込まれているようなものだ。下手に動いたりして、俺が裏切ろうとしている事がばれれば彼女の命が危ない。彼女が本当に危なくなるまえになんとかチャンスを作る。それまで、君は大人しくしていて欲しい。その為にはここはわざと引き分けにして置くんだ。」
「くっ、・・・・・わかりました。」
例え僅かな期間であっても桜をさらに苦しみの中に置いて置かねばならない事に俺は歯噛みをする。だが、むやみに動けば本郷さんの言うとおり事態を悪化させるだけだろう。悔しさをこらえ、頷く。
「よし。ここら辺で決着をつけるぞ。キックでいく。」
そう言われてここでお芝居を終わらせようとした時だった。長引く戦いに苛立った慎二が令呪を使って本郷さんに命令したのだ。
「おい、ライダー!!早くそいつを倒して石を奪え!!」
「なっ、こんな所で令呪を使うのか!?」
命呪はサーヴァントにどんな命令でも聞かせられるが漠然とした命令は効かず、3回しか使えない切り札である。まさか、こんな所で使うとは思っていなかったのだろう。本郷さんが驚きの声を上げる。
「はっ!!その石を手に入れれば僕は真の魔術師になれるんだ。そうなれば、もうサーヴァントなんてなくたって誰も僕に敵うわけないだろ?」
そう言って笑う慎二。本郷さんが歯噛みをする。そして俺に向き合って言った。
「令呪を使われては仕方がない。本気で行く。なんとか生き延びてくれ。」
そう言って、本郷さんは高速の蹴りを放ってきた。それはいままでの攻撃よりも速く、そしてなによりも鋭かった。
「ぐわあああああああ。」
その蹴りに反応しきれず、まともに喰らい吹き飛ぶ俺。その時になって初めて俺は気付く。いままで本郷さんは演技だという以上に手加減していたのだと言う事に。
「これが、初代ライダー・・・・。」
俺の前に強大なる壁が立ちふさがった。
「ライダーパーンチ!!」
「ぐっ。」
「ライダーチョップ!!」
「ぐはっ。」
本郷さんの攻撃が次々と俺を襲う。ライダーの先輩と戦うのはこれが初めてではない。五代さんや村雨さんに稽古をつけてもらった事もある。それに比べれば、本郷さんの攻撃は単純なパワーやスピードでは遥かに劣る。だが、その代わりに一つ一つの技が恐ろしく鋭く、そして巧みだ。こちらがかわしにくい位置、反撃しにくい位置に移動し絶え間ない攻撃をしかけてくる。
「ス、ストーン・フラッシュ!!」
俺には本郷さんの動きは捉えきれない。ならば、広範囲に放射される攻撃ならとストーン・フラッシュを放つ。流石にそれをかわしきれなかった本郷さんは苦悶の声をあげ、火傷を負う。
「ライダー・・・・。」
いまだと思い飛び上がり、必殺のライダーキックを放とうとする。だが、本郷さんは痛みに耐えて飛び上がり構えを取った。
「ライダー・・・・。」
くっ、負ける訳にはいかない。ここで、負けたら桜が救えなくなる。
「キック!!!」
「キック!!!」
両者の蹴りが激突する。そして、・・・・・・・・俺は押し負けた。
「ぐっ。」
何とか地面に着地する。が、僅かに体勢を崩し、そして目の前に本郷さんの姿があった。
「ライダーきりもみシュート!!」
「うわああああああああああああ。」
俺は身体をつかまれ、回転させられそのまま地面に叩きつけられた。骨がきしむ音が聞こえ、身体中が激しく痛む。
「つ、強い・・・・これがライダーの本当の力・・・・。」
思えば、五代さんや村雨さんは手加減していたのだろう。俺がライダーを名乗るなんておこがましいにも程があったんだ・・。意識が遠くなり、そのまま諦めてしまいそうになる。その時だった、俺の身体の中にある石に眠る、俺を助けてくれた人の記憶が流れ込んできた。
その人は身体を無理やり改造された。
親友も一緒に改造されてその人は頭まで改造されてしまいその人と戦わねばならなくなった。
その姿から助けた人に恐れられる事もあった。
でも、身体が傷ついても心が傷ついてもその人は立ち上がり続けた。
失いかけた俺の意識が戻る。同時に不甲斐ない自分を殴りつけたくなった。ライダーの人達だって最初から強かったわけじゃない。いろんな苦労をして傷ついて、大切なものを失って、それでも立ち上がり、そして強くなったんだ。なのに、仮にもその名を継ぐ俺がこんな所で倒れてしまうのは彼等に対する侮辱だ。それにここで俺が倒れてしまえば桜を助ける事はできなくなってしまう。俺は立ち上がった。身体はぼろぼろ、だが、かってない程の力が湧いてきている。
「ライダー・・・・・・・」
今の俺は確固たる信念も、絶対的な強さも持たない半人前のライダー。だから、最強の姿をイメージしてそれを模倣する。今の俺にとって最強のイメージは目の前にいる偉大な先輩。だから、彼の技を借りる。
「きりもみシューート!!!」
「なっ!?」
起き上がりざまにとびつき技を仕掛ける。驚いた顔の本郷さん、俺はそのまま本郷さんを投げ飛ばした。
「何やってんだよ、くそ!!」
それを見て慎二が罵倒する。だが、俺も本郷さんもそれを無視した。ライダーとしての先輩と後輩、今俺達には互いしか見えていない。次で決着、それで引き分け以上に持ち込めなければ桜は救えない。仮面ライダーを名乗る資格もない。
「あなたを乗り越えてみせます、本郷さん。」
決意を口に出してそして全力の技を放つ為の構えを取る。
「フルチャージライダー・・・・・・・」
「電光ライダー(電の如き)・・・・・・」
真名の発動。おそらくは改造された肉体そのものが宝具である本郷さんの、その中でも特に代名詞となる技。
「キック!!」
「キック(速き蹴り)!!」
先ほどと同じように蹴りが激突する。だが、今度は押し負けない。そして、互いに弾かれた。地面に着地した俺達は互いに膝をつく。
「くっ、マスターここは引き下がった方がいい。結界が張ってあるとはいえ、これ以上戦い続ければ騒ぎが大きくなる。」
そこで本郷さんがそう進言する。だが、慎二はそれをはねのけた。
「うるさい!!誰かきたらお前が全部殺せばいいだろう!!」
その言葉に俺は悲しくなる。勝手の親友がそこまで変わってしまった事に。
「慎二・・・・お前、本気か?」
「ああ、そうだとも、なんだ、偉そうに説教でもするつもりか?」
「・・・・そうか、なら、俺はお前を止める。お前から力を奪う。」
俺の身体から発せられる気迫に慎二が怯える。あいつを止める為にも俺は戦わなければならない。そう思い立ち上がろうとして、俺は崩れた。
「えっ・・・・・・・。」
俺は一瞬、何が起こったのかわからなかった。身体が全く動かない。
「どうして・・・・・。」
「限界か・・・・・・。」
その理由がわからない俺に本郷さんの呟きが耳に入る。それで俺は気付く。既に俺の身体は限界に達する程のダメージが蓄積していたのだ。
「ははは、なんだ衛宮、偉そうな事言ってそのざまかよ。おい、ライダー、早く石をとりだせ!!」
「くっ。」
慎二が笑い、本郷さんに命令する。本郷さんはそれになんとか抵抗しようとする。しかし、その様子に焦れた慎二が更に令呪を使った。
「おい、速く石を取り出してこっちにもってこい!!」
流石にそれには抵抗できず、本郷さんが俺の方に近寄ってくる。身体は一向に動かない。
くそ、動け、動け、動け、動け、動け!!
心の中で叫び続ける。だが、動かない。そして本郷さんの腕が俺に伸びる。
「はあっ!!」
その時だった、影が俺の目の前を走り、本郷さんに対し、切りかかった。
「マスターの命により、彼を守護します。私の命がある限り彼には手をださせません。」
鎧を身に纏った金髪の少女。幻想的な美しさを持った彼女は“目に見えない剣”を持っているのだという事が感じ取れる。
「彼を守るよう約束をしていてね。悪いけど、彼に危害を加わらせる訳にはいかない。」
男装の麗人、その言葉が似合う隻腕の女性がその少女の後方から現われ、そう慎二に向かって宣言する。
「ミナミコウタロウと名乗る男から命を救われ、このセイバーの触媒となるものを受け取った。その対価として君を守るよう言われている。信じる、信じないは別として私は君の味方だ。」
そしてその女性は俺にそう語りかけてくる。そこに出た名前に俺は驚愕する。
「南さんが!?」
それは俺の命の恩人の名前だった。彼がこの人を救った・・・。そして、俺を守れって・・・。
「な、なんだよ、一体。どうして聖杯戦争のマスターが他人を庇うんだ!?」
慎二は思わぬ伏兵の登場にもろに動揺しているようだ。そこで、本郷さんが再び進言する。
「ここは不利だ。やはり引いた方がいい。」
「う、うるさい!!サーヴァントの一人ぐらいお前が片付けろ!!」
慎二がわめき散らす。その時、動かなかった俺の身体に僅かだが力が戻ってきている事に気付いた。全身に走る痛みに耐え、立ち上がる。
「これで、3対1だぞ。これでもまだ戦うのか?」
俺は出来る限り脅しつけるように言う。その言葉に慎二はさらに怯えを見せる。そして流石に不利を悟ったのだろう、退却を命じる。
「ひっ。く、くそ、逃げるぞ、ライダー!!」
「わかった。」
そして、ライダーは慎二を連れ、飛び立っていった。そこで、女性が俺に向かって話しかけてくる。
「この学校には他に魔術師がいる筈だ。結界が張ってあるとはいえ、そろそろ気付かれるころだろう。早くここを立ち去るぞ。ああ、そうだ、私の名前はバゼット・フラガ・マクミレッツ。私を信じるならついて来い。」
「あ、ああ。」
この学校にいる魔術師というのは遠坂だろう。彼女なら別に見つかっても問題はないが、ここは彼女、バゼットさんに頷いて置く。そして俺達は学校を後にした。
(後書き)
結界はそういう道具を慎二が臓硯から預かった道具で張ったという設定です。結構レベルが高いので近づかないと凛でもわかりづらいようになっています。
仮面ライダー一号
ジャンプ力25メートル
パンチ力3トン
キック力10トン
100メートル4.5秒
必殺技
ライダーパンチ B−
ライダーキック B+
電光ライダーキック(雷の如き速き蹴り)A−
おおー初代ライダーだ。
美姫 「騎乗能力で乗るのはやっぱり、サイクロン?」
何だ、それは?
美姫 「何でも、ライダーのバイクの名前だそうよ」
なるほど。宝具の一つとして出るかな?
美姫 「ライダー轢き逃げアッタク?」
いや、そんな名前じゃないだろう……。
美姫 「冗談よ、冗談」
さて、次回はどんな展開が待っているのか。
美姫 「次回も楽しみにしてますね〜」
ではでは〜。