第48話「一族会議開幕」






 
 12月27日 PM9:30
 時空管理局本局
「う〜ん……」
 クロノは、医局のベットでうなされていた。
 その原因は、なのは、フェイト、アリシア、アリサとのO・HA・NA・SHだった。
 非殺傷設定でもクロノを病院送りにした実力は侮れない。
 非殺傷設定でクロノを血まみれにしたのだ。
「あっ、クロノくん。眼覚めた?」
「此処は?」
「クロノくんは、なのはちゃん達にO・HA・NA・SHされて病院送りにされたと言えば分る」
「O・HA・NA・SHってなんだ?」
「そりゃぁ、意識を失っていれば分からないよね」
 エイミィは、記録映像を見せる。
 アリサが斬りかかった直後にフェイトとアリシアがザンバーで左右から攻撃する。
 更になのはが主砲を発射する。
 それをクロノは難なくかわす。
 その次の瞬間、4人から総攻撃を受けた。
 その後、一方的な攻撃が白目をむいたクロノに容赦なく入れ続けられる。
 O・HA・NA・SHと称した私刑が続く。
 之までの裸を見られたりした分を倍々返しの制裁を加えた。
 そんな、こんなでクロノは現在に至っている。
「クロノくん、なのはちゃん達にO・HA・NA・SHされたくなかったら二度と裸を見たりしないことだね」
「なるべく見ないように気を付けるよ。今後は……」




 同日 PM1:30
 ドイツ
「安二郎さん、もうそろそろ着くころですよ」
 次の手を考える安二郎。
「ホームズもおるんでは下手に動けまへん」
「手を出さずに黙っているんですか?」
「手は出しますっせ。相手に出させた後にですが」
 ホームズ相手に不用意な手は打てないと判断する。
「今夜のディナーで仕掛けては?」
「其れもそうやな。ディナーで仕掛けてみまっせ」


 同日 プライベートジェット
「そろそろ到着する頃ね」
 飛行機は、ドイツへ近づいていた。
 飛行機は、徐々に高度を下げていく。
 定期便との兼ね合いもある。
「到着前に着替えましょう。ノエル」
「はい」
 忍は着替えるようだ。
「すずかちゃんも着替えましょう」
 ファリンがすずかを促す。

 忍&すずか、着替え中。


 忍とすずかが着替えを終えて戻ってくる。
 二人とも黒を基調としたドレスを着ていた。
 黒が似合うとしかいいようがないほどだ。
 そして、胸を強調するようなデザインだ。
 さつきも王族らしいドレスに着替える。



 飛行機は、どんどん高度を下げて国際空港に着陸した。
 着陸した飛行機にタラップが横付けされる。
 更には、高級車まで用意されている。
 タラップ下には生き残った一族の代表がある人物を出迎える。
 そう。名探偵ホームズを……。
 機内からホームズが姿を現す。
 すると一人の男がタラップを上がっていく。
「彼のホームズ氏とお見受けしますが……?」
「はい。ホームズです。貴方は?」
「わたしは、グレーゲンと申します。ホームズ氏にお会いできて光栄です」
「ところで、この歓迎は?」
「実は、ホームズ氏にお願いしたい事があります」
「お願いしたいこと?」
「はい。先日、起きた殺人事件の犯人を見つけ出して欲しいのです」
「殺人事件? 現場へ案内してくれますか」
 現場への案内を求めるホームズ。

 黒塗りの車の車列が事件のあった場所へ向かう。
 月村姉妹も車に乗せられる。
 手錠を掛けられて左右を屈強な男が固める。
 逃走を阻止するつもりのようだ。


 黒塗りの車の集団が規制線を越えていく。
 地元警察が捜査をしているようだ。
「こらぁっ!! ここは、立ち入り禁止だ。部外者は入るな!!」
 ホームズは、気にせず虫眼鏡で証拠を探す。
「キミ、ここは捜査関係者以外……」
 言いかけて途中で止める。
「現場は、保全しているのかね?」
「だらキミ! ここは捜査関係者以外立ち入り禁止だと言っているだろう!! 妙なまねをしたら撃つぞ!!」
「警部殿は、彼を知らないのですか?」
「彼? 彼は誰なんですか? グレーゲンさん」
「シャーロック・ホームズ……」
「ホームズってあのホームズですか?」
「し、失礼しました。私、マレンバッハと申します」
「現在分かっている捜査情報をお教えください」
「おいっ! 捜査状況をホームズ氏にお教えしろ」


 某所倉庫
 そこには、天井から忍とすずかが鎖で吊るされていた。
「あんさん。ほんまに小学生か? 年齢詐称してるんとちゃいまっか?」
 そう言ってすずかの胸を揉む。
 胸を揉まれるたびに身体が反応するすずか。
「すずかに手を出したら唯じゃ済まさないわよ」
「犯罪者がわてに口を利くな!! あんたらの財産はわてが遠慮なく貰うさかい、牢屋で悲惨な最期を迎えや」
 ビリビリッ。
 すずかのドレスの胸元を引き裂いて胸を露にさせる。
「きゃぁ」
 胸を隠そうにも鎖に繋がれている為其れが出来ない。
「『きゃぁ』やない。わてが揉んで大きくしたるんだから感謝して欲しいわ」

 この鎖を引きちぎるのは簡単だけど……。


 安二郎は、すずかの露になった胸を揉む。
「暴れても無駄でっせ。その鎖は、ガキのお前じゃ引き千切れまへんで」
 すずかの胸を揉みながら言う。
 発育途中のすずかの胸が色んな形に変わる。
「貴方は、引き千切れるの?」
「わてか? 引き千切れるわけないやろ」
 安二郎には引き千切れないようだ。
「私が引き千切れたら胸を揉むの止めてください」
「なに言っているか聞こえまへんで」
「胸を揉むのを止めてください!!」
「もっと揉んで欲しい? お安いいごようや。幾らでも揉んで上げまっせ」
 更にすずかの胸を激しく強く乱暴に揉む。
「痛い……」
 乱暴に胸を揉まれて痛いと言うすずか。
 それでもすずかの胸を乱暴に揉み続ける安二郎。
 それは、すずかに怒りの炎を灯らせた。
「汚らわしい手で妾に触れるな!!」
 豹変するすずか。
「口調を変えたところで怖くもなんともありまへん」
「ならば、これでも同じことが言えるか?」
 すずかは、眼を黄金に……。
 忍は、真紅に変えて同時に鎖を引き千切った。
「なっ」
 予想していなかった出来事に思考が停止する。
 それは、安二郎にとって致命的な時間となった。
「少しO・HA・NA・SHしようか?」
 すずかがドレスの胸元が裂け胸が露になったままで言う。
「わてO・HA・NA・SHすることなんてありまへん」
「そなたに無くても妾にはある。素直にいうがよい」
「月村安二郎……なんで私達を狙ったのか素直に言ったほうが身のためよ」
「わて、何のことか分かりまへん」
「素直に言わないと私も肉体言語を使わないといけなくなるから」
 笑顔で言う忍。
 裏返せば素直に言わないと殺すぞという意味だ。
「同じ一族の誼で忠告するけど、素直に言わないと私達より怖い人に殺されても知らないわよ」
 忍が最後の忠告をする。
「わては、知らないから知らないと言うているんや」
 安二郎は、最後の機会も逃してしまった。
「その方の片割れは捕らえた。観念するが良い」
「月村安二郎……貴方が氷村遊を脱獄させたことも調べはついています。もうじき、ホームズ氏も着ます」
「わてが喋るとでも思うたか? わてはしゃべらへんで」
「ならば無理矢理喋らせるまで!」
 さつきは、すずかに眼でサインを送る。
「安二郎、妾の眼を見よ!」
 命令口調で言うすずか。
 安二郎が振り返った瞬間、魔眼を発動させ暗示を掛けた。
 無防備な状態で暗示を掛けられた安二郎は、面白いように喋った。
 月村家襲撃、同胞殺害などなど……。
 看過できない罪が次々に出てくる。
 


 そこへ一族の警察が入ってくる。
「動くな!! 安二郎殿を救出しろ」
 安二郎の救出をしようとする警察。
「月村姉妹! 貴様らを逮捕する」
 月村姉妹を逮捕しようとする一族の警官達。
「逮捕する相手が違うのではないですか?」
「何だ!?貴様は……」
「ホームズ……あなた方の代表者から捜査を依頼されています」
「それは、ご無礼を……。それで犯人は?」
「消去法で消していけば簡単ですよ。一番利益を欲している人が犯人です」
 安二郎の方を見て言うホームズ。
「まさか、安二郎殿が犯人?」
 安二郎は、ポケットに手を突っ込んだまま何かを動かしている。
 其れをホームズは見逃さなかった。
「ポケットの中にあるものを見せてくれますか?」
「ポケットの中には何もありまへんって……」
「ポケットの中を見させてもらいます」
 安二郎のポケットを漁る警官。
 ポケットの中からは起爆装置が出てきた。
「これは、なんなのですか? 安二郎殿! ご説明いただけますか?」
「それは、あいつらから奪ったんや! 危うくわて爆殺されかけたんや」
 警官たちの視線が忍とすずかに向く。
 だがホームズは惑わされない。
「分かりましたよ犯人が……」
「本当ですか? ホームズさん」
「えぇ。犯人は彼です。他人に罪を着せようとして逃げているのが何よりの証拠です」
 再び視線は安二郎に向く。
「長老達を爆殺した起爆スイッチもそれでしょう」
 ホームズは言い当てる。
「そして、自分の欲求を満たすためにその少女の身体に求めた。求めたが計算外のことが起きた。違いますか?」
「わては、幼女に求めるような趣味はしてまへん」
「嘘を言うでない! その方、妾の服を引き裂いて胸を揉んだであろう」
「なに!?」
 一斉に安二郎を睨む。
 次期女王候補だけあって発言力があるようだ。
「安二郎殿、詳しく聞かせてもらいましょうか?」
「候補者に危害を加えたらどうなるか分かっておいでですよね」
「申し訳ありませんが身柄を拘束させていただきます」
「わてがなにをしたというんや」
「無実なら、一族に前でしてもらいましょうか」
 一族の警官に拘束される安二郎と氷村。




 同日 PM7:00
「明日は、一族の未来を託す後継者を指名する会議の初日だ。今夜は前夜祭という事で晩餐会を開く」
 長代理が挨拶をする。
「先日、亡くなった長と殺害された族長の冥福を祈って黙とう」
 一同が黙とうを捧げる。
 黙祷が終わると前夜祭恒例のパーティが始まった。
 テーブルに並べられた料理は豪華だ。
 皆が皆、着飾っている。
 中にはガメツイ者もいる。
 家が貧乏で豪華な料理を普段食べれないようだ。



 12月28日 AM3:00
 時空管理局本局 サナダのラボ
「あと少しだ! あと少しで修復が完了する」
 既に3徹目のサナダとプレシア。
 その部下たちも代わる代わる付き合わされている。
「この作業が終われば、一旦休ませてもらうわ」
「私も少し休まないと体が持たん」
 サナダも限界のようだ。
「何が何でも今日中に修復を終える」
 サナダはそう言って作業を急ぐ。



 同日 AM9:30
 高町家
「ねぇフェイトちゃん! 今日は何をして過ごす?」
 フェイトに聞くなのは。
「バルディッシュはメンテナンス中だし」
「私のレイジングハートも」
「ヴァルディッシュも」
 なのは達は、クロノとO・HA・NA・SH後メンテナンスに出していた。
 なのはは、最終決戦時にエクセリオンモードまで起動させていたから点検の必要があったのだ。
「フェイトちゃん! 年賀状書いた?」
「年賀状!?」
「あっ。そっか。フェイトちゃんとアリシアちゃんは知らないんだったね」
 年賀状について説明するなのは。
「ふぅ〜ん。そうなんだ!」
「なのはは、書いたの?」
「まだ書いてないよ。『闇の書』事件で書く時間がなかったから……今から書く?」
 なのはは、フェイトとアリシアに年賀状の書き方を教えることになった。





 同日 PM0:00
 時空管理局本局
「終わったようね……」
「あぁ。終わった」
 『夜天の書』の修理が終わったようだ。
「局長! 一息つきたいでしょが、次の仕事が……」
「分かっている。大破したというデバイを持ってきてくれ」
 休息もせずに次の仕事に着手する。
 サナダの元の美姫ブリュンヒルトが届けられる。
 サナダは、美姫ブリュンヒルトを起動させる。
「これは、想像以上の破損だな。カートリッジシステムは、交換が必要。ストライカーボルトは修復不能」
 損傷は深刻なようだ。
「魔力伝導回路が焼き切れているわね」
「伝導許容量は可なりあるはずの回路が焼き切れるとは……一体どれだけの魔力を流し込んだんだ!?」
 美姫ブリュンヒルトの回路はズタズタの状態だ。
 基板のほとんどが焼き切れていた。
「安全保安装置の許容範囲を超える魔力を流したために安全装置のすべてが修理不能だ!」
 すずかは、美姫ブリュンヒルトの安全機構を全て壊したようだ。
「安全許容値の引き上げと最大通魔力量の増加した回路の開発が必要だな」
「あの子の最大魔力値はどのくらいなの?」
「デバイスに残っている最大値は、100億ノンだ」
「最低でも京は必要ね」
「京だと!? 確かにそれぐらいの容量は必要だな」
「彼女、『創世の書』の主なのだから修理する必要ないのでは?」
「確かに彼女がデバイスなしでブレイカーを撃てれば修理を急ぐ必要がない」
「局入りする場合はどうするの? 訓練校のデイバイスじゃ、すぐに壊れるわよ」
 訓練校には汎用デバイスしかないのだ。
 そんなデバイスに巨大な魔力を流せば壊れてしまう。
 価格が安いと言っても壊れる数が増えれば価格もバカにならなくなる。
「やはり修理するしかないな。フレームも現在の100倍くらい強度を持たせた方がいいだろうな」
「えぇ。私たちの持てる最高の技術をもって最凶にしてあげましょう。今度は巨大な魔力を注いでも壊れないように……」
 すずかの美姫ブリュンヒルトの再凶化が計画される。
 『創世の書』もあるため第五のモードが追加されることになる。
 魔導書の使用時はすずかカードの封印の鍵で代用していたからだ。
「局長! インテリジェントデバイス4機のメンテナンス依頼が来ています」
「メンテナンス!?」
「例のカートリッジシステムを積んだ3機です。メンテナンスついでに補強もしてほしいと」
「それ位、マリエル技官でもできるだろう……」
 マリエル技官にさせる様指示を出すサナダ。
「マリエル技官に回しておきます」
「あっ、これをアースラのリンディ提督のところに届けておいてくれ」
「届けなくても今日も来ていますよ。はやてちゃん」
「では、直接渡しにいこう」
 修復を終えた『夜天の書』を手に取るサナダ。

「シグナム! 呼び出しってなんやろう?」
 シグナムに聞くはやて。
「いいことでもあるのでしょう」
「いいことゆうたら、『夜天の書』がなおったんやろうか?」
「だといいですね」
 いいニュースを期待するはやて。
 そこに白衣を着た二人がやってくる。
 一人は見覚えがある魔道書の修復を頼んだプレシア・テスタロッサだ。
「あっ、プレシアさん!」
「『夜天の書』の修理が終わったよ」
「ほんまですか?」
「えぇ。直したのは私と彼よ。技術部最高責任者……」
「シロウ・サナダです」
「私達、貴女から預かった日から徹夜で作業を続けたのよ」
「すんません。うちの為に徹夜までしてもろうって……」
 例を言うはやて。
「おいで『夜天の書』!」
 『夜天の書』がはやてに擦り寄る。
 再会が嬉しいようだ。
「リインフォース! どうやちゃんと直っているか?」
「はい。確認してみます」
 確認するリインフォース。
 リインフォースを見守るはやてとヴォルケンリッター。
「どうや?」
「完全に直っているようです」
「お帰り。リインフォース」
「ただいまマスター……」
 リインフォースは、無事はやての元へ帰った。
「騎士たちよ心配掛けてすまんかった」
「今日はリインフォース復活パーティだ」
「ヴィータ。パーティはまた今度な! うちらが呼ばれた理由はわかっているやろう」
 はやては、面接をするために呼ばれているようだ。
 それと検査でもあるのだろう。
「はやてちゃん。そろそろ、面接の時間ですよ」
「ほんなら行って来るで」


 同日 AM9:30
 ドイツ
「ただ今より一族会議を開催する。議長は私、エルフリードが勤める」
 一族会が始まる。
「今回の議題は、次期指導者を決めることだったが各族長が殺害されたため新しい族長も決めねばならない。はじめに各部族長を決める。尚、今回の会議には中立的立場からホームズ氏に立ち会ってもらう。賛成の諸君、起立してくれ」
 一族の全員が起立する。
「全員起立。ホームズ氏の立会いを認めるものとする」
 ホームズの立会いが認められた。
 全員が快く認めたわけではないようだ。
「では最初の議題、各部族長を選出する。立候補者はいないかね?」
 立候補者を募る。
「誰も立候補者はいないのか? いないのなら推薦を……」
「私がなりますわ」
「君は、吸血鬼族の……」
「はい。エリザベートですわ」
「君は、立候補権を得たばかりじゃないか!」
「最早、無能な大人に一族の未来を任せるわけにはいきません」
「言わせておけば、小娘の分際で……」
 激昂する吸血鬼族の男。
「貴方程度では私には勝てませんでしてよ」
 実力行使に出る男。
 そんな男を軽くあしらって床に叩きつけるエリザベート。
「がはっ」
 肺の中の空気が吐き出される。
「これで分かりましたか? 私には勝てないと……」
「くっ……貴様は認めてやるが、月村すずかが女王になる事だけは絶対に認めん!」
「他に立候補者はいないかね?」
 少し間をおいて立候補者が居ないか待つ。
「他に立候補者が居ないようなので吸血鬼族の長はエリザベートとする。賛成の諸君起立を」
 圧倒的な力を見せ付けられ認めざるを得ない大人たち。
「吸血鬼族の長は、エリザベートに決定した。何か話したいことはあるかね?」
「丁度いい機会だから我が吸血鬼族の秘密を教えてやろう……私達、吸血鬼族の由来を」
 吸血鬼族の由来を語り始めるエリザベート。
「私達、吸血鬼族の祖先は、異世界から渡ってきた吸血鬼の王族です。たしか、ブリュンスタッドの名を持つ真祖の吸血鬼だそうです」


 次回予告

 忍「エリザベートの口から語られる吸血鬼族の秘密」
 すずか「話の中で明らかになる月村家の真実」
 さつき「異世界にわたった吸血鬼の王族の存在」
 エリザベート「次回『魔法少女リリカルなのは〜吸血姫が奏でる物語〜』第49話『吸血鬼族の秘密』」
 すずか「知られざる過去が明らかになります」


あっさりと捕まった安二郎。
美姫 「忍たちも大人しくしていると思ったけれど、これが狙いだったのかしら」
夜天の書も修復されて、長も決まって。
美姫 「で、吸血鬼の秘密というのが出てきたわね」
エリザベートは何故、それを知りえたんだろうな。
美姫 「その辺りも次回に出てくるかしらね」
それではこの辺で。



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