第18話「それから 後編」






 
「おっ。フェイトちゃん、アルフ帰ってきたね」
「エイミィ、ただいま」
「たぁだいまぁ」
「おかえり」
「おかえり」
「エプロン着けてこれからご飯の支度?」
「おう。今夜は気合入っているよ〜」
「手伝おうか?」
「じゃあ、私も……」
「今日は良いよ。アリシアちゃんが手伝ってくれてるから、二人ともゆっくり休みな」
「アリシアが?」
「そう……」
 アリシアは、エイミィの手伝いをしている。
「あぁっ、フェイトちゃんは艦長がお話があるから、良かったらブリッジに来てだってさ」
「本当? じゃあ、これから向かうよ。お茶淹れて持っていった方がいいかな?」
「ありがとう。給湯室にコーヒー淹れてあるから……」
「うん」
「じゃあ、わたしは散歩でもしているかな?」
「うん。いってらっしゃい」


「本日も、特に事件も事故もなしっと……」
 今日も事件事故はなかった様だ。
「リンディ提督! 失礼します」
 フェイトがブリッジに入ってくる。
「あぁっ、フェイトさん戻ったの?」
「戻りました」
「あっ、ごめんなさいね。お茶、持って来てくれたの?」
「は、はいっ! どうぞ」
 フェイトがお茶を差し出す。
「ありがとう……これ、なのはさんちのお店で出している珈琲なんですてぇ〜。なのはさんのお母さんから頂いたの」
「そうなんですか」
「ホットでもアイスでも美味しいのよね〜うふふっふっ」
 リンディは、嬉しそうである。
「あぁっ、座って座って」
「はい。失礼します」
 椅子に座るフェイト。
「さて、ごめんなさいね。色々忙しくて……。事件以来あまり、話も出来なくって」
「いえ、忙しいのもあの事件の事後処理でしょう?」
「それから、もう一つごめんなさいね。なのはさんとリアルタイムでお話させてあげられなくって」
「決まりは、決まりです。守ります。ビデオメールのやり取りをさせてもらっているだけで十分ですし……ありがとうございます」
「良い子ね……。で、ね……。今日は、少し聞きたいことがあるの。管理局の人間としての質問じゃないから、無理に答えなくても良いんだけど……」
「はい」
「お母さんのこと、今はどう思っている?」
「……また、ストレートですね」
「いけなかった?」
「いえ……」
「あは」
「そうですね、少し時間が経って、いろいろ気持ちが落ち着いてきました……。裁判の最中、母さんの過去のことも色々わかって来ましたし……初めは、やっぱり混乱しましたけど、今はもう……自分でも不思議なくらい恨む気持ちとか裏切られていたんだなという気持ちはなくって……あの人にとっては、最初から最後まで私は単に実験の失敗結果で、使えないお人形だったんだなぁって……」
「フェイトさん、それは……」
「ご、ごめんなさい。自虐的な意味じゃないんです。もっと、その……厳然たる事実と言うか、言葉通りの意味として……」
「……………………」
「あの人は、自分の大切な子に……アリシアに戻って欲しかっただけで、本当にただ、それだけで……」
「……………………」
「だからこそわかって居たんだと思います。作り物じゃ代わりにはならないって……アリシアにそっくりなのに、ちっともアリシアじゃない私……アリシアがなくした命を生きている私。母さんはきっと思っていた。なんで失敗作の貴女が生きているのにアリシアは戻って来れないのって」
「酷い話ね」
「わたしは、母さんが好きだった……私、尊敬していたけど、それはアリシアの記憶を頼りに私が思い込んでいただけで……私は、最初から最後までアリシアでなくって、あの人の心の中に居たアリシアの代わりになれなかったから……。それはきっとあの人にしてみれば、随分残酷な事だったんだと思います」
「フェイトさん……」
「母さんを恨んでいるとしたら、一つだけ……。それは、本当のことを言ってくれなかったこと」
「……………………」
「私が生まれて直ぐ、『貴女はアリシアを蘇らせる為に作った子。だから私とアリシアの為に働きなさい』って言ってくれなかったこと。そうしたら私、あんなに母さんを傷つけなかったし、二人の為にもっと良い方法を探せたかも知れないから」
「フェイトさん、ダメよ。やっぱり、自虐的に聞こえるわ」
「ごめんなさい」
「あ、謝らなくていいわ。わたしが話を聞かせてもらっているんだから……胸を張って」
「え、えっへん」
 照れくさそうに言うフェイト。
「ふっふっふっふっ」
 カップを手に取り珈琲を啜る。
「それに、仮にプレシア女史が貴女にそう伝えていたとしましょう。そしたら貴女はすべてを知ったまま、なのはさんや私達と本気で戦うことになったわよね、ジュエルシードを巡って……」
「……………………」
「優しい貴女のことだもの、どっちを取るかきっと悩んで、なんとか出来る道を探そうと懸命になって、その間にやっぱりアルフやプレシアを傷つけたり、困らせたりしてたかも」
「そうですね……。その通りです」
「えぇ。愛情や想いって、暖かくて万能でキラキラ輝く素敵な物だって思ってしまうけど、実際はそうでもないのよね。武器や魔法と同じ大切な人を守ったり、自分を支える力にもなるけど、人を傷つけてしまうことだってある。強くなるほど見えなくなるものも多いけど、どんなに強く育てても敵わないこともある。なんだか皮肉ね」
「なんとなくですけど、わかります」
「難しいわ。武器や魔法の扱いも、大切な想いの持ち方も……」
「はい……」
「ねぇ、フェイトさん。もう少しストレートな質問。お母さんのこと今でもまだ少し好き? それとも、もう嫌い?」
「…………わかりません。まだわからない」
「……………………」
「でも、わからないから……それがわかるまで私はあの人の娘のままで……フェイト・テスタロッサのままでいようと思います」
「そう」
「逃げたり捨てたりするのは、まだ早いと思うから」
「そう……でも、それじゃあ私は振られちゃったかな?」
「……………………」
「裁判が終わったら、良かったらなんだけど……うちの子になるって聞こうと思っていたんだけど……」
「え?」
「あ、あ、これは、魔導師として管理局にスカウトしているのとは別問題よ。あ、本当よ」
「あ、はい」
「それにいくら魔法が強くても、貴女はまだ子供だもの。自由になってもちゃんとした大人が着いていないと色々大変なこともあるし、貴女の事を色々しってて別世界の友達とも上手くやっていけるようにするとなると、私は、その……なんだろう……割りと適任かなぁっとおもったから。あっ、ほら。うちのクロノとも訓練で仲良くやっているみたいだし……」
「あっ、はい。そ、それは……」
「……んっ! でも、まぁ、一番の理由は貴女がとても良い子だからなんだけど……」
「……………………」
「これでもね、人を見る目は確かなの」
「あっ、あのっ……えっと……あのっ……あのっ……」
「いえ。あ、そんなに慌てないで。急な切り出しだったから? ダメね、どうも仕事のクセが抜けなくて」
「いえ。いえ、お気遣いありがとうございます。そ、その……素直に嬉しいです」
「急な話しだし、直ぐに答えてくれなくていいわ。法的な後見人とか、そう言う部分だけ頼りにしてくれていいし……親子別姓になっても別に気にしないし……ね?」
「……………………」
「裁判が終わる頃まで、自由になれるまでの間に、ゆっくりと考えてくれていいわ。同じ話をアリシアさんにもしているから相談してね」
「はい」
 其処へ誰かが入ってくる。
「失礼します」
「あ、ヒバリくん」
「艦長! お話中でしたか」
「もう、終わるわ」
「フェイトさんに御用?」
「はい」
「じゃあフェイトさん、今の話は何れ……」
「はい」
「クロノは?」
「執務官でしたら医務室で輸血中です」
「クロノ、どうかしたの?」
「アリシアさんと訓練したのはいいのですが……」
 事情を話すヒバリ。
「そう……クロノの血をアリシアさんが吸いすぎたのね」
「それで、アリシアさんは?」
「エイミィさんの手伝いをしていましたよ」
「そう」

 輸血用血液の補充どうしようかしから。


「と、言うわけでクロノの変わりに相手をする」
「行ってらっしゃい」
「行ってきます」
「行ってきます」
 どうやら訓練の時間らしい。

「フェイトさん、バルディッシュをお返しします」
「うん。ありがとう……」
 バルディッシュを受け取るフェイト。
「バルディッシュ、3日ぶりだね」
≪yes sir≫
「しかし、インテリジェントデバイスもいいものなですね」
「う、うん。相棒だから……その、ヒバリさんも持てば?」
「暇を見つけて組んでみようと思っているのですが……処理速度が心配なんです」
「えっと、シンパレート次第だよ。大丈夫……仲良くなれれば……」


「おほほほほっ、なんか……なんか良い匂いがし始めてきたぁ♪」
 匂いの元へ向かうアルフ。
「う〜ん、香ばしくも胸を焦がすこの香りは……間違いなく、ロースト骨付き肉……エイミィ、気合入っているなぁ〜。なんか良いことがあったのかな?」
「あぁ、アルフ! 寄って行くか? お菓子あるぞ」
「ありがとう。でも、今日はいいよ。ご飯まで我慢するから……」
「そうか」
「ふたりして何をしているの?」
「今は休憩時間だから、一局一寸な……」
「よし、3の5、アーチをチェック!!」
「うぉっ! 待った待った!!」
「待ったなし!!」
「あはっはっはっ!! なんだぁ、ボードゲームか……」
「あぁ。エイミィに聞いたけど今日は、二人の契約記念日なんだって?」
「あぁ。あたしとフェイトの……。そうだよ。前の事情聴取のときに聞かれたから」
「お祝いとかしないのか? アルフには艦内任務とか色々手伝ってもらっているし……なんなら宴会でも」
「あっはっはっはっ。ありがとう。でも、いいよ……気持ちだけで」
「こうだ!! こう飛ばしてチェックだ」
「あぁぁっ! 逆転される? 待て待て、それは……」
「あははははっ」
「待ったなし」


 訓練室ではフェイトとヒバリが戦っていた。
「ランサーセット!」
≪Photon Lancer≫
 魔法を打ち合うフェイトとヒバリ。
 其処へエイミィからの通信が入る。
『状況Dが完成しました。至急6番ゲストルームに来てください』
「夜はクロノに相手をしてもらおう」

「しかし、もっと強い保護結界にしないといけないな……」
「そうだね」
「結界系は面倒です。あぁ、彼を暫くこっちに呼ぼうかな?」
 ユーノを呼び出そうと考えるヒバリ。
「奴なら使い道もあるでしょう」
「そっかぁ。私とアリシアがリンディ提督の子になったら……クロノが私とアリシアのお兄ちゃんか……」


「おっ、いらっしゃい!」
「いらっしゃい」
「遅いよ、フェイト!」
「ごめん、アリシア……」
「肉、肉、肉ぅ」
 肉に夢中のアルフ。
「これは、また随分と豪華だな」
「エイミィ、どうしたの?」
「だって今日、二人の記念日でしょう?」
「あっ」
「契約記念日」
「うん。そうだけど……」
「そう言う日は、やっぱ美味しいもの食べて、楽しくお話して、のんびり過ごすもんでしょう?」
「そうなの?」
「フェイトちゃんには最近クロノ君がお世話になっているし……感謝の気持ちもこめてね。ちょっとしたものだけどね」
「ちょっとじゃない。かなりの量と豪華さだよ」
「趣味はいっていまぁす」
「まぁ、折角だから頂きましょう」
「フェイト、早く座って」
「ほら、早く座って」
「はい」
「アルフも早く……」

「二人とも記念日おめでとう」
「ほら、ケーキもあるよ」
「あっ…………ありがとう。う、うれしいです」
「誕生日じゃないんだけど……一応ケーキ用のキャンドルも用意したよ」
 キャンドルも用意したらしい。
「これをこう立ててと……」
 蝋燭を立てて火をつける。
「この習慣、なのはさん達の世界でも同じなんですってね」
「ケーキと蝋燭……そうなんですか?」
「照明を少し落として」
 部屋の照明を暗くする。
「あっ、キレイ」
「二人で吹き消して」
「えー……あの……」
「ホラ」
「二人が消さないとパーティが始まらないよ」
「アルフ……」
「ううん……。それじゃあ」
「「せ〜の」」
 蝋燭の火を吹き消すフェイトとアルフ。
 拍手するアースラクルー。
「ありがとう……」
「あはっはっはっはっ」
「ありがとう」
「もう。あんまりフェイトをテレさせないで……あたしもなんだかテレるんだから……」


『あはははっ、おめでとう。フェイトちゃん、アルフさん』
「「あぁっ」」
『今日、そんな記念日だったんだね。私からもお祝い言わせて』
『僕からも……』
「なのは?」
「ユーノ?」
『「「うん」」』
「え? これってリアルタイム通信じゃ」
「かわいい身内の特別な日だと管理の注意力も散漫になるものね」
「厳密には0.05秒遅れで繋いでいるのでリアルタイムではないですし」
「なのは?」
『うん。フェイトちゃん』
「こっちは、その……元気だよ。皆凄く優しくて……なんだか心が上手くついて来ない」
『きっと、直ぐ追いついてくるよ……。大丈夫』
「ありがとう……」
『アルフ、元気?』
「あぁ、もう、滅茶苦茶元気!!」
「なのはは、今外なの? そこは、森の中?」
『うん。裏山。今はあまり長く話せないし、贈り物も直ぐにおくれないから……。だから私とユーノくんからのお祝い……見ててね』


≪stand by ready≫
「行くよ、ユーノくん! レイジングハート!」
「うん」
≪all right≫
「夜空に向けて砲撃魔法、平和利用篇!!」
≪Starlight Breaker≫
「スターライトブレイカー、打ち上げ花火バージョン!」
 なのはは、レイジングハートを上空へ向ける。
「ブレイクシューートッ!!」
 夜空に向かって発射される。
 夜空に大輪の花が開く。


「うわぁ〜キレイ」
「すご〜い、光のアートね」
「また、無闇に無駄な魔力を……」
「凄い、なのは」
 フェイトはモニター越しで花火を見ている。
「夜空にキラキラ光が散って……凄くキレイだ」
『うん。続けていくよユーノくん』
『うん』
『「「せ〜の」」』
 連発が打ち上がる。
「れ、連発!?」
 流石に驚くエイミィ。
「相変わらず、なんっつう馬鹿魔力だ」
『はぁっはぁっ』
「な、なのは? ユーノ、大丈夫?」
『にゃはははっ大丈夫!』
『ぜ、全然……』
 だがユーノは辛そうだ。
『ちゃんとしたプレゼントは、ビデオの返事と一緒に送るね。今のはどうしても今日の内に伝えたかったお祝い』
「ありがとう……ありがとうね、なのは」
『うん……きっと直ぐ……直ぐにまた会えるから……だから今は、普通にお別れね……またね、フェイトちゃん』
「うん。ありがとうね、なのは」
『うん!』
「ごめんね、此処まで……」
 制限時間が来たようだ。
「うん。その……皆、あの……ありがとう。なんだか、色々嬉しかったり、胸がつまったり……その……ごめんなさい」
 何故か泣くフェイト。
「全然、上手くいえないのだけど……ありがとう……。本当、ありがとう」
「泣くな、泣くな! 良い子だから……」
 泣くフェイト。
「そうだよ、フェイト。今は、とりあえずご飯なんだから……」
 まだ食事中だったようだ。
「うん」
「そうね、頂きましょう」
「クロノくん! とりわけ手伝って」
「あぁ」
「量、多いし暇な乗員も呼びましょうか?」
 暇な乗員も呼ぶというリンディ。
「いいね。はい」
「こんにちわ〜」
「呼んでいないのに来た!」
「いや〜匂いに釣られてつい……」
「まぁまぁ、いいじゃない。ねぇ? 暇な子達を呼んできてくれる? フェイトさんとアルフさんのお祝いだからって……」
「緊急任務了解しました!! ついでに追加食料準備します」
「よぉ〜し、行って来い!!」
「「了解!!」」
「あぁ〜美味ぁ〜!!」
「あっ、アルフ! 手で、食うな! 手で……」
 アルフは、無視して手で料理をほお張る。
「お行儀悪いよ……」


 なのはは、ヘバっていた。
「流石に一寸疲れたね。お疲れレイジングハート! ありがとうね」
≪all right≫
「いくら威力と範囲を落としていてもブレイカーの連打だからね。それは疲れるよ……」
「でもユーノくんのコントロールのおかげでキレイに花火っぽく出来たよ。ありがとう、ユーノくん」
「あはっはっはっ他に魔法を使っていなかったからね……制御に集中……」
 言葉につまるユーノ。
 重要なことを忘れている。
「あれ?」
 沈黙が流れる。
「他に魔法を使っていないってことは……」
「……ってことは?」
「結界……張り忘れていた」
「ふぇぇぇぇえ〜!!」


「今の花火、なんか凄かったね?」
「うん。変わった花火だったけど……ピンクと緑で凄くキレイだった」
「花火の季節にはまだ早いのに……なんだったのだろう?」
「なんだろうね?」




『(なのはちゃん、ユーノくん……今、何かやった?)』
「(す、すずかちゃん? 若しかして、今の……)」
『(見えていたよ? 何してたの?)』
 すずかが念話で確認をしてきた。
「(若しかしてアリサちゃんも一緒?)」
『(一緒に見ていたよ。それより早く逃げた方がいいよ?)』
「(逃げた方が良い?)」
『(今、パトカーがサイレンを鳴らして沢山、なのはちゃんのいる方へ向かって行ったよ)』
「ユーノくん、今のブレーカー打上げで警察が向かっているって、すずかちゃんが……」
「ごめん……」
「音と光以外ご迷惑をおかけしていないと思うけど……わたしたち、このまま打ち上げ地点に残っていると非常にまずいんじゃ……」
「非常に、アレか?」
「アレだよね?」
 サイレンの音がだんだん大きくなってくる。
「ユーノくん、肩に乗って……」
「う、うん」
「世話をかかせるでない!!」
 さつきがなのはの襟首を掴んでそら高くジャンプした。  
「さつきさん! なんで?」
「すずかが包囲網から連れ出してくれと頼んできた。それよりもしっかり掴まっているがよい」
 警察が現場に到着したのは、さつきがなのはを連れ山を降りた5分後だった。
 その後の警察の捜査でも証拠は何一つ出てこなかったのだ。


「「「乾杯っ!!」」」
「あはっはっはっ、やっぱり皆で食うのが、いいよね〜。でも、わたしの肉に手を出したらかみ殺す」
「おいおいっ」
「では、エイミィ・リミエッタ、ここで一曲歌いまぁ〜す!」
 エイミィは歌うようだ。
 パーティーは、盛り上がっている。
 一部の人はアルコールが入っているようだった。


 次回予告

 なのは「事件を解決して平和な日常過ごす私達」

 なのは「平和な日々を過ごしつつ魔法と格闘戦の訓練を積みます」

 すずか「なのはちゃん、勝負しようよ」

 なのは「次回『魔法少女リリカルなのは〜吸血姫が奏でる物語〜』第19話『事件後のある日の1日なの』」


ほのぼのとして終わるかと思いきや。
美姫 「なのはたちの方はちょっとした騒ぎになったわね」
まあ、本人たちは大事に至らなかったから良しとしよう。
美姫 「次回はすずかと勝負するみたいだけれど」
どうなるのかな。
美姫 「それじゃあ、この辺で」
ではでは。



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