『ネギまちっく・ハート〜season of lovers〜』





「ちょ・・・・・恭ちゃん、どういうこと!?」

 選手控え室で鼎と小太郎の試合を見ていた美由希が隣の恭也に驚きを隠せない様子で聞いた。恭也も何がなんだかわからない状態だ。

御神の剣を振るえるのは恭也と隣にいる美由希、美沙斗だけのはず。モニターでは小太郎が一方的に、いや、その言葉も似つかないが、

それ以上の表現の仕様がないほど、一方的にやられている。その剣閃は、見紛うはずもない、御神の剣閃のそれだった。

しかし、いったい鼎はなぜ御神の剣を振るうことができるのか。母親が不破であるといってしまえばそれだけだが、

御神の剣を振るうことができるのはいまや恭也、美由希、美沙斗の三人だけである。恭也自身教えたこともないし、

美由希が教えたとも考えにくい。美沙斗が教えたとも考えられない。そして、蓬莱人形という通り名。恭也のひざを砕いたそれと同じ名前。

「美沙斗さん、心当たりは?」

 とりあえず、鼎がなぜ御神の剣を振るえるのかを確かめるため、御神出身の美沙斗に聞いた。美沙斗は暫く考え込んでその問いに答えた。

「一人・・・・。心当たりがある・・・・。」

 そういった美沙斗の顔は曇っていた。恭也たちは黙って美沙斗が話し始めるのを待った。

「昔・・・・。私が十歳のころだ。私の幼馴染で私を凌ぐ剣士がいた。名を不破御鐘。だが、十歳のころ・・・・私のせいで死んだ・・・・・。

いや、私が殺したと言っていい・・・・。」

 美沙斗はうつむいたまま話を続けた。

「十歳のころ、私と御鐘は一緒に川で遊んでいた。上流にダムがあったのを、当時の私たちは知らなかった。

・・・・・・そのまま遊び続け・・・・知らない間に放流された水が私たちを襲った。私は・・・・御鐘に助けられた。

御鐘から借りていた鋼糸で・・・・・。御鐘は・・・・。」

 美沙斗は言葉に詰まってそのまま黙り込んだ。その先は想像するに難くない。

「鳳伊久美に助けられて、不破蓬莱として第二の人生を歩み始めましたとさ。めでたし、めでたし。」

 突然、そんな言葉が三人の後ろから届いた。三人は驚いて一斉に振り返る。全く気配を感じなかった。気配を消しているとか、

そういうレベルではない。完全にこの場に溶け込んでいるのだ。気配も何もあったものではなかった。

「ちゃお♪美沙斗。かれこれ20年ぶりぐらいかな。」

 振り返った三人を見て、美沙斗だけに髪が地に着きそうなほどに長い女性がそう言った。その姿をみせて美沙斗が目を見開く。

「・・・・・・御・・・・・鐘・・・・・?」

 美沙斗が驚きを隠しきれない震えた声で御鐘を見上げる。

「なになに?そんな幽霊でも見るような顔しちゃって。私があの程度で死ぬわけないじゃない。まがいなりにも十歳で御神を皆伝した天才剣士だよ?

最近じゃ、とあるところの軍の一個師団だって相手にしてるんだから。元気にもうひとつ輪をかけて元気よ♪」

 御鐘は始終明るいまま、美沙斗に言ってのける。美沙斗は幼馴染との期せぬ、そして二度とないと思っていた再会に涙した。

「おとと・・・・。びっくりびっくり。」

 御鐘は美沙斗を抱きとめたまま、モニターに移る自分の息子を見た。みたといっても、モニターでは残像しか移っていないが。

「がんばってるねぇ、鼎。」

 御鐘は笑いながら軽い口調でそういった。

「ん?君は美沙斗の息子さん?」

 今まで気がついていなかったのか、御鐘は恭也に向かってそういった。恭也は不破士郎の息子ですと答える。

「ふぇ?士郎君の?ふーん。器量よし、見た目よし、腕もよし。決勝で鼎と当たるのは君だね♪」

 御鐘は恭也を少しみてそういった。

「ってことは、そっちの女の子が美沙斗の娘さん?」

 御鐘の言葉に美由希がそうですと答える。

「器量よし、見た目よし、腕は・・・まだまだかな。鼎とは準決勝であたりそうだね。」

 御鐘は恭也と同じように美由希を少しみてそういった。一瞬で剣の腕まで見抜くのは、さすがといっていいだろう。

「御鐘、生きてたんだ。」

 美沙斗が顔を上げて御鐘に言った。御鐘は死ぬわけないじゃないと明るく返すだけだ。

「しっかし、もったいないねぇ、鼎。あれだけの腕があればまだまだ『蓬莱人形』としてやってけるのに。」

 御鐘は心底残念そうな口調でモニターに移る鼎を見て言った。

「やっぱり、鼎が蓬莱人形なんですか?」

 恭也が御鐘に聞く。鼎が、自分の膝を砕いた蓬莱人形であるのかと。

「あのころの鼎とやったことあるの?うっわー・・・、よく生還できたね・・・。

はっきり言って、当時の鼎を相手にして生きたまま負けることができるの私ぐらいだと思ってたんだけどねー。

ま、その問いに関してはその通りだよ。恭也君がやりあったのは間違いなく鼎だね。しっかし、ほんとによく生還できたねぇ・・・・。」

 御鐘は鼎と遣り合って生還した恭也に心底驚いた口調で答えた。

「そうですか・・・。」

 恭也はつぶやいてモニターを見た。そこに移ってるのは立っているのがやっとの小太郎だけ。鼎はまともに移っていない。

残像がかすかに見えるだけだ。つまり、開始から常時神速状態ということだ。桁外れにもほどがある。

「『蓬莱人形』の所以は私の名前だけじゃないよ。蓬莱の玉の話って知ってるよね?かぐや姫の。かぐや姫は結婚しないために、

この世にはない、ま、存在しないものをもってこいって言ったもののひとつ。鼎の『蓬莱人形』もそれに所以してるのよ。

この世に存在しないもの。つまり、規格外ってこと。」

 そんな恭也をみて御鐘が笑顔で言った。蓬莱人形とは、つまり、人間の許容範囲を超えている、人知外の存在という意味をこめられているのだ。

それが鼎。

「でも、見た範囲、今の鼎、あのときよりも一段と強くなってるわ。さすが、鼎。方向性を持った暴力ってすさまじいわねぇ。」

 御鐘は感心してモニターのかすかに映る鼎を見て言った。

「さて。恭也君はどんな信念の元に、どんな想いの元にその刀を振るうのかな?士郎君の子供だから、大抵のことはわかる。

でも、今の状況じゃあ、その想いの元に剣は振れないんじゃない?自分が何のために剣を振るうのか。想いを問われるときだよ。

今の鼎を見たところ、君の想いじゃあ、はっきり言って、5分と持たない。断言できる。鼎に勝ちたいなら、少し自分を見つめなおしたらどうかな。

たとえば、相手のためじゃなくて、自分のために剣を振るう・・・・とかね。」

 御鐘は始終笑顔のまま言ったが、それに反して恭也は真剣な顔になって考え始めた。想いが問われるのはある程度予想の範囲内だった。

しかし、この状況下、その問いに対する答えが全く見えてこない。一回戦で刹那と戦って、果たして答えが出るのだろうか。

モニターの鼎を見る以上、決勝までにその答えが出ていなければ、まず間違いなく勝ち目はないだろう。

最悪、瞬殺もいいところかもしれない。鼎をそこまでさせる想いとは何なのか。そして、問われた想いの答えとは何なのか。

それは、大切なものを守るためという想いとは違った、しかし、それでいて大切なもののための想い。それを見つけること。

恭也の戦いはすでに始まっていた。







「鼎が・・・・殺し屋・・・・?」

 小太郎の言葉に対する鼎の肯定の言葉と、それに対する補足といっていい説明と、目の前で繰り広げられる一方的な、虐待とも言っていい凄惨な光景。

想像していた以上の事実に、さよは己が目を、耳を疑った。しかし、同時に、鼎がプロポーズをしたときに言った言葉の意味がはっきりとわかった。

これを始めから知っていたら、今のような関係にはならなかったかもしれない。嫌われるかもしれない。打ち明けるにも打ち明けられない過去。

それを恐れ続けていた鼎。それでも、もし嫌われても、受け入れてくれることを一途に信じ、すべてをさらけ出す覚悟をしていたことを。

和美もその鼎の告白に衝撃を受けていた。そして、うっすらながら、さよが思ったことと同じことを思っていた。

しかし、それでも、和美は目を背けようとした。

「朝倉。お前の覚悟はその程度か?その程度で鳳を受け入れるつもりでいたのか?ならばもはやお前に鳳は受け入れられん。」

 そんな和美にリングをまっすぐに見つめたまま、エヴァが言った。

「相坂を見ろ。なぜ目を背けない。朝倉、お前もわかっているのだろう。鼎がどんな想いで今、あそこにたっているのか。

受け入れる覚悟があるなら目を背けるな。今あいつが見せているのは決して他人には見せたくない部分だ。今のあいつの姿は誰でもない。

お前たち二人に向けられた姿だ。こんな俺を受け入れられるのかというな。」

 エヴァは続ける。和美はエヴァのほうを一度見ると再びリングを見る。気を失っても強制的に急所を打ち、再び意識を戻してなお攻撃を続ける鼎を、

顔を狂気の嗤みに歪めている鼎を見つめた。涙を、堪えて。

「さて。ここで少し、私のほうからも注釈を加えておこうか。」

 突然だった。突然、四人の背後からそんな言葉が聞こえた。気配がなかった。いや、その場に溶け込んでいたといってもいい。

四人はいっせいにその声のほうを向いた。

「きさま・・・何者だ?」

 エヴァがにらみを利かせて異様に背の高い男に問う。茶々丸も無表情ではあるが、臨戦体勢だ。

「おやおや。これはこれは。真祖の姫君(ハイデイライト・ウォーカー)、闇の福音(ダーク・エヴァンジェル)ではありませんか。

いや、吸血鬼の始祖(ビギニング・オブ・ヴァンパイア)とい言ったほうがいいでしょうか。」

 その男の言葉にエヴァが驚いた。前者二つはエヴァの通り名ではあるが最後のひとつの名前を知っているのは世界広しといえども数人しかいない。

「自己紹介が遅れましたね。私は鳳伊久美。今、リング上で暴れている、鳳鼎の父です。」

 そういって鼎の父、伊久美は帽子を取ってお辞儀をした。

「あなたが・・・・。」

 さよが伊久美の顔を見て言った。しかし、言葉が続かない。続けられない。

「さて、よろしければ、少しご清聴を承りたいのですが、よろしいでしょうか。」

 伊久美の言葉に返事はなかった。よろしいようなので少し、鼎の説明に補足をと話し始めた。

「鼎が殺し屋だったのは事実。私が彼を手足のように殺しに使ってきたのも事実です。まあ、これは私も、祖父に散々使われましたが。

さて、ここでは鳳の家について説明しましょう。鳳は歴史を紐解けば平安時代からある殺し屋の家系。いかにして殺すかを常に追求し、

殺しということに血道をあげてきた家系です。鼎も、その一人にして史上最強の殺し屋でした。殺してきた人数は数知れず。

といったところでしょう。」

 伊久美の言葉を四人は、特にさよと和美は聞き入っている。

「言いたいことはわかります。なぜ、鼎をそんな風に育てたのか。といいたいでしょう。

ですが、それについてはそれが鳳という家の決まりごとだとしか答えられません。しかし、彼は2年半ほど前に、それを拒んだ。

殺すことを拒んだ。言ってみれば、そのときからすでに方向性は持っていたのかもしれませんね。

いえ・・・・大切なものを見つけたといったほうがいいでしょう。彼も、人間ですから。」

 伊久美はそこまで言うと再び帽子をかぶった。

「意味がわからなかったかもしれませんが、最後にひとつ。鼎も人間です。どうか、よろしくお願いします。」

 伊久美はそういってドアの前に立った。

「あと、私がここに来たことはいわないでください。彼は、私のことを何よりも、誰よりも憎んでいます。恨んでいます。嫌っています。

まあ、親としてやったことといえば殺しの技術を教えることだけ。当然ですね。」

 伊久美は言うことだけいってそのまま四人の前から姿を消した。図らずとも知った鼎の家の事情。家の運命に流された、

方向性を持たなかった鼎。しかし、いま、鼎は方向性を持った。さよのため、和美のため、三人の未来のために、そのすべてをさらけ出した。

鼎も人間。当然、善悪の葛藤もあったのだろう、自分という存在に嫌気がさしたこともあるだろう、

流されるだけの人生に疑問を感じたこともあっただろう。誰にも話すことができず、一人で過去の事を悔いたこともあるだろう。

そこから導き出された答えはひとつ。さよも和美もまっすぐとリングを見る。鼎は鼎だ。これから先、どんなことがあっても支えていこう。

過去のことも、一緒に背負っていこう。楽しいときは一緒に楽しんで、悲しいときは一緒に悲しもう。鼎のすべてを、受け入れよう。

二人は心にそう刻み込んだ。

(ふっ・・・・案じるまでもなかったか。鳳。いい彼女をもったな。さて・・・・恭也は、あれに一体どう挑むか・・・・。

否、あの想いに打ち勝つそれを見出せるかどうか・・・・だな・・・・。)

 エヴァは二人を一瞥してリングに目を向ける。その目はすでに、恭也と刹那の戦いを見ているようでもあった。





 突然、といっていい。言葉が終わった刹那、鉈が小太郎の眼前に合った。のどを狙った一撃。小太郎はよけるので手一杯だった。

いや、よけられたということだけでも奇跡的だといえる。しかし、二撃目は避けられなかった。二撃目は膝だった。

小太郎は効いていないのか、すぐに鼎のほうを向こうとした。しかし、鼎の姿が、あるべきところにない。いるべきところにいない。

その一瞬で十分だった。鼎の鉈が小太郎の腹を捕らえた。鼎はその一撃を皮切りに次々と小太郎に鉈を振り下ろす。

右肩、左わき腹、右足、左腕、右胴、側頭部。そして顔面蹴り、膝蹴り、肘撃、回し蹴り。

この鉈が本物だったなら、小太郎の体はすでにばらばらになっているだろう。それでも鼎は攻めの手を休めない。

その猛攻は5分ほど、いや、五分も続いた。その間、鼎の姿は、小太郎にも、観客にも、モニターにも映らなかった。

じかに見えたのはエヴァ、茶々丸ぐらいなものだろう。そして、一連の猛攻は鼎の胴回し蹴りで幕を下ろす。

しかし、小太郎は倒れていない。胴回し蹴りで蹴り飛ばされたものの、すぐに立ち上がる。

「さすが、しぶといね。」

 鼎は感心したように小太郎に向けていった。小太郎は答えない。答える余裕がない。小太郎は答えることなく、鼎に飛び掛る。

次いで小太郎の猛攻。しかし、どの一撃も鼎を捉えない。ことごとくかわされ、いなされ、防がれた。

「うん。すばらしい。でも、まだまだ、だね。」

 鼎は小太郎の右正拳をかいくぐり、掌底で軽く間を空ける。軽くといっても、その掌底の威力は桁違いだ。

そして、身をかがめたまま体を捻り、左の鉈で小太郎の右わき腹を一撃する。そのまま体を捻りながら右の鉈で背中を一撃。

そして再び左の鉈で左わき腹を一撃。最後に体を捻りながら右の鉈で胸板を一撃。自ら円を描くという、軌道こそは違え、

それは間違いなく、小太刀二刀御神流、奥義の六、薙旋だ。小太郎は豪快に弾き飛ばされてリングに叩きつけられた。

「おやおや。その程度?もっと骨があると思ったんだけど、見込み違いだったかな。」

 鼎は残念だといわんばかりに小太郎に言い放った。しかし、小太郎は立ち上がった。いや、立つのが精一杯だ。

鼎に向かう力は残っていない。何かを言う力も残っていない。

「終わらせよう。次がつかえている様だからね。」

 鼎は再び姿を消す。その刹那、小太郎ははるか高く打ち上げられた。そのまま落下。落下というよりも墜落。

一瞬の静寂のあと、会場は大歓声に包まれた。圧勝。ふたを開けてみれば前回ファイナリストに一撃ももらうことなく鼎が勝ったのだから。

大番狂わせだ。

「小太刀二刀御神流不破・・・・といっても、我流奥義、鬼神楽。ま、これくらって立っていられるやつはいないだろうね。」

 鼎の勝利宣言。その言葉に会場の歓声がいっそう大きなものになった。

「か・・・・完勝!!!鼎選手、小太郎選手を全く寄せ付けない戦いで、難なく一回戦突破ー!!!」

 アナウンサーの声の響く中、鼎は再びマントで体を隠し、フードを被って小太郎を残したまま、大声援の中、リングを後にした。

その強さは観客にも、残りの選手たちにも焼き付けられた。最強といってもいいかもしれないその強さに、恭也はいかにして立ち向かうのだろうか。

恭也自身、答えはわかっているが、それを見つけられていない。そして迫る恭也の試合。恭也は答えを見つけることができるのだろうか。

恭也の戦いが、始まる。









あとがき


ということで、鼎の家のことやら、両親やら、御神の剣とのつながりが出てきました十三符です。

(フィーネ)鼎強すぎ。

言ってくれるな。でも、そう見るって言うことはお前の功夫が足りないってことだ。

(フィーラ)そうなの?

そりゃ、一見すれば小太郎相手にまさしく何もさせずに勝ったんだ。強そうに見えて当たり前だ。

(フィーリア)じゃあ、実際は強くないの?

いんや。強いよ。長い鳳家の歴史の中でも最強なんだから。

(フィーネ)じゃあ、恭也じゃ相手にならないんじゃ?

さてさてどうかな?恭也は今のところ、閃こそ撃てないけど、強さは折り紙つきだ。

(フィーラ)なるほど。差はそこのとこか。

そういうこと。ま、そこんとこが二人の唯一にして絶対的な差なんだけど。

(フィーリア)でもさ、何とかなるの?

なるよ。だって恭也だもん。現に、その唯一の差が想いの違いってことに気がついてるじゃない。後は、自分の納得する、答えが出れば

それだけで大化けするよ。

(フィーネ)じゃあ、次回予告をどうぞ。

そうだな。次回、ネギまちっく・ハート第十四符『見えぬ答え』!!!

(フィーラ)恭也の葛藤が目に見える題名ね。

ああ。刹那も相当な使い手だ。迷いのある剣で勝てる相手じゃないからな。

(フィーリア)さて、恭也は答えを見つけることができるのか。

さあね。でも、見つけないと、鼎には勝てないって。ま、とりあえず、悩め、恭也。悩みなくして成長無し!!

(フィーネ&フィーラ&フィーリア)乞うご期待!!!!


鼎の圧倒的な戦闘能力の前に、恭也は己の想いを見詰めなおす。
美姫 「果たして、その答えを見つけることが出来るのか」
いやいやいや、次回も非常に気になるな。
美姫 「うんうん。一体、どんなお話が待っているのかしら」
次回も楽しみにしてます。
美姫 「それでは、まったね〜」



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