第105話「Starting Stars2」






 前略…………。
 おとーさんとギンガお姉ちゃんへ。
 あたしが陸士訓練校に入校してからもう2ヶ月。


「そう! 落ち着いてルール守って!」
「うんっ!」
 スバルとティアナは、ラン&シフトの練習を繰り返していた。
 スバルが暴走しないよう注意しながら……。


 仮のコンビでルームメイトのランスターは。


「ポジションキープ! そのままよ!」
「うん!」


 ちょっと怖いけど、すごく一生懸命で朝晩の自主練に付き合ってくれたり、色々教えてくれたりします。


「これで来月分までの予習終了! 教えたとおりで、ちゃんと全部できたでしょ!?」  スバルは、要領が悪いようだ。
「ジュース、あたしの奢り」
「結局あんたは、自分の馬鹿力をちゃんと使えてなかったのよね。早めに矯正できてよかたわ」
「うん。ランスターさんのおかげだよ。ホントありがとう」
「別にィ。あんたのためじゃないしね」
 スバルからのジュースを飲むティアナ。
「コンビの相方が使えないと、あたしが迷惑なだけだから」
「でも、ありがと!」
「ありがとじゃなくって! あんた、冗談みたいに恵まれた魔力と体力持っててさ。デバイスだって」
「あ、リボルバーナックル?」
「こんな立派で高価そうなの持ってんだから、使えてなかったことを恥じなさいよ!」
「あ…………」
「なによ?」
「あ、なんでもない」
 なんでもないと言うスバル。
「そうだね! 恥じた! もっとしっかりやってくよ!」
 その時、チャイムが聞こえた。
「げ…………もうこんな時間!」
「うん! 戻ろう!」
 時間が経つのを忘れていたようだ。

「シャワーが混む時間になちゃったねぇ」
「ぐずぐずしているからよ」
 シャワールームは、女子訓練生で溢れかえっていた。
 そこに男子の姿はない。
 時間によって分けられているのかはわからない。
「えへへ…………ごめん」
 スバルは、写真を着替えの入っているかごの中に入れる。
「…………あんたホントに、その写真ずっと持ち歩いてんのね」
 スバルは、何時も写真を持ち歩いているようだ。
「うん。あたしの憧れの人だから…………お守り代わり! 雑誌の切り抜きなんだけどね」
「戦技教導隊の高町なのは二等空尉」
「うん」
 スバルが持っている写真は、なのはだけではなかった。
 複数の写真があった。
 その中には、すずかの写真もあった。
「すごい人なんだよ。9歳のころに、もうAAAランクで、次元災害事件を止めたとか、破壊不能って言われた危険な兵器を屠ったとか!」
「さすがに、それは噂でしょ。どういう9歳よ」
 汗を流し始めるスバルとティアナ。
「まあ、すごい人だってのは知ってるわよ」
「有名人だもんねー」
 なのはは、有名人だった。
「空のエースが憧れの人ってことは、あんたも空隊目指しているんだ」
「んー―――。ベルカ式で空戦型って、今はほとんどいないしねー――」
 ベルカ式の空戦型は絶滅危惧種だ。
「まあ、近代空戦はミッド式の長射程&大火力が主流だしね」
「空も飛んでみたいし、ミッド式にも興味あったんだけど、飛行もミッド式も今のところ適正ないみたいだし、自分で陸上を選んだわけだしね」
 スバルは、空戦もミッド式も適正がなかったらしい。
 ミッドとベルカの両方の適正を持つ者もいる。
「ランスターさんは? やっぱり空隊希望?」
「まあね」
 ティアナは、空隊希望らしい。
「今はまだ飛べないけど、飛べなきゃあたしの夢は叶わないから」
「ね。ランスターさんはさ…………」
「あのさ、ナカジマ訓練生。悪いんだけど、あたしはあんたの友達じゃないし、仮のコンビだから世間話くらいはするし訓練も付き合うけど、必要以上に馴れ合う気とかないから。その辺誤解しないでほしいんだ」
 馴れ合う気はないティアナ。
「あたしこーゆーやな奴だしね」
「ランスターさんは、いい人だと思うけど、ごめんね。ちょっと気をつける…………」
「悪いわね」


 そして、『赤い悪魔』達は……。
「何でなの!!」
 吼える凜。
「何で昇進がないのよ!!」
「そうですわ」
 ルヴィアも吼える。
 人事の発表に不満があるようだ。
 本当ななら昇進していてもおかしくない。
 だが、誰かに妨害されているようである。
「あぁイライラする」
「わたくしもですわ」
 ストレスが溜まっている凜とルヴィア。
「ストレス発散の道具もあるわね」
 士郎を見る凜とルヴィア。
「ありますわね」
「まさかとは思うが……」
「そのまさかよ!!」
「でしてよ」
「うほっ」
 股間を蹴られる士郎。
 股間を蹴られ眼から星が出る。
 股間を押さえ悶絶する士郎。
 だが、凛とルヴィアは蹴るのを辞めない。
「あんたのせいで連隊責任取らされているのよ!!」
 そう言って、士郎の股間を蹴る。
「その通りですわ」
 ルヴィアも士郎の股間を蹴る。
 連帯責任をとらされているのは、士郎の方である。
 二人の暴走を止められなかった事で責任を取らされていた。
「あたし達が昇進できないのは、あんたのせいなのよ」
 士郎の責任にする凛。
「俺のせいにするなよ」
「弟子の分際で文句あんの?」
 遠坂の口撃。
「師匠の失敗は、弟子の失敗なの!! だから、あんたのせいなの!! 今後の為にも弟子に教育しないといけないわね」
 再び士郎の股間を蹴る凛。
 教育的意味で何度も徹底的に蹴る。
 ルヴィアも同様に蹴り続ける。
「まだまだ、教育は終わらないわよ」
 教育という名の私的制裁は続く。
「わたくしの教育もですわ」
 ルヴィアの教育も続く。
 気絶していようが蹴る。
 ストレスが発散されるまで蹴るようだ。
 二人は、士郎の股間を蹴るのを止めない。
 二人が溜め込んでいたストレスは、相当な量だった。
「トオサカ、貴女も溜め込んでいますわね」
「そう言うルヴィア、アンタもね」

 士郎が、二人のストレス発散の道具から解放されたのは二日後だった。



 そして、二人に膨大なストレスを溜め込ませた張本人は……。
「金髪の孺子の昇進阻止は失敗した」
 ラインハルト達の昇進阻止に失敗したようだ。
「それに移籍阻止も……」
 どこかの司令室で言うフォーク。
「だが、三人の昇進阻止だけは成功した」
 それでも不満があるフォーク。
 昇進して力を蓄えているフォーク。
 だが、彼にも限界がある。
「金髪の孺子とヤン・ウェンリー!! お前たちだけは、許さんぞ!!」
 ラインハルトとヤンだけは許せないフォークである。
「お前たちは、わたしの命令に従っていればいいのだ」
 だが、ラインハルト達の昇進は、フォークの予想より早いのだ。
 そのせいで、フォークの力だけでは対抗できないのである。
「まぁ、当面はあの三人で我慢するか」
 当面は、凛達で我慢すると言うフォーク。
 凛達は、移籍してもフォークの玩具のようだ。
「足を引っ張り合わせて、任務を失敗させる方針は続けるとしよう」
 凛達は、フォークの悪意からは逃れられない。




 管理局員
 まして魔導師採用や武装隊入りを目指すような人たちは、いろんな理由や思いを持ってるもので
 あたしもやっぱり夢と憧れと目指していることがある
 だから
 あたしの隣にいる一つ年上のこのキレイな子は、どんな思いがあるのかーとか
 ちょっと聞きたかっただけなんだけどな


「ではここまで」
 この日の講義は此処までのようだ。
「A班はグラウンドだ…………遅れるなよ!」
「「「「「はいっ!」」」」」



 というか
 友達になれたらうれしいな…………なんて
 言ったらランスターさん怒るだろうなぁ…………



「これが本日までの訓練成果発表だ」
 訓練成果が電光掲示板に発表される。
「教官判断の総合成績だが各自参考にするように!」


「ふぇー――。こんなんあるんだー――」
「そりゃああるわよ。訓練校の中でも競争はあるんだからね」
「あたし達どれくらいかな」
「どっかの誰かさんのせいでスタートが出遅れたけど、最近はほとんど叱られないし、そんなに悪くないと思うけど」
 最近は叱られなくなったらしい。
「あんたは座学の成績いいしね」
 スバルは、座学の成績が良いらしい。
「て言うか見えない」
 人が多すぎて見えないティアナ。
「あーあたし見えるよ。此処からでも」
「ホント?」
 疑うティアナ。
「視力は自信が…………。えーとね」
 スバルは、視力がいいようだ。
「32号室、ナカジマ&ランスター。総合3位!」
「…………ほんとだ…………」
 人ごみが減ってティアナにも見えたようだ。
「やったね…………すごいね!」
 興奮気味のスバル。
「うん…………。これならトップも狙えるッ!」


 あ!
 笑った!


「だね!」
 二人はトップを狙うようだ。
「がんばったかいがあったわ。あんたもよかったわね」
「うん!」
 だが誰かが心ない会話を始めた。

「…………」
「あの子…………士官学校も空隊も落ちてるんでしょ?」
「相方は、コネ入局の陸士士官のお嬢だし」
「格下の陸士部隊ならトップ取れると思ってるんじゃない?」
「恥ずかしくないのかしらねー」
「いっそ、辞めてくれればいいわね」
 嫌味にキレそうになるティアナ。
 この場に、すずかが居れば間違いなくO・HA・NA・SHされていただろう。



「ランスターさん。休憩行こう」
「今の聞こえたでしょ?」
「聞こえなかった」
 スバルは、あえて嘘を言った。
 本当は、聞こえているのだ。
「いいから行こう」
 ティアナを引っ張って行くスバル。
「ちょ痛い…………」


 そして夜……。
「言われっぱなしじゃダメじゃない。ちゃんと言い返さなきゃ!」
「んー」
 飲み物を買ってきたスバル。
「あたしは、そうは思わないかなぁ」
「間違ったことを言われた。それは正さなきゃ、正しいって証明しなきゃダメじゃない!」
「てゆーか、あんなの軽口とか、ちょっとした憎まれ口の類でしょ。そんなのに正しいとか間違ってるとかないよ」
 スバルは、続ける。
「ずっこけコンビが予想外に成績よかったから、あの子達もカチンと来たんじゃないかな」
 スバルの台詞にキレるティアナ。
 キレて紙コップを握り潰した。
「誰のおかげでずっこけコンビよ?」
「そ…………それはあたし!」
 変な名称はスバルのせいだった。
「あたしひとりのせいだけど」
 ティアナの迫力に本当のことを言うスバル。
「それにランスターさん。あの子達が言ってたようなこと思ってないでしょ?」
「…………さぁね!」
「ランスターさん。本当は士官学校とか空隊に行きたくって、ここなら楽勝と思って入ってきた?」
 本当のことが聞きたいスバル。
「…………。なんで、あんたにそんこと…………」
「教えて。あたしとランスターさん、仮とはいえ今はコンビだよ」
 二人はコンビだ。
「パートナーのプライドを守る役目があたしにはある…………と、思うんだけど…………。ダメかな」
「…………落第は事実よ。士官学校も空隊も両方落ちた」
 ティアナは、士官学校も空隊も両方落ちていた。
「だけど、今居る場所を卑下するほど腐ってないわよ。いつかは空に上がる」
 ティアナには、目標がある。
「だけど今は誇りを持って此処に居る。一流の陸戦魔導師になる。ここをトップで卒業して、陸戦Aランクまでは、まっすぐに駆け上がる。其れが今の私の目標」
「じゃあ、証明していこう! 清々堂々、陸戦で凄いところ見せれば、みんなきっと認めてくれる」
 かっこいい事を言うスバル。
「むしろ、頼られちゃったりするかも!」
「アホらし。そんなん、そうそう上手くいくわけ…………」
「いく! ランスターさん、絶対凄いもん!」
 自信満々に言うスバル。
「あたしが絶対保障するッ!」
「ズッコケのあんたに保障されたからってなによ! だいたいあんた、気弱なクセに時々妙に強引で我侭だよね?」
「あぅ…………」
 図星のようだ。
「しかも考えも甘い」
 スバルに言葉の刃が刺さる。
「あんたみたいなオツムなら人生ずっとお花畑で、そりゃ楽しいでしょうけど!」
 ティアナの口撃。
「あの。ごめん。流石に一寸傷つくかも…………」
 スバルは、ダメージを受けた。
「…………でも、まぁ。実力で黙らせればそれでいいってのは確かにそうだわ。気にしないことにするわよ」
 スバルは、復活した。

「しかし、あんたホントにおじょうだったのね。適当言っただけだったけど…………」
「うちのお父さん、確かに陸士隊の部隊長だけど、別にコネとかじゃないよ」
「わかるわよ。あんたみたいな娘、ねじ込むなら士官学校が定番だし、わざわざ陸士の訓練校には入らないでしょ」
「うちは母さんも陸戦魔導師だったし、陸戦も子供の頃からの憧れではあったんだ」
 スバルは、陸戦魔導師が憧れだったようだ。
「あたしも立派な陸戦魔導師になる! がんばるぞー!」
「だった…………?」
「あー! そうだ! ランスターさん! ストレス解消用にシューティングアーツ、ちょっと教えてあげるよ!」
「えー? 良いわよ、そんなの」
「基本のパンチとキックだけ。スパンと決まると気持ちいいよー!」
「馴れ合うつもりはないってのに」
「馴れ合いじゃないよ…………。経験と学習! いい? こー構えてね」
「…………聞きなさいよ。人の話!」


 時空管理局
 1039航空隊

「それでは以上で教導を終わります。おつかれさまでした」
「「「「「「「「「「おつかれさまでしたッ!!」」」」」」」」」」
 白い悪魔ことなのはの教導が終わった。
「高町教導官…………ありがとうございました」
「シグナム三尉おつかれさまです」
 シグナムと話をするなのは。
「よければ食事をご一緒にいかがです?」
「ああ。いいですね」
 食事に誘うなのは。

「本隊の魔導師達は如何でした?」
 部隊関係者がなのはに聞く。
「いいですね。良く鍛えられています。仮想敵もやりがいがありました」
「では我々はこれで。またよろしくお願いします教官殿」
「はいっ」
 この日のなのはの仕事は終わった。
「…………おつかれさまです。シグナムさん」
「ああ。すまなかったな。気を張らせてしまった」
 なのはに気を張らせてしまったらしい。
「食事は私の同僚たちとだけだ。気楽にしてくれ」
「はい」
 二人の向かう先には、二人が待っていた。
「アルトは、初対面のはずだがヴァイスの方は…………」

「おつかれさまです! ヴァイス・グランセニック陸曹であります」
 敬礼するヴァイス。
「アルト・クラリエッタ整備員でありますっ」
 アルトも敬礼する。
「あ! 地上本部の面白いヘリパイロットさんですね!」
「覚えていただいて光栄であります。教導官殿」


 4人は食事をしながら話している。
「そう…………二人も『レリック事件』については知っているんですね」
「今後も関わっていく方向で動いているからな。そちらの方で何か進展はあったか?」
「クロノ君が各方面で調査依頼をしてくれてるそうですけど、今のところは何も」
「AMF戦関連は、テスタロッサ姉妹が動いているが、あちらもあまり芳しくはないようだな」
「レリックが、これまで出てきた3つ以外に幾つあるとか、AMF兵器がどれくらい存在しているかもまだ何も…………」
「発生場所や発生間隔が中途半端で、だから合同捜査本部がなかなか設立されないとか…………」
「そうなんだよー。地上部隊同士だとなかなか連携もとれないからね」
 地上部隊同士は、連携が取れないらしい。
「そいつが地上の面倒くせえとこっすね。次元航行部隊だと、そのへんは幾らか身軽らしいですが」
「海は海で大変だと思うけどね」
 海は海で大変みたいだ。
「どちらにしても、わたしたち武装隊員は、誰かが出動を掛けてくれないと出られないからね…………」
 難し顔をするなのは。
「なのはさん。もう教導隊なんでスから、そんなに前のめりにならなくても」
「ふぇ」
「そうだな。すぐにでも出たそうな顔だったが」
 なのはは、戦闘狂だ。
 今は、戦いたい病が発症しているようだ。
「落ち着いてますし! 別に好き好んで前に出たいわけじゃないけど、被害とか出したくないじゃないですか」
 必死に反論するなのは。
 だが、なのはは戦いたい病を発症している。
「それは無論だが」
「それに。今はやてちゃんが追いかけている夢が本当に叶って、はやてちゃんの予定通りに事が進めば、私はその場所で『教官で前線』って立場になれるわけですし」
「主はやては、一度決めたことは必ずやり遂げる。必ず叶う」
 はやての夢は叶うようだ。
「月村の未来視でもで確定しているからな」
 はやての予定は、すずかの未来視でも確定済みのようだ。
「その話…………ヴァイス陸曹とアルトも聞いているよね?」
「お誘い頂いています」
「はいっ」
 ヴァイスとアルトもはやてから誘いをうけているらしい。
「はやてちゃんを中心に、私とフェイトちゃん、アリシアちゃん。守護騎士のみんな。みんなが厚真って、たった一つの事件を追いかける為の部隊。新しい出会いもきっとあるだろうし、早くかなうといいんですが」
「そうだな」



 そして、すずかは……。
「これ、発送して!!」
 相変わらず大量の書類と格闘していた。
「次は、そっちの書類を……」
 書類の量は、年を追うごとに増え続けていった。
「ズェピアは、発送手続きを……」
「我が主は、今日も書類に忙殺か」
「お嬢様、またダンボール1000箱届きました」
 イレインが言う。
 執務室には、移動させるのも困難なほど書類の山がある。
 その山は、減ることはない。
 処理しても次々やってくるのだ。
 決済、要望、予算の執行……。
 数え切れないほどの要求だ。
「はぁ。ロイヤルガーデンを使うしかないかな」
 学生魔導師の為、これ以上書類が溜まると大変なことになる。
 すずかは、之まで書類処理がレッドラインを超えるとロイヤルガーデンを使って処理をしていた。
 あそこなら時間を気にせず処理できるのだ。


 全ての書類を処理し終えたのは、ロイヤルガーデン内の時間で10日後だった。


 次回予告

 ティアナ「ミッド、ベルカに分かれて訓練を続ける私たち」
 スバル「あたし達の前に現れる謎の女性」
 すずか「全力全壊で掛かって来るがよい」
 ティアナ「見せつけられる圧倒的な力の差」
 スバル「そして週末のお休み」



 ティアナ「次回『魔法少女リリカルなのは〜吸血姫が奏でる物語〜』第106話『Starting Stars3』」



スバルとティアナの訓練校での生活か。
美姫 「特に大きな問題はなさそうね」
だな。まあ、二人の関係も少しは良くなれば良いが。
美姫 「どうなるかしらね」
裏で色々と画策している者が居たりするけれど、比較的平和かな。
美姫 「この先がどうなるのかは分からないけれどね」
どうなる事やら。
美姫 「それじゃあ、この辺で」
ではでは。



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