『ネギまちっく・ハート〜Love and War〜』






     第三帖『史上最高の暴走(はし)り』



 麻帆良学園の時計塔が朝7時を告げる鐘を鳴らした。それと同時に爆音と歓声が麻帆良学園正門に響き渡る。

『四天王勝負』が幕を開けたのである。

「各車一斉にスタートを切りました!!第十三回『四天王勝負』開幕です!!!」

 スタートと同時に実況・解説のさよと和美が声を上げた。しかし、既に単車の姿を捉えることはできない。

観客全員の視線は大型モニターや中継されているテレビに釘付けだ。すさまじい速度で街中を爆走する単車を追いかけるのは超製の高速小型偵察機。

すさまじい速度で町を疾走するバイクを追いかけるあたりさすがといえる。

「さあ、スタートストレートでトップに立ったのは『ストレートの神風』、長瀬楓のニンジャ!!!

その後ろに『麻帆良のイナヅマ』高町恭也のカミナリマッパ、挑戦者、姫神眞莉慧のケーツー、那波千鶴のハーレーと続きます!!」

 スタートダッシュを決めたのは馬力で勝る楓と直線に優れるカミナリマッパを駆る恭也。

そして挑戦者の眞莉慧と千鶴のハーレーが二位集団を突き放して一位集団を形成した。

そして二位グループには馬力に劣る夏美、まき絵、その他挑戦者達が集団になった。

「やはり前評判に偽りは無かった!!姫神眞莉慧、那波千鶴、トップ集団にのこったぁ!!!」

 会場のボルテージは既に最高潮。悲鳴にも似た歓声がグラウンドを、教室を支配した。命知らずといってもいいようなほどの速度。

ちゃんとしたレースコースならまだしも、ここは市街地。超や聡美が裏で動いたため、車の姿は一切無いといっても、

麻帆良に住む人たちがいなくなったというわけではない。徒歩で出歩く人もいるだろう。そういった人たちが急に出てきても絶対にとまれない速度。

ふつうの単車のりならそんな速度、出せるわけも無い。スクリーンに映し出されているのは、正しく一流レーサーを凌ぐそれだった。

「さぁ、選手はスタートからの1キロの直線を抜け、峠道へと続く市街地コースに入ったー!!!」

 スタートからまだ1分もたっていないが、すべてのバイクは最初の市街地コースに突入した。峠道へと続く市街地コースは山に向かって伸びていて、

その道幅も峠に近づくにつれて狭くなり、最も狭いところでは道幅1,5メートルほどしかない。『四天王勝負』が滅多に行われない理由のひとつ。

それがこの通称『地獄の小路』である。この道幅約1,5メートルのそもそもバイクで走ることすら恐ろしい小道を四天王は100キロ近い速度で駆け抜けるのだ。

そのため、四天王に挑むにはまず越えなければならない大きな壁である。

「さぁ、だんだんと道幅も狭くなってきた市街地コース、それに応じてトップ集団も縦に長くなっていくー!!」

 市街地コースにトップで入ったのはニンジャを駆る楓。道幅の狭くなるここでは順位の変動はほとんど無い。

無理に抜くことなど出来るはずもなく、ここでは離されないことが最重要課題なのだ。トップの楓の後にぴったりとついているのはカミナリマッパの恭也。

時速150キロで楓の後を追走する。峠に出てすぐ、スリップストリームから抜け出し、一気にトップに躍り出ようとしているようだ。

恭也を追うのは市街地コースで順位を上げたフォアことまき絵。最高速度や馬力ではニンジャにもカミナリマッパにも負けるものの、

トルクやカーブ性能では圧倒的に勝っている。眞莉慧のケーツー、千鶴のハーレーを抜き、3位に躍り出た。眞莉慧のケーツーは4位。

しかし、走りにはまだまだ余裕があり、淡々と上位を狙っている。それに離されずぴったりとついているのは千鶴と夏美。

ほかの二人の挑戦者はやはりというか、『地獄の小路』にはいる前にその速度についていけなかったようだ。はやくも姿が見えない。

 そして遂に市街地コース最後の難関、『地獄の小路』にトップ集団が突入した。さすがの四天王もここは速度を落とさざるをえない。

道幅約1,5メートル。ここまで来ると道路ではなく通称どおり正しく小路。そもそもこの道は道路ではなく、路地である。

峠道に進むルートは別にあるのだが、その道を使うとただでさえ長いコース全長がそれ以上に伸びてしまうのだ。そのため、この路地を使うことになった。

当然直線だけでなく、路地なので曲がりくねっている。はっきりいってバイクが通れる道ではない。結果としてコース難易度は桁違いに高くなり、

四天王に挑む最初の難関となったのだが。

 トップを走る楓はバイクの速度を100キロまで落とし、楓にとっての徐行運転でその路地を駆け抜けた。

恭也も100キロまで速度を落とし、楓の後ろにぴったりとついている。それに追随するようにまき絵が恭也のスリップストリームにもぐりこんだ。

とんでもないテクニックを見せ付け、手疾走するトップ集団。眞莉慧は危険だと思ったのか一度速度を落としたため、トップ3人においていかれてしまった。





「やはり経験の差が出たな雪広。この通称『地獄の小路』、はじめて走って恭也と同じ速度が出せるわけが無い。」

 司会席にいたエヴァがあやかを横目にそういった。さすがはエヴァ。つつきどころがよくわかっている。

「それはそうですわ。一度も走ったところが無いところでいきなりスピードを出すのは自殺行為もいいところですもの。」

 あやかは別に頭にきた様子もなくさらりとそういって流した。

「ですが、眞莉慧は違いますわ。たとえいきなりは速度を出せなくてもきちんとスピードを出せますもの。」

 あやかははっきりとそういった。そして、その言葉を待っていたかのように会場がどよめきにも似た歓声を上げた。

それにはエヴァも目を丸くした。そんなことまでするのかと。そんなことまで出来るのかと。

「ええ。出来ますわ。彼は、彼女達は人外もいいところ。人間だというのは彼に、彼女達に失礼ですもの。だからあのくらいは出来ますわ。」

 あやかはそういって衝撃のシーンを驚くまでも無く平常心で静観した。そしてエヴァに言って返す。

「経験の差が出ましたわね、エヴァンジェリンさん。人外としての経験の長さは、高町君よりも眞莉慧のほうが圧倒的に上ですわ。」





 道幅約1,5メートルの正しく小路といっていいコースでそれは起きた。道幅は変わらず、少しストレートが続く道に出たとき、それは起こった。

トップの楓も、恭也も、まき絵も目を疑った。当たり前である。自分達の目の前に、眞莉慧の駆るケーツーがふってきたのだから。

眞莉慧は抜き去ったことを誇るような顔で振り向き、そのままストレートの終わりを告げるカーブを曲がった。何が起きたのか。

恭也たちにはわからなかった。わかるわけが無い。正しく、眞莉慧は恭也たちを抜き去る為、翔んだのだから。そう。

眞莉慧は少し長いストレートまである程度の車間距離をとっておき、追い越せる長さのストレートに出たところで一気に加速。

急激な加速により前輪を浮かせ、絶妙のタイミングで、まるでマウンテンバイクでも操るかのようにケーツーを宙に舞わせた。

急激な加速で200キロ近く出ていたため、恭也たち、先を走る3人を一気に飛び越して着地。

正しく、眞莉慧のような人外だからこそ出来る、荒業である。しかし、だからといって恭也たちを置き去りにしたというわけではない。

着地後は急ブレーキをかけ、一気に減速し、とりあえず首位に立ったというだけだ。しかし、恭也たちへの心理的プレッシャーは計り知れない。

こんな狭いところであんな技をやってのけるのである。これから先にある難所でも何を仕掛けてくるかわからない。

眞莉慧のたった一回の攻めの走りは恭也たちを戦慄させるには十分すぎるものだった。だが、市街地コースもあとわずか。

ここを抜ければ最高速をだせる、逆接最高速を出すと危険な峠道。まだまだ何が起こるかわからない。レースは始まったばかりだ。





「さぁ、市街地コースを抜け四天王勝負専用コースで最も長い峠道に突入しまた!!トップは人間離れした荒業で抜け出した姫神眞莉慧!

二位には長瀬楓、三位高町恭也、四位佐々木まき絵、と続きます!!」

 相坂さよの解説に表われているようにトップ集団は全長20キロのうち12キロを締めるこの四天王勝負最大の目玉である峠道に突入した。

しかし、峠道といってもその実、山道であり、上りと下りの二つに大きく分けられる。両者に共通するのはとにかく急なカーブが多いいこと。

直線も長い分、当然上りであり下りである、カーブの数も自然と多くなる。しかもそのほとんどがヘアピンカーブ。

楓のニンジャや恭也のカミナリマッパにとって直線は正しく最大の力を発揮できるポイント。しかし、発揮しすぎるとカーブで正しくアウトだ。

しかし、峠道の先に待つのは市街地のカーブが連続するテクニカルコース。

恭也は、楓はここで如何に差をつけてまき絵に市街地コースで抜かれないようにするかである。

一方、カーブで有利なのはまき絵の駆るフォアだ。馬力では劣るものの、その旋回性能はニンジャやカミナリマッパの比ではない。

まき絵にとってここは如何に差をつけられないか。如何にその差を市街地で巻き返せるものにするか。それが最重要課題である。

が、この峠道、問題はそれだけではない。それは山特有の問題。高低差である。前半の上りでは上がっていくのがメインであるために、

それほど注意すべきではないものの、コース中盤のストレートがメインとなる所では、全体的な高低差がかなりある。

つまり、全体的に大きくみるとコースが波打っているのだ。つまり、スピードを出しすぎると間違いなく車体が宙に放り出されることになる。

そうなれば車ならまだしも、バイクでは姿勢制御がうまくいかず、着地と同時に転んでしまってもおかしくないのだ。

そのためここは全体的に難易度が高い。一見高速コースに見えて、その実、高速コースであって高速コースではないという、

相反する矛盾をはらんでいる。ここでの走りが結果を左右するといってもいいほどの重要な局面。

それがこの峠道、通称『天国への階段』なのだ。





 『天国への階段』に一番最初に突入したのは眞莉慧。それに続くように恭也と楓、まき絵が『天国への階段』に突入する。

最初はストレートとヘアピンの連続する上り。馬力に勝る眞莉慧と楓が恭也、まき絵に差をつけてトップを形成。

少し遅れて恭也、それからまた少し遅れてまき絵が後を追う。どうやら早くもトップ争いはこの4人に絞られたようだ。

『天国への階段』には行って最初のヘアピンカーブ。楓は十分に減速し、一気に車体を傾けて駆け抜ける。

眞莉慧ははじめて走るコースということもあって必要以上に減速した。しかし、そのため走りなれている恭也に抜き去られてしまう。

また、その後ろから来たまき絵にもカーブで抜き去られた。しかし、そこからすぐにまたストレート。

やはりそこは馬力に勝るケーツーが有利。一気にまき絵を抜き去り恭也に迫る。しかし、すぐに『天国への階段』には行って二つ目のヘアピン差し掛かる。

直線は多いがその分短い。加速性能で補った眞莉慧ではあるが、その速度を十分に生かせない。暴走りなれた恭也はブレーキポイントを熟知している為、

ほぼさっきと同じ軌道でヘアピンカーブに突入した。後ろからは眞莉慧。その眞莉慧はあろうことか軽いブレーキをかけただけで車体を傾けた。

後ろを走っていたまき絵は一目でそれがオーバースピードであるとわかった。

しかし、眞莉慧はアクセルを開けたまま、テールを外に振り出し、一気にヘアピンカーブを突き抜けた。

オーバースピードにもかかわらず、テールを外に振り出すことで軌道を無理やり変化させたのだ。二輪でドリフトすることはほとんど無理といってもいい。

4輪でもヘアピンでドリフトするには勇気がいる。しかし、眞莉慧はそれをあっさりとやってのけた。

はじめて走るコースで、しかもたった二回目のヘアピンカーブで。まき絵はさすがに目を疑った。しかし、呆けている場合ではない。

まき絵もいつものようにヘアピンを最速軌道で駆け抜ける。それでもスピードの差は大きい。ヘアピンを抜けた先では既に眞莉慧は恭也を抜き、

2位になっていた。カーブをオーバースピードで駆け抜け、そこからの最加速で一気に抜き去ったのだろう。まき絵は離されないように再びアクセルを開ける。

差をつけられない為に。そして高速コースでありながら速度を出せない中盤のストレートで勝負する為に。

(全く、なんて暴走りをするやつだ・・・・。)

 ヘアピンを抜けた直後、どう考えても再加速以上のスピードで抜き去られた恭也はその次のヘアピンの眞莉慧の曲がり方を見て素直にそう思った。

当然だ。誰しも目を疑うような曲がり方をしているのだから。あの速度で無理やり曲がるには、まず相当な腕力を必要とするし、

バランス感覚も必要だ。それでいて二輪でドリフトをするという点だけでも、無理な運転も甚だしい。しかし、恭也はまき絵同様あせらなかった。

確かにむちゃくちゃな走りをしているのは事実。しかし、だからといって勝てないというわけではない。

勝負は中盤のストレート。直線だからといって見誤り、速度を出しすぎると体は宙に放り出されてしまう。限界ギリギリの速度。

それを知っている恭也は自信を持っていた。そこで抜くことが出来ると。

 そうこうしているとあっという間に峠の上りは終わり、中盤のストレートに突入する。トップは変わらず楓のニンジャ。

それに続くのは眞莉慧のケーツー、恭也のカミナリマッパ、まき絵のフォア。楓からまき絵までは50メートル以内にひしめき合っており、

いつ、どこで、誰が抜け出してもおかしくない状況である。と、トップの楓が少し速度を落とした。眞莉慧はアップダウンは激しいものの、

直線続きだというのにスピードを落とした理由がわからなかった。結果、スピードを落とさなかった眞莉慧がトップに躍り出る。

スピードを落とした3人はそれを見てやはりと思った。見た目はただのアップダンの激しいストレート。

しかし、それがどういうことを引き起こすか、眞莉慧は知らない。正しく、眞莉慧のスピードはアウトになるほどだった。

そして、実際、オーバースピードで突っ込んだ眞莉慧はケーツーもろとも宙に放り出された。間違いなく着地できない。誰もがそう思った。

仮に着地できても姿勢の制御なんかできるわけが無い。

(やっぱり風を感じられるっていいなぁ・・・・)

 しかし、宙を舞った眞莉慧は着地のことなんか考えていなかった。それどころか目を閉じている。

まるで風を感じているかのように。そして、当然飛び続けられるわけが無い。万有引力の法則にしたがって、眞莉慧は地面に向かって落下した。

事故った。誰もがそう思った。しかし、眞莉慧のケーツーは羽でも生えたかのようにふわっと、着陸した。再び誰もが目を疑った。

間違いなくオーバースピードで突入し、結果、宙に放り出された。しかし、まるでそんなことが無かったかのように眞莉慧のケーツーは走り続けた。

(い、一体なんなのよぉ・・・・?)

 眞莉慧が脱落したと確信していたまき絵はその走りにまたも目を点にした。『地獄の小路』では車体を飛ばして3人抜き。

『天国への階段』の上りではヘアピンを無理やり疾走。そして今回は宙に放り出されたにもかかわらず、綺麗に着地。

どれをとってもまともな走りではない。眞莉慧が人間でないことはまき絵も知っている。だが、人間で無ければこんなことが出来るということは知る由も無い。

(ここまで行くとますますもって化物じみてくるでござるな・・・・。)

 楓は眞莉慧の着地に少なからず驚いたものの、しかし、やってのけたのは眞莉慧。

実際目にすると多少驚くが、それでも眞莉慧ならばそんなことをやっても不思議ではない。

だがしかし、このままでは眞莉慧に離される一方。追いつくにはやるしかない。離されないためにはやるしかない。

楓は勝つために、その速度域に向けて、アクセルを開けた。

(こんな走りも姫神にとっては特別な走りではない・・・・か・・・・。どうやら、やるしかないようだな。)

 恭也は極自然に宙を舞った眞莉慧をみて驚くことも無く、そして、何の躊躇も無くアクセルを開けて速度を上げた。自分では考えもしなかった走りを眞莉慧は見せた。

しかし、眞莉慧に出来たのだ。自分に出来ないわけがない。恭也はそう信じて、そう確信して次の上りに向かう。勝つために。眞莉慧を抜くために。

 その一瞬の気持ちの差。勝負へのこだわり。それがここでも明暗を分けた。速度を上げたのは恭也と楓。しかし、まき絵は上げなかった。

勝負へのこだわりとか、そういったものではない。恭也はいうまでもなく、楓はどちらかといえば眞莉慧のほうに近い存在。

しかし、まき絵はバイクが好き、バイクで走るのが好きだという、極当たり前のライダー。

眞莉慧の走りを見てそれに挑戦しようとなど考えるわけも無い。そもそも、そんなことできるわけないと自分で知っているからだ。

しかし、恭也と楓は違った。眞莉慧が出来たのだ、自分でも出来るはずであるとそう信じたのだ。自分の暴走りに自信があるからとか、

自分の身体能力に自身があるとか、そういった理由からではない。あくなき限界への挑戦。

そして、限界の突破。戦うための技術を研鑚する二人にとってそれは至極当然のこと。ただ、それが方向性は違うとはいえ、

現れたに過ぎない。




                         眞莉慧か、恭也か、楓か。




                      頂点に立てるのは残り3人のうち一人。













あとがき


ということで間がかなり空きましたけど第三帖をおとどけします。

(フィーネ)最近更新速度落ち気味ねぇ。

すまん・・・。まさかゼミがこんなに忙しいものとはおもわなんだ・・・。

(フィーラ)でしょうね。今も次の調査でてんやわんやなんでしょ?

そうだけどそうじゃないな。俺は直接的にかかわってないし。

(フィーリア)なるほどね。だから17日に実家に帰るんだ。

そういうこと。本来なら四天王勝負編を今年中に終わらせるつもりだったんだけど、実家に帰ったら更新の仕様が無いからこれでおしまいかな。

(フィーネ)友達のとこから送ればいいじゃん。

更新だけならそれでもいいんだけど、感想を書き込んでくれた人にきちんと返事がかけないだろ。それは失礼だから。

(フィーリア)だから更新しないのね?

ああ。一人でも書き込んでくれたらきちんと返事をする。これ、人として大事。

(フィーリア)とはいえ、これ送るの木曜の夜じゃない。土曜日に帰るのに、それこそ感想を書き込んでくれてたらどうするの?

とりあえず、できる範囲ギリギリまでは返事を書き込むつもりだ。それをすぎた場合は・・・・ごめんなさい。

(フィーネ)ま、仕方ないわね。それじゃ、次回予告行くわよ♪

(フィーラ)遂に決着四天王勝負!!!最速は一体誰なのか!!! 

(フィーリア)音速を超えたその先にあるものとは一体!!?

(フィーネ&フィーラ&フィーリア)次回、ネギまちっく・ハート第四帖『決着、スピードの向こう側で』!!!乞うご期待♪♪♪



まずは、ごめんなさい。
美姫 「この馬鹿の所為で、アップは金曜日の夜」
益々、難しい状況にしてしまった…。
美姫 「反省しなさい! この馬鹿! 馬鹿!」
うぅぅ。ごめんなさい。
美姫 「と、それはひとまず置いておいて…」
今回でトップ争いが絞られる。
美姫 「果たして、最初にゴールするのは誰かしら」
ワクワク。次回が楽しみだ〜。
美姫 「次回も楽しみにしてますね〜」
ではでは。



美姫 「……で、アンタにはこれから話があるから」
はうぁっ! そ、その鍵はお仕置き部屋の……。
美姫 「クスクス♪」



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