『ネギまちっく・ハート〜season of lovers〜』







          第十符『選ばれし16人』



「しゅ・・・瞬殺だー!!!前回ファイナリスト、村上小太郎選手、まさかまさかのKOだー!!!相手は・・・・・高等部2−A、

鳳鼎!!!全くもってノーマークの伏兵がここで姿を現したー!!!」

 小太郎が鼎に一瞬でやられたことに実況は興奮していた。当然だ。前回ファイナリストで今大会も優勝候補筆頭だった小太郎が

無名の鼎に、それも一撃でやられたのだから。これにはテレビを見ていたさよと和美も驚いていた。

「ま、マジですか・・・・。」

 和美は一瞬の出来事に驚いて目を点にしていた。隣のさよも驚きのあまり、開いた口がふさがらないでいる。

前回ファイナリストをあの、運動音痴の鼎が瞬殺したのだ。当然である。それと同時に現実味を帯びてくるのは鼎の優勝。

鼎がこの大会に出た本心を知らない二人にとってそれは素直に喜べないものがある。

「い・・・・いや・・・・・バッジが破壊されていません!!この時点ではまだ小太郎選手、脱落はしていません!!!」

 実況がそんなことを伝えたが、この放送を見ている人にとってそれは些細なことでしかない。

小太郎がまだ脱落していないということよりも、無名の鼎がファイナリストを瞬殺したという事実のほうが衝撃的だったのだ。

ちなみに、PRIDE〜麻帆良祭り〜では誰が優勝するかのトトカルチョが行われている。もちろん小太郎は一番人気だったのだが、無名の、

しかも人気も下から数えて何番目という鼎が小太郎に勝ったということは大番狂わせもいいところである。

そんなこともあって、この放送を見ている人は衝撃を受けているのである。

「とりあえず・・・・鼎の一点張りで買っててよかったですね・・・。」

 さよも和美もちゃっかりと買っていた。鼎の一点張りで。







 舞台は再び麻帆良森林公園。だんだんと参加者の数が減っていき、そろそろ残っているのは指折りの猛者たちだけ。

その中に恭也も含まれていた。

「まだ残っているか・・・。かれこれ始まってから2時間はたつな・・・・。」

 恭也はあたりに気を配りながらそうつぶやいた。恭也のいうとおり、すでに予選が始まってから2時間近くが経過している。

恭也はこれまでに40人近くを倒していて、おそらく参加者の中でもダントツの数だろう。数も減ってきているために残っているのは猛者のみ。

恭也は当然のこと常に気を抜いてはいないが、ここのところは今まで以上に気を張っている。

(だが、減れば減るほど遭遇率も悪くなるわけだし、余計時間がかかりそうだがな・・・・。)

 恭也がそう思ったそのとき、その張り詰めた気が何かを感じ取った。人の気配だ。しかも、かなりの実力者の。

恭也は落ち葉もあるというのに、全く音を立てず、その気配のすべてを消して気配の先からは死角になる木に身を隠した。

(なるほど・・・。不意打ちも期待できない・・・・か・・・・・。なら・・・・・。)

 恭也は気配からそう感じ取ると木に一度手を当ててそのまま身をかがめるとまるで豹のように近づいてきた気配に駆け寄った。

気配の主はその一瞬の出来事にも見事に反応し、恭也の放つ小太刀を刀の腹を裏拳でいなし、ためらいもなく恭也のわき腹にけりを放つ。

しかし、恭也もその程度の攻撃でどうこうなるようなものではない。まるで想定の範囲内といわんばかりに紙一重で交わすと

もう一方の小太刀でその顔を狙う。さすがにそうくるとは思わなかったのか、気配の主はカウンターをあきらめ飛びのいて恭也と間合いを取った。

恭也もそれ以上は深く追わず、一度その気配の主と向き合った。

「強いね。その強さ、君の想いを如実にあらわしてる。」

 気配の主、タカミチ・T・高畑が恭也に対して、その強さをそのように評した。恭也はしかし、タカミチには話しかけず、再び身をかがめた。

タカミチもそれに答えるように構える。二人に会話は必要なかった。拳と刀を交えること。二人にとってはそれがこの場での会話である。

しばしの静寂の後、恭也が動いた。しかし、その体捌き、常人では目で追うのが精一杯である。それでもタカミチは特別あわてることなく反応し、

蹴りを放つ。それに対し恭也は、まるで始めからわかっていたかのように体を捻り、蹴りをかわしながら、遠心力たっぷりの小太刀を放った。

タカミチは防御できないとふんでバックステップで距離を開ける。しかし、地面につこうとしたタカミチの左足が何かに引っ張られた。

鋼糸だ。身を捻りながらの一撃の間に小太刀を放ったのとは逆の手で鋼糸をタカミチの左足に絡めていたのだ。

恭也はここぞとばかりに、いや、当然のことだというように体制を崩したタカミチに小太刀を振り下ろす。体制を崩している手前、

打ち合ったところで勝てるわけがない。タカミチは素直に腕を犠牲に迫り来る小太刀を防いだ。特殊素材とはいえ恭也の場合、

『徹』を併用しているわけだから、それであっても十分な威力がある。しかし、タカミチは少し顔を歪めながらも、地面に倒れこんですぐ地を転がって

もう一本の小太刀での突きをよける。そしてそのまま立ち上がるとタカミチの方を向こうとしている恭也に蹴りを放った。

しかし、その蹴りすらも何かで引っ張られているかのような感覚にとらわれはなつことができない。それも鋼糸だ。

一体、どれほどの量の鋼糸がどのようにこの空間に張り巡らされているのだろうか。それはすべての鋼糸のつながる先、

恭也のみが知るところである。タカミチはその縦横無尽に張り巡らされていた鋼糸に動きを完全に封じ込められた。

今いる場所から動くことがまったくできない。恭也はゆっくりとタカミチに近づくとその腰につけたバッジを小太刀で破壊した。

「お手合わせありがとうございました。」

 恭也がそういうとタカミチの体の自由を奪っていた鋼糸がすべてほどかれた。空をきるような鋭い音とともに掲げた左手にそのすべてが収められていく。

「いやいや。本当に強いね。ここまで何もできなかったのは久しぶりだ。」

 タカミチは嘆息して言った。タカミチも前回、ベスト4に入ったほどの実力者。そのタカミチを相手に恭也は全く動じることなく、

そのバッジを破壊して見せたのだ。もともと御神流は殺人剣であるために、このように特定のものだけを壊すとなると非常に厄介だ。

その技すべてが命を奪うのに十二分な威力を秘めているため、下手に放つことができない。そういう規制があるにもかかわらず、

タカミチのバッジを砕いたのはさすがといえよう。

「そんなことありません。少なくとも、今日戦った中で高畑先生は一番強かったですよ。」

 恭也はそういって頭を下げるとそのまま深い森の中に再び姿を消していった。

「小太刀二刀御神流・・・・・・か・・・・。まさか、使い手が未だにいたとはね・・・・。」

 タカミチはそういって空を見上げた。空はすでに日が落ち、夜の帳が垂れ込めようとしている。

それはまるでこの戦いの幕引きが近づいていることを暗示しているかのように。





「タカミチ先生が脱落!!!本日二度目の、いや、正確には本日始めての大番狂わせだ!!!!」

 恭也とタカミチの戦いの様子を中継していた実況者が声を荒げた。どうやら鼎と小太郎の件は大番狂わせの中には入ってないようだ。

その様子をテレビで見ていたエヴァは、

「何を慌てているんだか・・・・。この程度のこと、恭也の実力からしてみれば当然だというのに。」

 と、声を荒げた実況にあきれていた。

「恭也の実力を知っているのはごく一部の生徒だけです。驚いても仕方ないのでは・・・?」

 そんなエヴァに茶々丸が言った。エヴァはそれもそうだなと茶々丸の言葉に頷いた。

「ふむ・・・・今日テレビに映った中では鳳が一番手ごわそうだな。いや、ことと次第によっては・・・というところだろう。茶々丸はどう思う?」

 エヴァは今までの経緯を見ての感想を茶々丸に聞いた。

「私もそう思います。おそらく、鳳君の実力は恭也に迫るものがあるかと。」

 茶々丸もやはり鼎の力に警戒しているようだ。二人にそこまで言わせる鼎の実力はやはり底知れない。





「ふあ・・・・今何時だよ・・・」

 一人暗くなった森を徘徊していた鼎が空を見上げていった。もう日が落ちて結構な時間がたつ。森も明かりが一切ないわけだから、

ともすれば、遭難してしまうかもしれない。と、そのとき、森が突然に明るくなった。いたるところに設置されたカメラに電球が設置されてたのだろう。

と、同時にどこかに設置されたスピーカーから大音声が流れた。

「たった今、本戦に出場する16人が決定しました!!今現在脱落していない選手は誘導灯に従って森を抜けて本会場に足を運んでください!!!」

 どうやら本戦出場者が決定したようだ。言われて見れば森についた灯り、一本の道になっている。

おそらくこれに沿っていけばこの森を抜けることができよう。

「んじゃ、正々堂々、真正面から不意打って凱旋しますかね。」

 鼎はそういうと威風堂々と・・・とはいかず、どういう風に本会場に現れるのが一番かっこいいかと思案しながら本会上への道を歩き始めた。





「さあ、遂に決定しました、PRIDE〜麻帆良祭り〜本戦への出場者!!ここからは本戦会場となる図書館島の浮かぶ

麻帆良湖特別スタジオから中継していきます!!」

 PRIDE〜麻帆良祭り〜の司会、華山ななが興奮冷めやらぬ口調でそう告げる。特設スタジオは麻帆良湖の上に臨時で作られたものだ。

試合用のリングは湖の上に浮かんでおり、それを取り囲むように約5万人が収容可能な観客席が作られている。

観客席とリングをつなぐのは選手が入場するための道が一本。まさしく、最強を決めるにふさわしいリングだ。

そして、その観客席は本戦でもないのに、すでに観客でいっぱいになっていた。

「ちょ・・・ちょっと・・・まだ本戦じゃないのに、何でこんなに多いのよ・・・・。」

 会場を埋め尽くしている観客の中にさよ、和美、エヴァ、茶々丸の姿があった。自分たちの彼氏が残っているということもあり、

急いで足を運んだのだが時すでに遅し。すでに観客席は完全に埋め尽くされていたのだ。

「それだけこの大会が注目されているということだ。」

 エヴァはそういうと茶々丸と二人で会場に入っていく。さよがもう席がないんじゃないですかと尋ねたが、

どうやらVIP席があって、そこをとっているそうだ。

「まあ、そこなら席もいくばくかは空いているだろう。お前たちも見たいならついてくるといい。」

 その言葉に二人は甘えることにしてエヴァの後に続いた。そして四人がVIP席について暫くして、

森から出てきた選ばれし16人が会場に到着したことが伝えられた。

「PRIDE〜麻帆良祭り〜本戦に出場が決まった選ばれし16人の入場です!!!」

 その言葉と同時に会場にPRIDEのテーマが流れ始める。

「それでは選ばれし16人をこのリングの上に招聘したいと思います!!!まずは一人目!!」

 その声とともに一人の女性がリングへの花道を進み始める。

「やはり今年も残ったか!!褐色の肌に秘められた想像を絶する格闘能力と一切の加減のないその兵士のような戦闘スタイル!!!

そして前回大会ベスト8!!龍宮“ザ・コマンドー”真名!!!!!」

 司会の前口上とともに出場者の一人目、真名がリングに姿を現した。と、同時に割れんばかりの歓声が沸き起こる。

「続いて二人目!!!その力はまさに野獣!!!その戦いぶりはまさに野生!!!持ち前の剛腕で今回も予選突破!!!

本条“ザ・ダブルファング”彰浩!!!!」

 二人目の出場者がリングに上る。やはり沸き起こる大歓声。

「そして三人目!!!冴え渡る刀の妙技!!!その長い刀を自在に操る身体能力!!!その姿は一騎当千の戦国武将!!!

前会大会ベスト4!!!桜咲“ミス・ラストサムライ”刹那!!!」

 三人目の出場者、刹那がそのリングに上る。会場のボルテージはすでにMAX。割れんばかりの歓声が続いている。

「まだまだ四人目!!!小さい体躯から想像できない力と技!!!天賦の才とはまさにこのこと!!猛者を求めてリングに上がる!!

前回ファイナリスト!!!村上“ザ・ワーウルフ”小太郎!!!」

 四人目、小太郎がリングに上がった。鼎にやられはしたものの、バッジが無事だったために本戦に出場。

奇しくもリベンジの舞台がすぐにやってきた。

「五人目!!!今を生きる甲賀忍者!!!その身体能力はまさしく忍!!!数多の忍具を使いこなす前回ベスト4の強者!!!

長瀬“ザ・ニンジャマスター”楓!!!」

 五人目、実力は折り紙つきの楓がリングに上がる。

「六人目!!!史上最強を豪語する少林寺拳法の達人!!!その軽やかな身のこなしはまさしく蝶のように舞い、蜂のように刺す!!!

今大会も予選突破!!!蜩“ザ・モンク”秀樹!!!」

 六人目、少林寺拳法より蜩秀樹。

「七人目!!!中国武術研究会部長にして中国古武術の達人!!!格闘センスはトップクラスにして華奢な体からは想像のできない剛力!!!

前回大会ベスト8!!!古“ザ・クンフーファイター”菲!!!」

 七人目、前回ベスト8の古菲。

「やっと半分、八人目!!!その実力はストリートファイターの中でもはや伝説!!!あらぶる魂を全身で表現するバトル・モンスター!!!

今大会も予選を難なく通過!!柊“ザ・ケンカファイター”村雨!!!」

 八人目、我流の柊村雨。

「九人目!!!日本の誇る大相撲!!!その体躯からは想像のつかない俊敏さと体躯以上の破壊力を秘めたぶちかまし!!!

前回は予選落ちだったものの、今回は技に磨きをかけて遂に本戦出場!!甍木“ミスター・ヨコヅナ”雄一郎!!!」

 九人目、大相撲より甍木雄一郎。

「十人目!!!扱う得物は自分の身長を遙にしのぐ大剣!!!しかし、その大きさを気にかけないすばやい攻撃!!

前回は予選を突破できなかったものの、今大会では注目株の一人にまでのし上がった!!!白鳥“ザ・ナイト”健一郎!!!」

 十人目、大剣使い白鳥健一郎。

「十一人目!!!最強のレディースの総長にして柊村雨とストリートファイターの中では最強と称されるその力!!!

また、空手界でもその名を知らないものはいない空手家!!!今大会で遂に予選を突破!!!翠葉“ミス・ジェノサイダー”冥」

 十一人目、レディース総長、翠葉冥。

「そろそろ終盤の十二人目!!!ブルース・リーにあこがれて始めたジークンドー!!!しかし、その力は今やブルース・リーを凌ぐとも!!!

獲物はヌンチャク!!!奇声とともに龍が舞う!!!大林“ミス・ジークンドー”裕美!!!」

 十二人目、ジークンドーより大林裕美。

「十三人目!!!綺羅星のごとく現れた二刀流の剣豪!!!華奢な体からは想像のつかない力と飛針、

鋼糸を駆使して戦う姿はまさしく戦士!!!二本の刀は彼女の意のまま!!!高町“ミス・ソードダンサー”美由希!!!」

 十三人目、小太刀二刀御神流より高町美由希。危なげない戦いで本戦の出場を決めた。

「十四人目!!!その力はまさに圧巻!!!高町美由希の義兄にしてその実力は彼女以上か!!!高畑先生を終始圧倒し、

倒した力は今大会でも屈指!!!その強さはまさしくギリシア神話のヘラクレス!!!高町“ミスター・ソードダンサー”恭也!!!」

 十四人目、タカミチを圧倒し、参加者の中でも最多の人数を撃破した小太刀二刀御神流、高町恭也。その実力はすでに周知のものに。

「十五人目!!!まさかまさかの大躍進!!!前回ファイナリストに勝っておきながらもバッジを破壊しなかったのは余裕の表れか!!!

運動音痴と有名だったがそれは昨日までの話!!!その力たるやおそらくトップクラス!!!狂気の嗤みが不気味に映える!!!

鳳“ザ・デストロイヤー”鼎!!!」

 十五人目、小太郎を倒しながらも止めを刺さなかった鳳流棒術、鳳鼎。その強さに誰もが驚愕した。

「そして最後の16人目!!!現、麻帆良最強の称号は伊達じゃない!!!初参加からすべてベスト4以上の実績を残し、

前回大会では小太郎選手を破って麻帆良最強の称号を手に!!!最強の子供とはまさに彼のこと!!

ネギ“チャイルド・ティーチャー”スプリングフィールド!!!」

 16人目、現麻帆良最強の称号を持つネギ・スプリングフィールド。その強さは誰もが認めている。





 こうしてPRIDE〜麻帆良祭り〜に参戦する16人が一同に終結した。互いに戦わないまま終わることもあるだろう。

しかし、戦うべき相手とは必ず戦わなければならない。それがPRIDEの掟。いや、PRIDEでの絶対。

そしてその中で戦うべき相手と運命的に戦い、勝ち抜き、最後までたっていられたものが最強たるにふさわしい。

PRIDE〜麻帆良祭り〜本戦まで後、三日。遂に、いや、すでに戦いの幕は開かれていた。









あとがき



おおう・・・

(フィーネ)なによ、のっけから暗いわね。

School Daysがぁ・・・・。

(フィーラ)School Daysがどうかしたの?

欝だ・・・激しく欝だ・・・・君望以上に欝だ・・・・。

(フィーリア)うわぁ・・・・重症だぁ・・・・。

イヤだ・・・イヤだ・・・・。

(フィーネ)まあ、最初のエンドでのど掻っ切られるわ、リベンジ含めての二回目のエンドで飛び降りられたら欝にもなるか。

・・・・・・・・・・。

(フィーラ)だめじゃない、フィーネ。フラッシュバックしてまた使い物にならなくなったわよ。

・・・・・・・・・・。

(フィーリア)『へんじがない ただのしかばねのようだ』だね。

・・・・・・・・・・。

(フィーネ)仕方ない。代わりに次回予告は私がするわ。次回ネギまちっく・ハート第十一符『前夜祭とそれぞれの夜』!!!

(フィーラ)遂に始まる麻帆良祭。PRIDE〜麻帆良祭り〜まで遂に24時間を切る!!!

(フィーリア)花火の彩る夜空に戦士たちは何を思うのか!?

(フィーネ&フィーラ&フィーリア)乞うご期待!!!!




遂に最強の十六人が出揃った!
美姫 「果たして、誰と誰がぶつかり合い…」
誰が姿を消していくのか。
美姫 「次回も非常に楽しみね」
うんうん。次回も楽しみにしてますね。
美姫 「それじゃ〜」
ではでは。



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