Side:ネロ


「オォォォォォォラァァァァァァァァァァ!!!」

「「く……腕を上げたなネロ!!」」

「Ha!当たり前だろクレド?
 アンタが死んじまってから、2年も経ってるんだぜ?2年も有れば腕を上げるには充分過ぎんだろ……特に、俺みたいに周りの環境に恵まれてればなぁ!!」



――バキィ!!



「「此処までとは!!……見事だ!!!」」



アンタから褒められる日が来るとは思ってなかったぜクレド。教団に居た頃は、俺が好き勝手やってたせいもあるが、アンタから褒められる事なんて無かったからな……
ま、コイツもまた新鮮で良いさ。


さて、俺が何をしてるのかと言うと、大体予想はついてるだろうが、クレドとの模擬戦の真っ最中って訳だ。
俺としても、あの時の決着が付かず仕舞いってのにはモヤモヤしたもんが有ったから、クレドの『あの時の決着を付けよう』って提案に乗った訳だが、幾ら何でも『帰天』し
た状態で、バトルってのは幾ら何でも反則過ぎねぇかおい?

幾ら俺にデビルトリガーが有るとは言っても、帰天したクレドの強さは、俺の時代のダンテに勝るとも劣らないレベルだから、油断は出来ねぇ。


だけどなクレド、此の試合は負けてやらないぜ?
只の模擬戦なら、華を持たせてやってもいいんだが、生憎とこの戦いはなのはも見てるから、負ける事は出来ねぇんだ……だから、覚悟はしといてくれよなクレド?



「「良いだろう……その力、私に見せてみろネロ!」」


言われるまでもねぇ……此れが俺の力だ――Do it!(やってやるよ!)



――バキィィィィィィン!!



見せてやるよクレド、俺の本気……デビルトリガーを解放した俺の力ってモンをなぁ!!そして知りな、本物の悪魔の力が、ドレだけ圧倒的なのかって言う事をな!!














リリカルなのは×Devil May Cry  黒き騎士と白き魔導師 Mission81
『ガチンコバトル!〜Real Fight〜』











さてと、結果だけ言うなら俺の勝ちだった。
帰天したクレドは確かに強かったけど、日常的になのはとの模擬戦をしてる俺からしたら、射撃系は精度が良くても発生が遅いから回避できるし、近接戦闘に関しても
バージルにダンテにシグナムって言う一流どころが集まってるから、少なくとも負ける気は全然しねぇってのが本音だな。



「まさか、此処までとはな……鍛錬は怠って居なかったようだな?」

「当たり前だろクレド?……強くなけりゃ、本当に大事な人を護る事なんて出来ねぇんだからさ。
 ――尤も俺に限って言えば、その大事な人ってのも、次元世界最強の力を備えてる訳なんだが……まぁ、今はソイツは思考の外に捨て去るとして、兎に角、此れが今
 の俺なんだ。
 コイツ等が居たからこそ、俺は強くなれた。つまりはそう言う事なんだろう?」

「かも知れんな。」



ま、あの時の決着が付いたって言う事で、此処は手打にしておこうぜ?――これ以上アレや此れや言ったところで、互いに分かる筈もないだろうからな……良いだろ?



「あぁ、私は構わん。
 しかし、其れとは別に、閻魔刀をあそこまで見事に使い熟すとは、流石に予想外だったぞネロ?すっかり手に馴染んでいるようだな、その刀も。」

「ま、其れこそ『先生』が良いからな。」

尤も、バージル以上に刀の扱いが巧くなるのは、マダマダ先の事だろうけど、だが絶対に追い抜いてやるさ。そうじゃなかったら、閻魔刀を真の意味で継ぐ事なんて出来
ないと思うし、次代に継がせる事も出来ないだろうからな。



「はい、お疲れ様でしたネロ、クレドさん♪良かったらどうぞ。」

「っと、Thank you.なのは、一戦やって喉が渇いてたから丁度良かったぜ。
 其れに、隊長殿から直々にクールダウンの為のドリンクを頂けるってのは、隊員としては最大級の光栄ってモンだから、有り難く頂いとくぜなのは。」

「ふぅ……少しは成長したかと思ったが、相手が誰であろうと、その軽口と無作法な態度は相変わらずか――申し訳ないな、ミスなのは、コイツはこう言う性格故に、色々
 と面倒をかけるかも知れんが、如何か許容してやってくれないか?」

「大丈夫ですよクレドさん。ちゃんと分かってますし、其れにネロだって分かってやってますから。って言うか、こういう対応するのは、私に対してだけですからね?
 他の人には軽口は叩いても、こんな事はしない……私にだけ見せてくれるネロだって思いますから♪」



あ〜〜〜〜……言われてみれば確かにそうかもな。ま、其れだけなのはの事を信頼してるって事さ。
本気でムカついてしょうがない奴には、軽口すら叩かねぇで、挑発的なセリフブチかまして、あとは無視が基本だからな?……軽口は、信頼してる相手だから叩くんだ。



「うん、其れも分かってるよネロ♪
 寧ろ、ネロの軽口を聞くと安心するかな?――其れだけ、私の事を信頼してくれてるんだって、改めて実感できるからね?」



……そう来たか――ったく、参ったねコイツは。文字通りの『開いた口が塞がらねぇ』って感じだぜ。



――ガシ!!



「愛してますなのはさん。」

「うん、知ってる♪其れと手を放してね、左手は兎も角、右手で握られると、私の手の骨が割と本気で悲鳴を上げてるから。



あぁ、悪い!……ったく、こう言った事に関しちゃ、なのはには未来永劫敵わないかもな。

さてと、俺とクレドの模擬戦は終わったんだが、生憎と本日のメインイベントはさっきの模擬戦じゃなくて、スバルとギンガの『姉妹対決』だ。其れも、本気の勝負でな。
経験と地力の差で言うなら、ギンガの方が圧倒的にアドバンテージがあるんだが、スバルの方も機動六課のメンバーと過ごす中で着実に実力を伸ばして来てるから、一
概にどっちが勝つって事は言えねぇと思うんだが、なのはは如何見る?



「ネロとそんなに変わらないかな?
 地力の上では、ギンガに圧倒的なアドバンテージが有ると言えるけど、スバルにはそのアドバンテージすら覆す『可能性』が有るから、結果は予想すら出来ないよ。」

「やっぱりそうか。
 訓練校の時から、ギンガの格闘技術は群を抜いて凄かったが、スバルの其れも決して引けはとらねぇ……寧ろ正統シューティングアーツを学んだ者同士としては、そこ
 までの大きな差はねぇんじゃねぇかと思ってるくらいだぜ?
 ノーヴェはやや変則的で、ドゥーエに至っちゃシューティングアーツの裏流だから比較するのもアレだが、スバルなら、きっと見せてくれるんじゃねぇのかな?
 たとえ勝てなくとも、勝ち以上に価値があるって言うモノをさ。」

「其れは……確かにそうかも知れないね。」



其れに、なのはだって思ってるんだろ?――自分の後釜となるエースは、スバルしか居ないって。



「!!……知ってたの!?」

「半分は予想だけどな。
 でも、普段の訓練からも、お前がスバルに寄せてる期待がハンパじゃねぇのは良く分かるし、スバルもスバルで日々研鑽を積んでるから、実力が伸びまくりだからな?
 其れこそ、クロスレンジ限定って言う縛りで模擬戦をやったら、俺やダンテであっても無傷で勝利ってのは、結構キツイレベルだぜ?お世辞抜きに、割とガチでな。」

「ネロとダンテが無傷で勝つのが難しいとは……あの少女は、其処までなのか?」

「うん、今年の新人は粒揃いだけど、その中でもスバルはフロントアタッカーとして稀有な才能を持っているんです。
 活動的な性格と見た目から、良く居るスポーツ少女と思われがちなんですけど、あぁ見えて今年の新人では、訓練校を座学トップの成績で卒業して居るんですよ。」



ホント、マジで意外すぎるよな其れ。
見た目で判断しちゃいけねぇってのは良く分かってるんだが、多分100人の人間が居たら100人が、初見でスバルを『座学トップ』とは思わねぇだろうなぁ……其れを言
ったら、座学2位のノーヴェもそうなんだけどよ。



「其れに加えて、スバルは『真似てアレンジする』のも得意なんです。
 4年前に、たった一度見ただけの、私の『ディバインバスター』を見様見真似で覚えて、そして自分のスタイルに合うようにアレンジして使って居ますから。」

「成程……運動神経も良く、頭も回り、更に他者の技能を即座に会得し自分流にアレンジして己の物とするとは、確かに見事な才能としか言いようがないモノだ。
 否、才能などと言う言葉で済ます事は出来ないだろう――天才と言う言葉でも、足りない『何か』を感じてしまうからな。」



ま、そんだけスゲェって事さスバルは。いや、其れを言ったら、ナカジマ姉妹は夫々がベクトルの違いは有れどもスゲェんだけどな。
でも、スバルはその中でも成長速度が群を抜いてるんだよ、訓練で失敗したところは次には直して来てるし、チームメイトとのコンビネーションでミスが出た場合でも、次
にはキッチリとミスがない様に決めて来るからな……正直言って、あぁ言うタイプは敵に回したくないぜ。

加えて、スバルが此れなのに、其処に指揮官のティアナが加わってみろよ?
スバルがコンビネーションとかの穴を指摘して、ティアナが其れを修正、でもって即座にスバルがその修正案に対応するって恐ろしすぎるコンビだろ此れ……?

兎に角、そんなスバルがギンガに遅れをとるとは思えねぇ。ギンガの実力を十二分に分かった上で言う事だけどな。



「其れは……次なる模擬戦は、期待出来ると言う事だな。
 ……時にミスなのは、其れは重くはないのだろうか?」

「気にすんなクレド、小狐状態の久遠がなのはの頭の上に乗っかってんのは『何時もの事』だ。」

「此処は、なんだかくーちゃんのお気に入りの場所みたいで♪」

「ぐで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……」

「そう言うモノ……なのか?貴女が良いのならば、其れで構わぬのだが……」



なら、問題ねぇよ。久遠は其処が好きで、なのはも其れを受け入れてるんだからな。

其れよりも、そろそろ始まるぜ?――ストライクアーツの正道を継承した姉妹による、最高の模擬戦てやつがよ!!








――――――








Side:なのは


さてと、遂に始まったね、スバルとギンガの姉妹対決。
2人ともウィングロードは展開出来るし、ストライクアーツの技量もほぼ同じ……差異を上げるとしたら、ギンガの方がスバルよりもストライクアーツの錬度が高く、スバルに
は、ギンガにはない技が有るって言ったところかな?

それらを総合して考えると、互いに持てる力の全てを持って戦えば五分って言ったところだろうね。



「せい!!」

「どりゃぁ!!!」




現実に、この模擬戦は、何方も一歩も退かない互角の勝負が展開されているんだから。
経験で勝るギンガが定石に倣った攻撃を仕掛ければ、スバルは定石から外れた動きで其れを躱して反撃する……でも其れすらやり過ごして、ギンガは再び攻勢に出る
って言う展開だからね……此れは見応えがあるよ!

縦横無尽に張り巡らされたウィングロードを駆け回って、クロスレンジで戦うスバルとギンガ。
そして、拳や蹴りが交錯する度に飛び散る火花……姉妹の模擬戦と言うには、些か派手すぎるかも知れないけど、其れだけに2人がドレだけ本気なのか伝わって来る。

きっと、スバルもギンガも、今この時だけは姉とか妹とか、そんなモノは関係なしに、この戦いを楽しんでるんだろうね。
激しい攻防であるにも関わらず、2人の顔には笑みが浮かんでるんだから。



「ったく、スバルにゃ敵わねぇな本気で。
 双子だから、其処までの差はねぇと思ってたんだけど、アタシとスバルには紙より薄くダイヤより硬い壁が有ったんだな……アタシは、ギンガと互角には勝負できねぇ。」

「だろうね。……でも、其れでいいんだよノーヴェ?
 人は諦めない限り、何処までも成長する事が出来るから、今は及ばなくても何れ越えられる時が来る……私もそう思って頑張って来たから、10年前のジュエルシード
 事件の時に、最終的にフェイトちゃんに勝つ事が出来た訳だから。」

「なのはさん……そうですよね!!
 今は及ばなくとも、日々此れ精進を重ねて行けば、何時かは超えられる日が来るかもしれませんし、諦めて止まっちまうのは絶対にダメですからね!!」



其の通りだよノーヴェ♪
諦めたらそこで成長は止まってしまう……だけど、諦めなければ未来への道は無限に広がっているんだからね。

其れは其れとして模擬戦は……



「てやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「!!!!」



スバルの一瞬の隙を突いて、ギンガが突貫して一撃必殺の拳打を炸裂!!
スバルの身体の頑丈さには定評があるけど、あれがクリーンヒットとしたら、冗談抜きでヤバいかもしれない………



「あ、危なかった〜〜〜!!」

「スバル!?」



んだけど、スバルはギリギリのところで其れを避けた……避けて見せた、回避不能とすら思える一撃を……此れは一体如何言う事なんだろう?



「……マジかよ……スバルの奴、土壇場で『テーブルホッパー』を使いやがったな?
 模擬戦で何度か見せたとは言え、この土壇場でそいつをやって見せるとは大したモンだぜ……ドンだけ、スゲェんだよアイツは!!」



テーブルホッパー……敵の攻撃をギリギリまで引き付けて行う、ネロの緊急回避術――それを、土壇場で見様見真似でやってのけるなんて、やっぱりスバルは凄いよ!
そして、テーブルホッパーの最大の利点は、攻撃を行った相手よりも先に動ける事にある……此れは最大の好機だよ!!



「行くよギン姉……これが、今のアタシに出来る最高の技!!
 でやぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……真・昇龍拳!!!



――ガス!ゴス!!バキィィィィィィィィィィィィ!!!



……で、決まったね此れは。
強烈なボディアッパーから、ショートアッパーに繋いで、其のまま打ち抜き式のジャンピングアッパーカットを喰らわせたわけだからね……ギンガは戦闘不能は免れない。
仮にKO判定されてなくても、喰らったダメージ的にレフェリーストップがかかるだろうからこの模擬戦はスバルの勝ちかな?



「だろうな……てか、まさかオッサンのリアルインパクトまでコピーしてアレンジしてるとは驚きだったぜ?
 だが、其れだけに頼りになる――そうだろ、高町なのは分隊長殿?」

「うん……この模擬戦で確信したよ――次なるエースはスバルだってね。」

だけど今は、全力で戦ったスバルとギンガの両名を讃えて労う時だよ。――この模擬戦は、機動六課の全員にとって、いい刺激になった事は間違いないだろうからね♪
そして、その刺激が良い方向に向かってくれたら言う事なしだよ。



「まさか、あんな方法で来るなんて……完敗だわスバル、少し見ない内に相当に強くなって居たのね?」

「六課の仲間が居たからだよギン姉。
 アタシ一人だったら、多分勝つ事なんて出来なかった――だけど、六課の仲間が居たから、其処から吸収できる物が有ったから、アタシは勝つ事が出来たんだと思う。」

「そうだとしても、勝ったのは貴女でしょう?
 なら、胸を張りなさい――仲間の力を得た末の勝利と言うのは、単独で得た勝利よりも、何倍も価値のある事なのだから。」

「!!……うん、分かったよギン姉!!」



事実、良い方向に向かってるみたいだからね。


スバルもギンガもお疲れ様。――とってもいい戦いだった、其れこそ分隊長って言う立場を忘れちゃう位に、エキサイトした模擬戦だったからね……素晴らしかったの!!
最初のネロとクレドさんの模擬戦に、続くスバルとギンガの模擬戦を見て、六課の士気は思いがけずに上がっているから、此れはこの先プラス方向に作用するからね。



「「はい!ありがとうございます!!」」



うん、その調子で、此れからも頑張ってね♪



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そんなこんなな日々を過ごしつつ、3週間が経過した。
この間には、不気味なほどに何もなかったから、六課の訓練に集中する事が出来たんだけど、模擬戦で私とネロをぶつけるのは如何かと思ったよはやてちゃん……一歩
間違ったら、六課どころが管理局その物が吹き飛んでなくなってかもしれないんだからね。

尤も、その模擬戦ですら士気の高揚に繋がったって言うんだから、六課の皆の神経の太さに驚きなの。


でも、それらを含めて、機動六課の地力が大幅に底上げされたのは間違いないと思う――って言うか、確実に底上げされているよ。



「だろうな、間違いなく強くなってるぜ六課はな。」

「ネロ……そうだよね?」

「あぁ、間違いねぇさ、何だったらスパーダの血に誓ったって良いぜ?其れ位に、強くなってんだよ、六課のメンバーは、全員がな。」



だよね……だったら、私には迷いはない!!


今日の『意見公聴会』は、何て言うか何かが起きる気がバリバリするんだけど、私達ならきっと大丈夫――何が起きても、絶対に何とかなるって信じてるからね!!



「だよな…まぁ、六課宿舎の方は俺達に任せとけ、俺とバージルにダンテ、此れだけの戦力が集ってるなら負けはねぇし、攻めて来た奴等も一網打尽だからな。
 其れよりも、そっちこそ無理するなよなのは?無理した挙げ句に死んじまったなんてのは、洒落にもならねぇからな?」

「分かってるよネロ。
 必ずここに戻ってくるから、その間、六課宿舎とヴィヴィオの事、宜しくね?」

「All right Nanoha.(了解だなのは。)任せときな。――行ってこい、なのは。」

「うん……行ってきます、ネロ。」



「「ん…………」」



で、出撃前のキス……此れだけで、私のやる気はMAXオーバーの120%状態なの!!
正直な事を言うなら、意見公聴会で何が起きるのかなんて言う事は、マッタク持って予想は出来ないけど、だけどなにが起きても最終的には絶対に何とかなる筈だよ!




だって此処には、機動六課には、最強にして最高の仲間が集っているんだから!!

矢でも、鉄砲でも、火炎放射器でも、核弾頭でも何でも来いなの!――私達は、其れを完膚なきまでに粉砕して、そして勝利を手にするんだからね!!



「じゃあ、また後でな?」

「うん、あとで……必ずね。」

ふぅ……それじゃあ、気合を入れて行こう!!――この舞台は、思ってた以上の大舞台での大立ち回りになるかも知れないからね!!!















 To Be Continued… 





特に何事もなく、日々は過ぎてという感じかな。
美姫 「みたいね。順調に鍛練漬けの日々ね」
六課メンバーも着実に力を付けているみたいだしな。
美姫 「これで何があっても大丈夫と言いたい所だけれど」
何事もないというのも逆に不気味だな。
美姫 「そうよね。何か大きな事が起こりそうね」
どうなっていくのか、次回も楽しみです。
美姫 「次回も待っていますね」
ではでは。


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